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2025.01.25

開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」第4章 女御御所の襖絵ーー正寝殿と宸殿(第1会場)

開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画―」

会期 2025年1月21日(火) ~ 2025年3月16日(日)

東京国立博物館 平成館 特別展示室

 

第4章 女御御所の襖絵ーー正寝殿と宸殿
大覚寺伽藍の中心となる宸殿(重要文化財)は、元和6年(1620)に後水尾天皇に人内した徳川和子(東福門院)の女御御所の一部が移築されたものと伝えられています。またその北西に位置する正寝殿(重要文化財)は、さらに遡る安土桃山時代の建物です。これらの内部を飾る障壁画(襖絵や障子絵)240面は、一括して重要文化財に指定されています。襖の引手金具には天皇家の象徴である菊と、徳川将軍家の家紋である葵がデザインされており、その由緒をうかがわせます。
襖絵の多くを手掛けたのが、安土桃山~江戸時代を代表する絵師・狩野山楽(1559~1635)と、江戸時代中期に近衛家の絵師となった渡辺始興(1683~1755)です。本章ではこの障壁画群を一挙に紹介し、壮大で華麗な空間を体感いただきます。(展示会場の解説から)

正寝殿の障壁画
重要文化財 野兎図[正寝殿東狭屋の間]渡辺始興筆 板地着色 江戸時代(18世紀) 京都・大覚寺
正寝殿のうち屋内の縁側を飾る腰障子。寺伝によると、卯年うまれで、幼くして大覚寺に入った門跡を慰めるために描かれたという。裏面には四季折々の花鳥の絵が描かれている。(展示会場の解説から)
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芭蕉図・鶴図 渡辺始興筆 板地着色 江戸時代(18世紀)京都・大覚寺
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松に山鳥図[式台玄関松の間]紙本金地着色 江戸時代(17世紀)京都・大覚寺
「式台玄関」と呼ばれる、客人を迎えるための玄関を飾る障壁画12枚のうち中央の2面。老齢の松と、壮年の楓や菊を描いた壁貼付絵。(展示会場の解説から) 
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重要文化財 立木図[正寝殿紅葉の間]紙本金地着色 安土桃山~江戸時代(16~17世紀)京都・大覚寺
槇や譲葉などが描かれた、正寝殿紅葉の間を飾る襖。画面中央寄りに引手後が見えることから、もとは帳台構や小襖の絵であった可能性が高い。その後幾度かの変遷を経て、江戸時代中期の正寝殿改装の際に現在の場所に移されたと考えられる。(展示会場の解説から)
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第4章は撮影可です。(条件あり)スマホで撮った写真をまとめてみました。

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