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2023.12.31

2023年に観てきた展覧会から

コロナ禍を経て?
展覧会を巡る環境も変化してきました。

入定予約制の導入(解除)、入場料の高騰、開催期間の長期化
(定量的でなく、あくまでも私の感想ですが・・・)

どちらかというと計画的に美術館、博物館に行くタイプではないので、見逃した展覧会も多かったように思います。
その中で、記憶に残った展覧会を選んでみました。

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みちのく いとしい仏たち
会期 2023年12月2日(土) ~ 2024年2月12日(月)
東京ステーションギャラリー


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ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in渋谷
会期 2023年11月25日(土)~12月28日(木)
Bunkamura
ヒカリエホール


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特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」
会期 2023年10月11日(水)~12月3日(日)
東京国立博物館 平成館 特別展示室


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楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師
会期 2023年10月7日(土)〜12月10日(日)
町田市立国際版画美術館


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古伊賀 破格の焼き物
土・炎・人ーー巧まずして生まれた造形
会期 2023年10月21日(土)~12月3日(日)
五島美術館


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海 ー生命のみなもとー 海を知り、未来を考える
会期 2023年7月15日(土)~10月9日(月・祝) 
国立科学博物館


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デイヴィット・ホックニー展
会期 2023年7月15日(土)~11月5日(日)
東京都美術館


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令和5年度 第1回企画展 「家康、波乱万丈!」 
会期 令和5年4月15日(土)〜6月11日(日)
国立公文書館


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ますむらひろしの銀河鉄道の夜―前編
会期 2023年1月28日(土)〜3月26日(日)
八王子夢美術館


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レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才
会期 2023年1月26日(木)~4月9日(日)
東京都美術館

 

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2023.12.27

みちのく いとしい仏たち



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みちのく いとしい仏たち

会期 2023年12月2日(土) ~ 2024年2月12日(月)

東京ステーションギャラリー


青森・岩手・秋田の北東北のくらしのなかで、仏師でも造仏僧でもない、大工や木地師の手によって彫られた民間仏。
人々の悩みや祈りに耳をかたむけてきた個性派ぞろいの木像約130点を紹介し、日本の信仰のかたちについて考えます。

円空の仏像をイメージして観に行きました。
北東北に人々の祈り、救いへの思いを刻んだ民間仏は、一点一点が超個性的で、その造形のやさしさに惚れ惚れでした。
しみじみと素敵な企画展です。

円空仏を真似たと思われる(とキャプションにありました)民間仏の展示もありました。

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展覧会の構成は以下の通りです。
(会場の解説、キャプションを参考にしています)

第1章 ホトケとカミ
第2章 山と村のカミ
神像というカミの一般的な表現にみちのくもなじんだ近世になっても、依然としてカミかホトケか迷うような不思議な神像がいくつも生まれました。
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《山神像》江戸時代 兄川山神社岩手県八幡平市 
大きな頭部のとんでもないプロポーション、さらには如来像と男神像を合体した姿はいかなみちのくでもこの一体きりです。背には「長右衛門」と作者らしき刻銘もあります。

第3章 笑みをたたえる
仏像は厳しい表情か、つんとすました無表情かほとんどで、その方がありがたく威厳もありそうです。ところが民間仏はそんな格好つけと無縁です。泣いて怒って生きるつらさをつぶやく人に「いいんだあ、いっぺ泣ないでいけ」とニコニコ語る仏像は宗教造形としてまちがっているでしょうか。

第4章 いのりのかたち 宝積寺六観音像
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《千手観音像(六観音立像のうち)》 江戸時代 宝積寺/岩手県葛巻町 
この観音像は東北の誇りです。良くも悪くも中央の専門仏師には絶対に作りえない造形だからです。静かな顔立ちと対照的に大胆で立体的に衣の表現は江戸時代の仏像全体を見回してもめったに見かけません。

