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2024.05.31

和フリカ—第三の美意識を求めて―

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和フリカ—第三の美意識を求めて―

会期 2024年5月8日(水)~6月8日(土)

丸紅ギャラリー


「和フリカ—第三の美意識を求めて―」と題する本展は、パリを拠点に活動するカメルーン出身の現代アーティスト、セルジュ・ムアングの日本での初個展です。
本展では、日本とアフリカの文化的親和性について、心を弾ませるような新たなビジョンを示す彫刻や着物などの芸術表現作品、具体的には、日本の漆によってリ・イマジンされた伝統的アフリカのマスク、アフリカの布でつくられた着物、表象的なインスタレーションの代表作、本展のために特別に制作された作品、などを展示致します。ムアングの芸術は日本とアフリカの伝統を超えた「第三の美意識」へ私たちを誘います。
本展を通じて、皆さまが日本とアフリカの親和性を感じとり、アフリカ文化への興味を一段と高めて頂ければ幸いです。(本展チラシの解説から)


展示作品です。
和フリカ着物
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《”ケンテ”振袖》ケンテ(手織り綿)2023

漆彫刻写真

漆彫刻
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《お供え》2024 木、漆 

インスタレーション
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《ブラッド・ブラザーズ(血の兄弟)》2010 木、漆

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《セブンシシターズ(七人姉妹)》2010 木、漆

着物的スタイル素描

スケッチ

和フリカ着物「女王たち」


スマホで撮影した写真をまとめてみました。


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2024.05.27

特別展「法然と極楽浄土」

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特別展「法然と極楽浄土」

会期 2024年4月16日(火) ~ 2024年6月9日(日)

東京国立博物館 平成館 特別展示室


本展の撮影可スポットです。
よく見かける仏涅槃群像(軸・平面画)の立体版は新鮮でした。
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仏涅槃群像
【釈迦)木造、金泥塗、玉眼
【その他】木造、彩色、玉眼(藤満・天龍八部等)、彫眼(動物)
江戸時代 17世紀 香川法然寺

法然寺は、高松藩初代藩主松平頼重(1622 ~95、徳川光圀の兄)が、法然上人配流の地 にあった寺を移して、寛文8年(1668)から3 年かけて造営した。十王堂、来迎堂などにも 群像があるが、圧巻はこの仏涅槃群像である。 大小あわせて82艇の中から26軀を展示する。(展覧会場の解説から)

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本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依(きえ)によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどるものです。(HPから)


展示構成です。
第1章 法然とその時代
浄土宗の歴史のはじまりである、祖師・法然の事績や思想をたどります。
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重要文化財
選択本願念仏集(廬山寺本)
鎌倉時代・12~13世紀 京都・廬山寺蔵
(展示期間:4月16日~5月12日))

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国宝 法然上人絵伝(巻第六(部分))
鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
(展示替えあり)

 

2章 阿弥陀仏の世界
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国宝 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)(部分)
鎌倉時代・14世紀 京都・知恩院蔵
(展示期間 4月16日~5月12日)

重要文化財 阿弥陀如来立像(部分)
鎌倉時代・建暦2年(1212) 浄土宗蔵
(展示期間 5月14日~6月9日)

法然上人像(隆信御影)(部分)
鎌倉時代・14世紀 京都 知恩院像

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重要文化財 阿弥陀三尊来迎図
鎌倉時代・14世紀 福島いわき市蔵
(展示期間:5月14日~6月9日)

 

3章 法然の弟子たちと法脈
法然のもとには彼を慕う門弟が集い、浄土宗が開かれました。法然没後、彼らは称名念仏の教えを広めようと、それぞれ精力的に活動をおこないます。
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国宝 綴織當麻曼陀羅
中国・唐または奈良時代・8世紀 奈良・當麻寺蔵
(画像提供:奈良国立博物館)
(展示期間:4月16日~5月6日)

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重要文化財 當麻曼荼羅図(貞享本)
青木良慶・宗慶筆 江戸時代・貞享3年(1686)奈良當麻寺像
(展示期間:5月8日~6月9日)

4章 江戸時代の浄土宗
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重要文化財 徳川家康坐像
江戸時代・17世紀 京都・知恩院蔵
(展示期間 4月30日~6月9日)

日課念仏
伝徳川家康筆 江戸時代・17世紀
東京国立博物館蔵

東京会場だけの展示 祐天寺
祐天上人坐像
祐天筆 六字名号

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第24幅 六道 地獄           第57幅 神通
五百羅漢図
狩野一信筆 江戸時代・19世紀 東京・増上寺蔵
(展示替えあり)

 

―HPの解説ー
平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である善導(ぜんどう、613~681)の教えに接した法然(法然房源空、ほうねんぼうげんくう、1133~1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。

本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依(きえ)によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどるものです。困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然と門弟たちの生き方や、大切に守り伝えられてきた文化財にふれていただく貴重な機会です。

