ルーヴル美術館の銅版画展
ルーヴル美術館の銅版画展
会期 2024年6月28日(金)〜9月1日(日)
世界最高峰 美の殿堂「ルーヴル美術館」コレクションによる銅版画(カルコグラフィー)日本公開!
本展覧会では、ルーヴル美術館のカルコグラフィー室の銅版画コレクション約13,000点の中から、日本での特別公開のために、当時の版を使い刷られた銅版画100点余りをご紹介いたします。
カルコグラフィーとは、ギリシャ語で「銅(カルコス)に描いたもの」という意味で、ルーヴルでは銅版画とそのコレクションを原版とともに保存し、それをもとに版画を刷る場所を意味します。
(本展会場解説から)
八王子夢美術館
展覧会の構成です。
ルーブル美術館
ルーブル旧館正面の眺め 原作者 ジャック・リゴー
ヴェルサイユ宮殿
ルネサンス
モナ・リザ 原作者 レオナルド・ダ・ヴィンチ
美しき女庭師 原作者 ラファエロ・サンツィオ
ダビンチが開発したもののひとつに、ピラミッド構図がある。これは三角錐、四角錐などの幾何学的形態のなかに、複数の人物を収めるものである。ラファエロは、これをすぐに取り入れ聖母マリアの頭部を頂点とした幾何学的構図のなかに幼児キリスト、洗礼者ヨハネを描いている。ラファエロは、聖母マリアの崇高なる精神性と母としての人間性の調和を追求した。幼児キリストの背中に手を添えみつめる、その仕草と表情に注目したい。(会場の解説から)
バロック
フランス
フランドル
ベレー帽を被った自画像 原作者 レンブラント・ハルメネンス・ファン・レイン
若くして名声を博し、絶頂期のレンブラント。この作品の左隣には、妻サスキアの死後の愛人関係に対する、裁判所からの不義の認定。《夜景》の不評などから破産へと続く困難期を経たたレンブラントの《自画像》が展示されています。
ロココ
連作(四季-秋) 原作者 ニコラ・ランクレ
ランクレは宴会や村の結婚式などを主題に優雅な作品を制作した。彼は1738年に《四季》の連作を制作しており、そのうちのひとつが本作品である。ロココ美術は王侯貴族あるいはそれに列せられるブルジョワ階級を描いた作品が主流であった。しかし、ランクレは季節との関係から自然と密接な関係のある農民たちのピクニックを描いた。それでも優雅な雰囲気を湛えているところは、やはり18世紀フランスの時代精神をよく表している。(会場の解説から)
19世紀フランス絵画
出現 原作者 ギュスターブ・モロー
サロメは聖書では名前も出ていない端役の少女に過ぎない。モローは「サロメそれは、永遠に女性的なるものの象徴である。軽やかに飛ぶ鳥。だが多くの場合それは不幸を告げ知らせる鳥だ。彼女は花を掲げ持ち、漠然としながら、たいていは不吉な理想を求めている」と書き、独特の解釈を展開している。モローのサロメによって、19世紀末の重要なテーマである「宿命の女」が確立された。それは男を魅了し破壊・死に追いやる女である(会場の解説から)
20世紀絵画
イタリアの女(完全版) 原作者 アメデオ・モディリアーニ
ボタニカルアート
メーロー・ウルガーリス(メロン) 原作者 ニコラ・ローベル
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