第5章 ブイブイいわせる
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《不動明王二童子立像》江戸時代 洞圓寺 青森県田子町 
こんなになで肩でしなやかな不動明王にはめったにお目にかかれません。剣と羂索を持つ腕がちっちゃい!渦巻く髪は制吒迦童子も一緒で、童子2体はプリプリした童子体型そのものです。

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《達磨像》江戸時代 個人蔵/青森県南部町

第6章 やさしくしかって
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《鬼形像》江戸時代 正福寺/岩手県葛巻町
鬼たちも役者揃いです。女性を左手に引きずる鬼が主役でしょう。巨大な耳に頬かむり、顎髭、胸毛、腹毛やすね毛まで表されています。

第7章 大工 右衛門四良(えもんしろう)
青森県十和田市の洞内に代々長坂屋右衛門四良を名乗る大工の家がありそのうち安永8年(1779)に亡くなった右衛門四良が刻んだ仏像、神像が菩提寺である法蓮寺と、隣の七戸町の青岩寺だけでおよそ100体あります。民間仏の作者が知られるのはきわめてまれで、なおかつこれだけ多数の像が残っているのは奇跡です。
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《童子跪坐像》右衛門四良作 江戸時代(18世紀後半) 法蓮寺/青森県十和田市
鬼や十王の前でごめんなさいごめんなさいと謝る様子を示すため、像底は揺れるしかけになってます。各地の地獄群像に時々亡者像はありますが、これほどにかわいく切ない像はありません。明らかに賽の河原でさいなまれる童子をイメージしています。

第8章 かわいくて かなしくて
なぜみちのくの民間仏はかわいいのか、祈り見つめる根底につらさ切なさ、くやしさがあるからです。
それを「てえしたこだねのさ」と笑ってみせるやさしさが、ニコニコする仏像たちを生んできたのです。老幼男女を問わず、命のはかなさや自然の厳しさを知る人々が手を合わせた仏像は悲しさを秘めているからかわいいのです。
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《子安観音坐像》江戸時代 龍像院 秋田県大仙寺
赤子の姿が簡略なものの光背や蓮華座もあり仏像らしい姿です。でも左前に着た衣裳や強く抱く両手には自ずと造形事情がうかがえます。場所や時期を異にしても、みちのくの祈りを素直に刻満たした子安観音坐像には普遍的な価値がありそうです。

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―HPの解説ー
北東北のくらしが生んだ やさしい祈りのかたち
江戸時代、寺院の本堂の形状や荘厳(しょうごん)が均一化され、上方や江戸で造られた立派な仏像が日本各地の寺院でご本尊として祀られるようになったいっぽうで、地方の村々では小さなお堂や祠などを拠り所として、素朴でユニークな仏像・神像が祀られました。仏師でも造仏僧でもない、大工や木地師(きじし)の手によるこれら民間仏は、端正な顔立ちや姿のご本尊と違って、煌びやかな装飾はありません。
その彫りの拙さやプロポーションのぎこちなさは、単にユニークなだけではなく、厳しい風土を生きるみちのくの人々の心情を映した祈りのかたちそのものといえます。
青森・岩手・秋田の北東北のくらしのなかで、人々の悩みや祈りに耳をかたむけてきた個性派ぞろいの木像約130点を紹介し、日本の信仰のかたちについて考えます。

 

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2023.12.22

ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in渋谷

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ウェス・アンダーソンすぎる風景展 in渋谷

会期 2023年11月25日(土)~12月28日(木)

Bunkamura
ヒカリエホール


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人気映画監督ウェス・アンダーソンの世界を想起させる風景写真を集め、187万人以上のフォロワーを誇るinstagramコミュニティー《Accidddentally Was Anderson(AWA) 》から発展した『ウェス・アンダーソンすぎる風景展』。世界各地で撮影された300点あまりの写真作品で構成される本展。映画の1シーンを切り取ったようなファンタジックかつ郷愁をも誘う風景の数々を、興味深いストーリーと共に11のキーワードで紹介します。(チラシの解説から) 