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2024.05.22

KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物

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KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物

会期 2024年5月1日(水)~7月1日(月)

そごう美術館

―チラシの解説からー
世界中をかけめぐり、絶えず変化する星空を絵や写真、映像やプラネタリウム番組などさまざまなかたちで表現するKAGAYA。天文普及にも力を注ぎ、人々に星空の魅力を伝え続けています。
本展では、KAGAYAの代表的な写真作品、新作32点を含む約100点を「四季の星空」「月のある空」「オーロラ」「天の川を追う星の旅」
「一瞬の宇宙」、そして新章「天空を映す」のカテゴリーに分け、一挙に展示いたします。
あわせて、KAGAYAが撮影した迫力あふれる新作映像作品を体験できるコーナーを新設。美しい音楽とともに、16mの大画面で放映いたします。 美しい写真や、臨場感あふれる映像作品を通して、はるかなる星空の世界をお楽しみください。

映像作品上映スケジュール
A.新作 天空の贈り物(約10分)
B.新作 天空の贈り物(約10分)
C.一瞬の宇宙+天空賛歌(約10分) 

展覧会の構成です。
第1章 四季の星空
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春の軽便鉄道
千葉県、成田ゆめ牧場まきば線 2023年4月1日18時54分
宮沢賢治さんの時代の汽車がよみがえったかのような夜空の風景。まるで「銀河鉄道の夜」の世界。 

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夜の始まりの停車場
愛媛湾 2016年9月23日18時35分
ああ、次の列車もやり過ごそう。くもがあんまり綺麗だから。

第2章 月のある空
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残照の町
東京都 2017年1月30日17時55分
透明な冬の夕暮れ。街灯りの向こうに三日月と富士山。

第3章 オーロラ
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天空の庭
ノルウエー 2023年9月18日 20時21分21秒(UT)
北欧で見つけた天空の庭のような場所。磁気嵐の始まりを告げるオーロラが、空に大きく広がりました。

第4章 天の川を追う星の旅
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夢見るタウシュベツ橋 
北海道 2016年5月29日01時52分
月光を浴びて眠る鉄道橋。かつて汽車を走らせていたころの夢を見ているのでしょうか。

第5章 天空を映す
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銀河のほとりで
ボリビア、ウユニ塩湖 2016年1月15日07時25分
満天の星を映す天空の鏡。地球の裏側でたどりついた夢の光景。短い雨季にだけ現れる湖はごく浅く、その上を歩くことができます。

第6章 一瞬の宇宙
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満月彩花
新潟県 2023年8月2日20時07分
夏の宵、花束のように鮮やかな花火に彩られ、満月がゆっくり姿を現しました。


撮った写真をまとめてみました。


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2024.05.17

特別展「大哺乳類展3-わけてつなげて大行進」

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特別展「大哺乳類展3-わけてつなげて大行進」

会期 2024年3月16日(土)~6月16日(日)

国立科学博物館


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(画像はクリックで拡大表示になります)

”分類と系統から哺乳類の進化に迫る!”展覧会です。


展覧会の構成です。
第1章 哺乳類とは
荒野を駆け、地中を遣い、大洋を泳ぎ、夜空を舞う 体長はわずか5cmに満たないものから 30mを超えるものまで――。
とにかく、哺乳類は多種多様だ。 それでも、そこには共通点があり、つながりがある。

さまざまな空間で生き、極地から熱帯まで多様な環境に体や生き方を適応させた哺乳類。私たちヒトも含むこのグループは読んで字のごとく、母親が乳を与えて子を育てる脊椎動物の一群である。
哺乳類を定義する特徴は多数あるものの、本展示では「哺乳」を 含む5つの形態的特徴に着目して紹介する。心臓の構造や小さな耳の骨が、私たちが「なかま」であることを教えてくれる。(本展会場の解説から)

展示風景(シロナガスクジラの心臓(実物大レプリカ)
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第2章 分類と系統-わけるとつなぐ
比べて、分けて、つなげる。
分類額はあらゆる自然誌研究の基礎である。
その発展とともに、思いもよらぬ発見がもたらされることもある。

新種を論文に記載したり目の前の生き物が何なのかを結論付けたりする(同定する)工程は「分類」作業そのものだ。「種」や「属」同 士の関係性(系統関係)を見ることも、進化の過程を明らかにするうえで重要だ。

分類作業はビー玉や積み木を色や形ごとにわけて箱にしまう 行為と本質は変わらないが、生き物は見た目だけでは分類できないから面白い。哺乳類はこれだけ多様化した動物グループだからなおさらだ。

この章の終わりには「見た目は似ているけれど違う分類群」「見 た目は似ていないけれど同じ分類群」の事例を紹介するが、まずは なぜそのような結論に至ったのかを見ていこう。(本展会場の解説から)

展示風景
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哺乳類系統樹
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第3章 リアル哺乳類図鑑ーわけてつなげて大行進ー
国立科学博物館には、8万点以上の哺乳類の標本がある。
本章では、可能な限り多くの目・科の標本を選りすぐり、 第2章で学んだ分類・系統に沿って基本に忠実に紹介していく。
さあ、大図鑑と大行進のはじまりだ!

