田名網敬一 記憶の冒険
田名網敬一 記憶の冒険
会期 2024年8月 7日(水)~ 2024年11月11日(月)
国立新美術館
田名網は、自身の作品を編集的絵画と呼びます。
生涯をかけて集めた記憶の断片は、編集されることで新たな物語りになります。
田名網の言葉
「編集ってものを積極的に考えて人生ってものを送っていけばね、結構面白いんですよ人生が」
田名網敬一の創作エネルギーに圧倒される展覧会です。
ーー本展会場の「ごあいさつ」から抜粋ですーー
本展は、現在のマルチなアーティスト像のロールモデルともいうべき田名網の60年以上にわたる創造の軌跡を、「記憶」というテーマのもとに、初公開の最新作を含む膨大な作品を通して辿ります。
田名網の多岐にわたる芸術世界の源には、幼少期に体験した戦争の記憶や生死の境を彷徨った大病の壮絶な経験があります。「人間は自らの記憶を無意識のうちに作り変えながら生きている」という考え方に基づいて、自身の脳内で増幅される「記憶」を主題に創作活動を続ける田名網。「記憶の冒険」と題された本展では、時代の最先端を走り続ける田名網の飽くなき探求心が生み出す、虚実が入り混じった記憶のコラージュのような作品世界を存分に体感していただけるでしょう。
(画像はクリックで拡大表示になります)
展覧会の構成です。
プロローグ 俗と聖の境界にある橋
第1章 NO MORE WAR
第2章 虚像未来図鑑
第3章 アニメーション
第4章 人工の楽園
第5章 記憶をたどる旅
第6章 エクスペリメンタル・フィルム
第7章 アントボルドの迷宮
第8章 記憶の修築
第9章 ピカソの悦楽
第10章 貌の札
第11章 田名網敬一✖赤塚不二夫
エピローグ 田名網キャビネット
撮ってきた写真をまとめてみました。
田名網敬一 記憶の冒険 プロローグ、1章~6章
田名網敬一 記憶の冒険 7章~11章、エピローグ
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