叶わぬ夢と思いつつ、行けたらいいなと・・・

(画像はクリックで拡大表示になります)
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コヘコヘ教会 ニュージーランド、北島、アフィトゥ半島 カルペシュ・S・テイラー

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プロムナード・デ・ザングレ フランス、ニース クレア・エヴァンス

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カールスプラッツ・シュッタットバーン駅 オーストラリア、ウイーン

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フマユーン廟 インド、デリー ディルク・ローデ

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ホテル・ベルヴェデーレ スイス、フルカ峠 カロル・クッテル

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ダカール駅 セネガル、ダカール シェリル・カババ

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パリ装飾美術館 フランス、パリ クリスチャン・デュミトル
王妃の劇場 フランス、ウェルサイユ トーマス・ガルニエ 

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狩猟小屋ホーエンロエ スロバキア、タトランスカ・ヤヴォリナ マトゥーシュ・スラヴコフスキー

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カジノ・モンブラン フランス、シャモニー ラモン・ポルテリ


この展覧会は、写真、動画の撮影が可能です。
撮ってきた写真、動画をまとめてみました。



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2023.12.17

特集 キリシタンの祈りと聖母マリア

特集 キリシタンの祈りと聖母マリア

会期 2023年11月28日(水)~12月24日(日)

東京国立博物館 平成館企画展示室


(以下の、画像はクリックで拡大表示になります)


トーハクでは、キリシタン関連の特集展示は、度々開催されていて、
必ずと言っていいほど展示されるのが、親指のマリア
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重文 聖母像(親指のマリア) イタリア 17世紀 銅板油彩
新井白石が書き残したイタリア人宣教師シドッチの携行品の記録にあらわれる聖母マリアの絵画。マントの青色は中世においてキリストの死を嘆く聖母の悲しみの色とされました。17世紀のフィレンツエで活躍したカルロ・ドルチ(1616~87)の作風に似ています。(キャプションから)

国立西洋美術館所蔵の「カルロ・ドッチ 悲しみの聖母」はここをクリック
西洋美術館の人気作品ですね。


本展では、トーハクが所蔵するキリシタン関連遺品から、油彩画、マリア観音像、ロザリオ、十字架、メダイ、銅牌などを展示しています。

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重文 マリア観音像 中国・徳化窯 明~清時代・17世紀 白磁製
浦上村の潜伏キリシタンの惣頭(指導的立場)だった吉蔵が所蔵していた大型のマリア像。吉蔵は代々惣頭をつとめる7代目で、この像も先祖から受け継いだものといわれています。安政3年(1856)に捕らえられ、厳しい取り調べを受けた後、牢獄で亡くなりました。(キャプションから)

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重文 三聖人像(模写) 安土桃山時代・16~17世紀 木綿性カンバス・着色、額装
木綿のカンバス、なめらかに引かれた長い墨の線、水性の絵の具などからセミナリオで油彩を学んだ日本人画家によるものと考えられています。修道士ニコラオによってルネサンス期の貴重な技法が日本に伝えられましたが、惜しくも禁教により途絶えてしまいました。(キャプションから)

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重文 板踏絵 キリスト像(ピエタ) 江戸時代・17世紀 牌:銅製、枠:木製 長崎奉行所旧蔵品

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祈祷書 安土桃山~江戸時代・16~17世紀 紙本墨書 片山直人氏寄贈

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重文 守裂 ヨーロッパ 19世紀 布製
一般に「スカプラリオ」と呼ばれ、紐でつながれた2枚の布によって修道服の肩布を簡略的に表しています。ヨーロッパでは、13世紀頃からスカプラリオを身につけて臨終を迎える人には、聖母マリアが永遠の救いを約束されるという信仰が始まりました。(キャプションから)


