須田悦弘展
須田悦弘展
会期 2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)
渋谷区立松涛美術館
「哲学の建築家」とも評される白井 晟一(1905~1983)による松涛美術館の室内外に、須田作品がさりげなく置かれています(展示されています)
皆さん、作品配置図と見比べながら鑑賞し、撮影されている方も多くいます。
朴の木を使って草花や雑草を実物大で彫刻した作品は松涛美術館でのインスタレーションで不思議な魅力を発しています。
本展では、初期作品やドローイング、近年取り組んでいる古美術品の欠損部を木彫で補う補作の作品も展示されています。
(画像はクリックで拡大表示になります)
第一会場に入ってすぐ・・・
《バラ》須田悦弘 2024年 木に彩色
初期作品
《スルメ》須田悦弘 1988年 木に彩色
《朴の木》須田悦弘 1992年 ミクストメディア
《雑草(プラチナ)》須田悦弘 2007年 プラチナ
スタンドの足元、ずらした壁?の隙間に作品が・・・
《ドクダミ》須田悦弘 2024年 木に彩色
《木蓮》須田悦弘 2024年 木に彩色
《チューリップ》 須田悦弘 2024年 木に彩色
杉本博司に補作を依頼されて・・・
《春日若宮神鹿像》《五髻文殊菩薩掛仏》 須田悦弘保作:角・榊・蔵・瑞雲
《春日若宮神鹿像》:鎌倉時代(13~14世紀)《五髻文殊菩薩掛仏》:鎌倉時代 角・榊・蔵:平安時代 瑞雲:令和時代
《春日若宮神鹿像》:木彫《五髻文殊菩薩掛仏》:板絵着色 角・榊・蔵・瑞雲:木に彩色、公益財団法人小田原文化財団
須田は2010年に現代美術作家の杉本博司から鎌倉時代のから《春日若宮神鹿像》の補作を持ちかけられた。同じく鎌倉時代の《五髻文殊菩薩》と組み合わせ、榊、鞍、角を作ってほしいという話であった。・・・(キャプションから)
この展覧会は一部の作品を除いて撮影可です。(条件あり)
スマホで撮った写真をまとめてみました。
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