今森光彦 にっぽんの里山
今森光彦 にっぽんの里山
会期 2024年6月20日(木)~9月29日(日)
春・夏・秋・冬の四季分けて、里山の風景を撮った作品を展示しています。
冬のコーナーに展示されているコメントから、
(作品コンセプトが端的に表現されていると思いました)
今まで木立の風景に何度足を止めただろう。私にとって木立というのは、鎮守の森のことであり、田園の中の雑木林や稲木のことで、里山そのものだと言って良い。いずれも奥が暗くなった原生林などではなく、気を留めないと通り過ぎるほどの小さな木々の集まりで、そこには必ず人の気配があるのだ。意外だったのは、北海道の牧草地で出会った木立。雑木がベルト状になって続き整然とした風景を作っていた。ブッシュにはキタキツネの家族が暮らしていたし、カラ類の野鳥にとっては餌場や営巣場所になっているようだった。
人と生き物の共有空間は常に美しい。
今森光彦のライフワーク「里山」の全貌が東京都写真美術館で一挙公開
(画像はクリックで拡大表示になります)
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