撮影した展示品をまとめてみました。


―HPの解説ー
16世紀にヨーロッパから日本へ伝わったキリスト教は、次第に信徒を増やし、西日本を中心に浸透してきました。その後、禁教になってからは弾圧を受けながらも潜伏することで信仰を守ってきました。当館が所蔵するキリシタン関係遺品のなかには、ロザリオ、十字架、メダイ、銅牌といったキリスト教の信仰の様子を示す品々があります。また、イタリア人宣教師シドッチがもたらしたとされる「親指のマリア」をはじめ、聖母マリアの姿を表わした油彩画や、白磁製の観音像を聖母に見立てたマリア観音像など、聖母マリアに関連した作品があります。

クリスマスの時期に合わせて開催される本特集では、これらの作品を通じて、日本におけるキリスト教の受容や潜伏キリシタンが受け継いできた信仰、そして聖母マリアへの祈りについて紹介します。

 

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2023.12.12

上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間

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上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間

会期 2023年11月16日(木)~2024年1月8日(月・祝)

東京都美術館 ギャラリーA・C


以下、HPの解説を参考しています。

展示作品をとおして、数十年以上にわたって一つのいきもの、人間以外の自然界のいきものを「うつす」ことに取り組み続けてきた6名のつくり手たちを紹介する展覧会です。

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(画像はクリックで拡大表示になります)


6名のつくり手・・
小林路子(こばやしみちこ)
偶然の出会いを機に野生きのこに魅了されて以来、様々な土地に生息するきのこを探し描き続けています。
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小林路子《アメリカウラベニイロガワリ》紙・アクリル 作家蔵

辻栄(つじ ひさし)
明治末~昭和期の画壇で活躍する一方、少年の頃から草花を愛で、それらの姿を日々描き記録し続けました。
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《ふうりんそう》1908年 紙、墨、油彩
《こそろぎく》1931年 紙、墨、油彩
水戸市立博物館蔵 

内山春雄(ういやま はるお)
木象嵌職人として鍛え上げた手わざにより、日本におけるバードカービングの世界を切り拓きました。
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内山春雄 日本バードカービング協会会長
《アホウドリ》1991年 作家蔵


今井壽惠(いまい ひさえ)
詩的かつ実験的作風で戦後写真界に躍り出たのち、その後半生をサラブレッドの撮影にささげました。
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今井壽恵《メジロマックイーン 優雅に立つ》1993年 銀色素漂白方式印画 清里フォトアートミュージアム蔵


冨田美穂(とみた みほ)
大学在学中に牧場で出会ったウシに魅せられ、酪農の現場で働きながらウシたちの存在を木版画に刻み続けている。

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冨田美穂《701全身図》2018年 板目木版画 作家蔵


阿部知暁(あべ ちさと)
世界各地の動物園やアフリカの野生に暮らすゴリラを追いかけ、心を交わし、描き記してきた。
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阿部知暁 一陽会運営委員
《スノーフレーク》2000年 カンヴァス、油彩 作家蔵

