中村征夫写真展「海中顔面大博覧会」
中村征夫写真展「海中顔面大博覧会」
会期 2024年6月14日(金)~7月4日(木)
中村征夫写真展は何度も拝見していますが、
「海中顔面大博覧会」はキャッチ―なタイトル・・観に行きたくなりました。観に行ってきました。
撮影可でしたので撮ってきました。
(画像はクリックで拡大表示になります)
思わず二度見!
ジャノメガザミ 大船渡、越喜来湾、岩手県 2023
まるでコアラのような甲羅。人には愛らしく見えても、海の捕食者たちには、三つ目小僧のような妖怪に見えて、一目散に逃げかえるかもしれないね。
君のひとみは10000ボルト
アオリイカ 大瀬崎、静岡県 2017
その瞳に射抜かれそう。
密です
アヤコショウダイ ロロアタ島 パプアニューギニア 2005
メスからオスに早変わり
アオブダイの1種 紅海、エジプト 2018
性転換したばかりのブダイの仲間。変幻自在のケレンは、さながら海の歌舞伎役者。
あの子はいつも歌ってる
アゴアマダイの1種 石垣島、沖縄県 2015
人間はそんなに偉いのかい!!
スジアラ レディエリオット島、オーストラリア 2009
俺の目を見ろなんにも言うな!
エンマゴチ ロロアタ島 パプアニューギニア 2002
何か言い返したいんだけど・・・
撮ってきた写真をまとめてみました。
ーHPの解説ー
身近ですぐそばにあるのに「青い宇宙」と表現されるように遠い存在でもある未知なる海。その海に魅せられ、19歳のとき独学で水中写真に取り組んでから半世紀以上、今なお海と海に生きるものたちの撮影を続ける、水中写真の第一人者中村征夫氏。水深わずか数十センチの海辺から大洋へと広がる雄大で多様な海には、見れば見るほど、色彩豊かでデザイン的にも秀作ぞろいな生きものたちそれぞれが暮らすユニークな楽園(社会)が存在します。本展「海中顔面大博覧会」は、その楽園と生きものが一瞬見せた豊かな表情や思わず微笑んでしまうしぐさを捉えた写真1点1点に、ユーモアあふれる中村氏の言葉を添えて構成した写真展です。そして、1987年に発表し、大ヒットした写真展・写真集「海中顔面博覧会」の後、30余年脈々と撮り続けた続編にして新作です。(写真展に併せて写真集も発売予定です。)
「魚の顔はもちろん、海中の風景や流氷の造形だけでなく、サンゴ、ヒトデや海藻など、普段目につかないあるいはみんながうっかり見逃しがちな、海の役者たちの生きざまも撮影し続けてきました。長らく海に潜っていると、魚や生きものたちの顔、姿形から、思いがけないイメージをインスパイアされることがよくあります。そのとき被写体から受けた印象を崩さないよう心がけて、撮影に臨んでいます。」と語る中村氏。
圧倒的な海の楽園と海の美しさを味わいつつ、思わず笑顔になれるその住人が織りなす「大博覧会」をご覧ください。
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