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2024.10.01

国宝 檜図屏風 4曲1双 狩野永徳筆  トーハク国宝展示室

国宝 檜図屏風 4曲1双 狩野永徳筆

展示期間 2024年9月10日(火)~10月14日(月・祝)

東京国立博物館 本館 2室


年始に国宝展示室で展示される、長谷川等伯の松林図屏風は人気で毎年人だかりができます。
同時代を生き、競い合った狩野永徳の檜図屏風が展示されています。

(画像はクリックで拡大表示になります)

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国宝 檜図屏風 4曲1双 狩野永徳筆 安土桃山時代・天正18年(1590)

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ー国宝展示室の解説パネルからー
画面から突き抜けるほど大きく勢いよく描かれた檜の巨木。うねるように伸びる太い枝からも生命力が溢れています。本作は、織田信長や豊臣秀吉といった戦国武将に寵愛された画壇の覇者、狩野永徳の手になる作品です。永徳は、力強くダイナミックな「大画」と呼ばれた画風で多くの障壁画を制作しました。
本作は、桂宮家(もと八条宮家)に伝来し、宮家廃絶により皇室の所蔵品となり、大正9年(1920)当館に引き継がれました。画面に襖の引手金具の跡があることなどから、もとは秀吉によって造営され、天正18年(1590)12月に落成した八条宮邸の襖であったと考えられています。同年9月に亡くなった永徳最晩年の画風を知るうえでも大変貴重な作品です。
色数を抑え、描くモチーフを限定しているのも特徴の一つです。その上で、濃い墨や金で荒々しく檜を描くことにより、巨木が屏風の枠を越えて見る人に迫りくるかのような、圧倒的な存在感をより強調する画面を作り出すことに成功しています。永徳が得意とした豪壮華麗な画面は、戦国武将たちが愛した当時の美意識を今に伝えています。

 

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