第2章で紹介したように1990年代後半からの分子系統解析を経て、現在哺乳類は27目に分類される。この27の「目」を系統別に 6つの分類群に分けるのが現在の主流である。6色の色分けにも注目しながら歩みを進めていこう。
壁沿いの展示は、図鑑をめくるように各目を1つひとつ紹介している。見た目以外の特徴もわかるよう、各所に展示された「骨格」や 「内臓」標本にも注目してみよう。「哺乳類大行進」ゾーンでは200体以上の剥製標本や骨格標本を間近で観察することができる。
理解への手助けとして、「コラム」コーナーの中では、特に収斂進化にまつわるトピックを展開する。合言葉は、「見た目にだまされるな」。
(本展会場の解説から)

”霊長目”展示風景
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”200体以上の剥製標本”展示風景
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第4章 哺乳類の分け方-過去から未来へ
最終章では、人類が哺乳類を観察し、分類を系統づけることで理解しようと試行錯誤してきた歴史を、最新の研究結果も含めて紹介します。(HPから)


撮ってきた写真をまとめてみました。

 

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2024.05.12

4月花散歩 2024

今年の桜の満開は4月になりました。
様々な花が咲き誇り、中旬からは新緑が心を和ませてくれてます。


スマホで撮った写真をまとめてみました。

 

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2024.05.08

皇居三の丸尚蔵館 開館記念展 皇室のみやび―受け継ぐ美― 第3期:「近世の御所を飾った品々」

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皇居三の丸尚蔵館 開館記念展 皇室のみやび―受け継ぐ美―
第3期:「近世の御所を飾った品々」

令和6年(2024)3月12日(火)~5月12日(日)
前期:3月12日(火)~4月7日(日) 後期:4月9日(火)~5月12日(日)

三の丸尚蔵館


観てきたのは前期展示です。

ー展覧会場の解説からー
歴代の天皇や皇族は学問をはじめ、文化芸術に造詣が深く、それらの保護にも熱心でした。そのため、さまざまな分物が蒐集・蓄積されてきました。開館記念展第3期では、藤原定家《更級日記》など「御在来」と称される、江戸時代まで京都御所伝来した作品と、旧桂宮家伝来の海北友松《浜松図屏風》など、近世の御所や宮家を飾った絵画や書、工芸などをご紹介します。これらの品は、いずれも大切に受け継がれてきたしなであり、御所を中心に花開いた宮廷文化の有様を今に伝えています。

第2展示室の展示風景
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菊花散蒔絵黒棚 江戸時代(18~19世紀) 蒔絵

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《蔦細道蒔絵文台・硯箱》 桃山時代(16世紀) 蒔絵 (御在来)

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筝 銘 團乱旋 室町時代(16世紀) 桐材・螺鈿

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菊花散蒔絵十種香箱(部分) 江戸時代(18世紀) 蒔絵

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《修学院焼ふくべ形香炉》 江戸時代(18世紀) 陶磁

第1展示室の展示風景
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源氏物語図屏風 伝狩野永徳 桃山時代(16~17世紀) 紙本金地着色 

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散手貴徳図衝立 狩野永岳 江戸時代(19世紀) 紙本着色

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国宝 《更級日記》 藤原定家 鎌倉時代(13世紀) 紙本墨書

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北野天満宮縁起絵巻 巻一 室町時代(16世紀) 紙本着色


撮った写真をまとめてみました。


―HPの解説ー
歴代の天皇や皇族は、学問や文化芸術に造詣が深く、それらの保護にも熱心でした。そのため各時代にさまざまな品々が集積され、大切に受け継がれてきました。第3期では、国宝・藤原定家《更級日記》など、「御在来ございらい」と称される京都御所に伝来した作品をはじめ、旧桂宮家かつらのみやけ伝来の伝狩野永徳《源氏物語図屏風》など、近世の御所や宮家を飾った書画や工芸、楽器などをご紹介します。

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2024.05.03

江の島国際芸術祭2024 サムエル・コッキング苑

江の島国際芸術祭
“湘南の空”に心で描く芸術祭

会期 2024年4月13日(土)~5月31日(金)


鎌倉・江の島には長年頻繁に出かけているつもりですが、
”江の島国際芸術祭って” いつから始まったのか?

海を眺めてのんびり・・・のついでにと予備知識なしで行ってきました。

サムエル・コッキング苑のイベントをメインンに観てきました。
”ミラーボールアート”と”MADE IN ENOSHIMA(湘南を中心に活動する作家の作品展示)”でした。
ライトアップの夕方・夜間の入場がお勧めのようです。
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スマホで会場の様子を撮ってきました。
(画像はクリックで拡大表示になります)
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まとめ動画です。

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