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2024.04.14

令和6年春の特別展「夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―」

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令和6年春の特別展「夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―」 

会期 令和6年3月16日(土)〜5月12日(日) 

国立公文書館

令和6年春の特別展では「夢」をテーマに、『源氏物語)』やその注釈書を中心とした平安文学に関する資料を展示します。和歌や物語には、
「夢」が神仏のお告げであったり、亡き人からの伝言であったり、不思議な力を持つものとして描かれています。それは当時の信仰・文化の一つであり、これらを読むことによって平安貴族の精神世界に迫ることができます。(チラシの解説から)

展覧会の構成は次の通りです。
プロローグ
『源氏物語』はある日突然現れたわけではありません。まずは『源氏物語』へいたる道として、様々な平安文学に目を通していきましょう。
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古今和歌集一首撰【編者】大森盛顕(生没年未詳)【成立】嘉永5年(1852)
和歌を学ぶ童女向けに編集された歌書のひとつで、『古今和歌集』 から記名歌人の歌を130 首抄出して掲載したもの。編者は大森盛顕、 序文は在原正高、絵は佐藤玄賢。
展示資料は嘉永6年(1853) 版で昌平坂学問所旧蔵。
(キャプションから)

第Ⅰ章 和歌・漢詩に描かれた「夢」
Ⅰ 勅撰和歌集の「夢」
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古今和歌集【下命】延喜5年(905)【成立】延喜13年(913)頃【下命者】醍醐天皇(在位:897~930)
【編者】紀貫之(生没年未詳)・凡河内躬恒(生没年未詳)・紀友則(?~907)・壬生忠岑(生没年未詳)
第1番目の勅撰和歌集。20巻。約1100首を、四季や恋の展開に合わせて配列する。理知的で優美な歌風が特徴。王朝和歌の美的感覚を確立したもので、以降の勅撰集や『源氏物語』などに多大な影響を及 ぼした。
展示資料は正保4年(1647)版『二十一代集』のうち『古今和歌集 下』で、紅葉山文庫旧蔵。(キャプションから)

第Ⅱ章 物語と随筆に描かれた「夢」
Ⅰ 物語が描く「夢」
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伊勢物語【成立】平安時代前期【作者】未詳
和歌を中心に物語が展開する歌物語。六歌仙の一人である在原業平(825~880) をモデルとするある男の生涯を、初冠(男子が成人して初めて冠をつける儀式)から辞世の歌に至るまで約125の章段で描く。『古今和歌集』以前に存在した業平の物語を中心にして、やがて他の章段が付加され、『後撰和歌集』以降に現在の形になったと考えられている。
展示資料は江戸時代前期に書写されたと思われるもので、幕末の京都で朝廷の教育機関として設置された京都学習院旧蔵。(キャプションから)

Ⅱ 随筆が語る「夢」
「夢語り」と「夢合わせ」
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枕草子【 成立】長保2年(1000)頃【 作者】清少納言(生没年未詳)
約300段にわたる随筆。作者が仕えた藤原定子 (977~1001)の後宮生活や随想を著した。内容はおよそ3種類に分けられ、①同種類のものを「は・・・」「・・・もの」と列挙していく物尽くしの章段。②定子後宮の様子を描いた日記的な章段。③「春はあけぼの」などの随想的な章段。鋭い独自の着眼点が冴えており「をかし (趣がある)」の文学とも称される。
展示資料は慶長年間(1596~1615) に刊行された古活字版で、紅葉 山文庫旧蔵。(キャプションから)


第Ⅲ章 『源氏物語』の「夢」
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源氏物語 紅葉山文庫  夕顔

第Ⅳ章 「源氏物語』の研究の来た道
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源氏物語奧入【成立】天福元年(1233)以降 【編者】藤原定家(1162~1241)
『源氏釈』に続く『源氏物語』のごく初期の注釈書。奥書に定家出家後の署名があることから、定家が出家した天福元年以降の成立と考えられている。元は『源氏物語』写本の各巻の末尾に書き加えていた注記で、別冊としてまとめなおしたという。内容は『源氏釈』を引き継ぐものだが、独自の批判を加えている箇所も多い。 展示資料は写年不明で、和学講談所旧蔵。通称「内閣文庫本」。
(キャプションから)

第Ⅴ章 光源氏たちの「現実」
Ⅰ 歴史物語が描く政変
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大鏡【成立】未詳【作者】未詳 平安時代の歴史物語。大宅世継と夏山繁樹という二人の老翁が、 文徳天皇(在位:850~858) から後一条天皇(在位:1016~1036)までの14代約180年間を回想して物語る。聞き手の若侍が批判を加えながら、藤原道長の栄華を中心として平安時代を描く。展示資料は、慶長~元和(1596~1624)頃に刊行された古活字版で、 教部省旧藏。
(キャプションから)

Ⅱ 史書に見る疫病
Ⅲ 日記が語る災害
Ⅳ 日記が語る事件


挿絵で読む『源氏物語』
本コーナーでは承応三年(1654)再販の『源氏物語』(紅葉山文庫旧蔵)の挿絵と共に『源氏物語』のあらすじをご紹介します。  
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展示風景


展示資料一覧
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