印象に残った展覧会 2024年
コロナ禍を経て、展覧会の様相が微妙に変わったような気がしています。
その変化に着いて、整理しきれていませんが・・・私の思い込みでしょうか?
私が展覧会に出向く回数も減りがちになっています。
その中で、今年印象に残った展覧会を選んでみました。
開館40周年記念 源氏物語 THE TALE OF GENJI ─「源氏文化」の拡がり 絵画、工芸から現代アートまで─
会期 2024年2月24日(土)~2024年3月24日(日)
東京富士美術館
展示内容が充実していましたが、図録も秀逸。
マティス 自由なフォルム
マティス 自由なフォルム Section5 ヴァンスのロザリオ礼拝堂
会期 2024年2月14日(水) ~ 5月27日(月)
国立新美術館
ヴァンスのロザリオ礼拝堂の内部空間の再現が美しく・・印象に残ています。
内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙
会期 2024年6月11日(火)〜8月25日(日
国立西洋美術館
これだけの写本コレクションを観られたのは幸せ。
中村征夫写真展「海中顔面大博覧会」
会期 2024年6月14日(金)~7月4日(木)
フジフイルム スクエア
美しい海中の世界、可愛い?魚たち。
田名網敬一 記憶の冒険
会期 2024年8月 7日(水)~ 2024年11月11日(月)
国立新美術館
時代を象徴する仕事、猛烈な創作意欲に圧倒されました。
日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション展 その1(1章、2章、3章)
日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション展 その2(4章、5章、6章)
会期 2024年8月3日(土)~ 11月10日(日)
東京都現代美術館
高橋コレクションは断片的に何度も拝見してきました。
本展で、コレクションの広範囲で素晴らしさを再認識、日本現代美術総論の趣。
挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」
会期 2024年10月16日(水)~2024年12月8日(日)
東京国立博物館
従来から人気のある”はにわ”の集大成の趣、皆さん撮影に夢中・・
東京国立近代美術館の”ハニワ土偶の近代”も重厚な内容で素晴らしかった。
田中一村 奄美の光 魂の絵画
会期 9月19日(木)~12月1日(日)
東京都美術館
多くの新発見作品も含めた田中一村最大級の回顧展、田中一村のすべてを・・・
没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―
会期 2024年9月18日(水)~11月10日(日)
サントリー美術館
英一蝶というと”雨宿り屏風図”を思い出すのですが・・・
本展で、日本画(英一蝶)を観る楽しさを再発見させてくれました。
須田悦弘展
会期 2024年11月30日(土)~2025年2月2日(日)
渋谷区立松涛美術館
断片的に観てきて、常に気にしている須田悦弘作品、その展示空間として松濤美術館は最適と思いました。
ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ
会期 2024年9月25日(水)~ 2025年1月19日(日)
森美術館
六本木ヒルズの巨大な蜘蛛のアーティスト!国内27年ぶり、待望の大規模個展
ある時代を象徴す彼女の人生を、作品を網羅した展覧会。
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