この展覧会は、一部の作品を除き撮影ができます。(条件あり)
撮った写真をまとめてみました。


―HPの解説ー
この展覧会では、人間以外の自然界のいきものを「うつす」ことに取り組み続けてきた6名のつくり手たちをご紹介します。
創作・表現活動において、動物や植物という題材は非常にポピュラーなものですが、今回注目するのは、特定のいきものと分かちがたい関係を結び、数十年にわたり高い熱量を絶やすことなく、それらの姿を追いかけ続けた/続けているつくり手たちです。
偶然の出会いを機に野生きのこに魅了されて以来、様々な土地に生息するきのこを探し描き続けている小林路子(こばやし みちこ)。明治末~昭和期の画壇で活躍する一方、少年の頃から草花を愛で、それらの姿を日々描き記録し続けた辻永(つじ ひさし)。木象嵌職人として鍛え上げた手わざにより、日本におけるバードカービングの世界を切り拓いた内山春雄(うちやま はるお)。詩的かつ実験的作風で戦後写真界に躍り出たのち、その後半生をサラブレッドの撮影にささげた今井壽惠(いまい ひさえ)。大学在学中に牧場で出会ったウシに魅せられ、酪農の現場で働きながらウシたちの存在を木版画に刻み続けている冨田美穂(とみた みほ)。世界各地の動物園やアフリカの野生に暮らすゴリラを追いかけ、心を交わし、描き記してきた阿部知暁(あべ ちさと)。
ひとつの主題を切実に求め、それらの姿を写し、描き、かたどることを通して、それぞれのつくり手たちは何を見つめてきたのでしょうか。本展では、「うつす」という営みの中で繰り広げられる、他者との触れあいの様々なあり方と向き合いながら、私たち人間が他のいきものたちと共に生きていく未来について、考えていきたいと思います。
なお、本展では、視覚に障害のある方にも作品を味わっていただけるよう、一部、手で触れて鑑賞する作品や触察ツールをご用意しています。

同時開催 
ギャラリーB
動物園にて 東京都コレクションを中心に
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2023.12.06

装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術

装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術

開館40周年記念 装飾の庭 

会期 2023年9月23日(土)~12月10日(日)

東京都庭園美術館

本展では、朝香邸の装飾の分析を起点にして、日本では部分的にしか紹介されてこなかった20世紀初頭のフランスの庭園芸術について、約120点の作品・資料から紹介します。(本展会場”ごあいさつ”から)

朝香邸の装飾を、本展会場の解説に従ってじっくり鑑賞する機会でもあります。

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(画像はクリックで拡大表示になります)

展覧会の構成です。
Ⅰ アンリ・ラパンの描いた庭(旧朝香邸)
Ⅱ 朝香邸と庭園(旧朝香邸)
Ⅲ アールで木の庭園芸術(新館ギャラリー)

本展では、旧朝香邸内は撮影可でした(条件あり)
新館ギャラリーは、一部の展示品のみ撮影できます(条件あり)

スマホで撮った写真をまとめてみました。

       

 

―HPの解説ー
1933年(昭和8年)、東京・白金の御料地の一部を敷地として朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)は竣工しました。約一万坪の敷地の庭園部分には、広々とした芝生が広がり、日本庭園、盆栽・花卉(かき)園が備わり、鶴や孔雀などの動物たちが闊歩していました。同邸宅内の壁面には、遠景に山々を望む森林や水を湛えた庭園の風景が描かれており、室内に居ながらにして自然の中にいるかのような装飾プランが展開されています。主要客室の装飾を手がけたフランス人装飾美術家アンリ・ラパン(1873–1939)によって描かれたこの一連の装飾画は、朝香宮邸のコンセプトを読み解く鍵であると共に、当時のフランスにおける庭園芸術との関連性を指摘することのできる作品でもあります。

同邸の装飾プランに多大な影響を及ぼしたとされる1925年のアール・デコ博覧会において、「庭園芸術」は初めて独立した出品分類として設けられるなど、重要視されていました。造園家のみならず、建築家や装飾芸術家も “庭”を如何に“装飾”するかということに心を砕き、各パヴィリオンの周囲や街路には多様な庭園が造りこまれました。

本展では、博覧会を中心とした両大戦間期のフランスの近代庭園を巡る動向に着目し、古典主義・エキゾティシズム・キュビスム的要素を取り入れて展開していった様について、絵画や彫刻、工芸、版画、写真、文献資料等、約120点の作品からご紹介します。本展を通して、当館建築の装飾や空間自体についてのより一層の理解を深めることを目指します。

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2023.12.02

11月花散歩 2023

秋は紅葉、今年も所謂名所には行きませんでした。
11月は菊花展に始まり、いちめんに白い花を咲かせていた蕎麦畑は、やがて実をつけて、刈り取りも終わりました。
11月最終週になって、急いだように紅葉が深まりました。

散歩途中に撮った写真・動画をまとめてみました。



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