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2023.05.18

特別展 大阪市立東洋陶磁美術館 安宅コレクション名品選101

20230521

特別展 大阪市立東洋陶磁美術館
安宅コレクション名品選101

泉屋博古館東京

会期 2023年3月18日(土)~5月21日(日)

世界有数の東洋陶磁の名品を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館のコレクションの中核が「安宅コレクション」です。
その「安宅コレクション」から国宝2件、重文11件を含む珠玉の101件を展示しています。


この展覧会は撮影ができます(条件あり)

(画像はクリックで拡大表示になります)

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国宝の2点(過去に何度か拝見しています)
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国宝 飛青磁 花生 元時代・14世紀 龍泉窯 
 江戸時代、こうした鉄斑装飾のある龍泉窯青磁は日本では 「飛青磁」の名で愛玩されてきた。青磁に点じられた鉄斑が、空を浮遊する雲に見立てられたのであろうか。本作は江戸時代の大坂の豪商・鴻池家に伝来したもの。安宅コレクションに加わった最初の国宝で、昭和42年(1967) に初めて公開されると多くの観覧者から讃歓の声があ がったという。(キャプションから)

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国宝 油滴天目 茶碗 南宋時代・12~13世紀 
南宋時代の建窯の天目や油滴天目はすでに室町時代に高く評価され、伝世の名品はいずれも日本にある。その名の由来とされる茶碗の内外の黒 にびっしりと生じた油の滴のような銀色の斑文に、青色を中心とした虹色の光の色彩のグラデーションが加わり幻想的な美しさを見せている。口縁には日本製と考えられる純度の高い金の覆輪がはめられ一層豪華さを増している。かつて関白・豊臣秀次 (1568~1595) 所持し、のち西本願寺、京都三井家、若狭酒井家に伝来した。(キャプションから)

 

素晴らしい名品揃いのなかから、私が選んだ3点。(こんな見方で楽しんできました)
別の日に行ったら、別の作品を選ぶかもしれませんが・・・・

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紫紅釉 盆 明時代・15世紀 鈞窯
明時代の鈞窯で厳しい審査を通過した宮廷用の器である。清時代にも皇帝を魅了し続け、秘蔵された。(キャプションから)

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粉青粉引 瓶 朝鮮時代・16世紀
懐石で亭主が客に預けるお預け徳利として使われたという。伝世の粉青粉瓶の最高傑作の一つで、加賀藩前田家、わかもと製薬創業者の長尾欽弥へ伝来した(キャプションから)

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清花 窓絵草花文 面取壺 朝鮮時代・18世紀前半
白磁の肌は乳白色で潤いがあり、四面に描かれた草花文様も清楚で美しく、「秋草手」屈指の名品として知られる。(キャプションから)



展覧会の構成は以下の通りです。
≪第1展示室≫ 第一章 珠玉の名品

≪第2展示室≫ 第二章 韓国陶磁の美
美、それは自然であること

≪第3展示室≫ 第三章 中国陶磁の美
美、それは完璧であること。

≪第4展示室≫エピローグ


―HPの解説ー
世界有数の東洋陶磁の名品を所蔵する大阪市立東洋陶磁美術館。そのコレクションの中核が「安宅コレクション」です。安宅産業株式会社の会長であった安宅英一氏(あたか・えいいち:1901-1994)が、会社の事業の一環として1951年から25年かけて収集した961件もの名品の数々。その全てを選び抜いた安宅氏の眼は、決して従来の価値観に縛られることのない、ただそこに存在する美を見極めようとするものでした。
ところが、安宅産業の経営破綻によってコレクションは散逸の危機を迎えます。世界に類を見ない貴重なコレクションの行方が案じられる中、大阪を同じく本拠とする住友グループが大阪市に寄贈、美術館の建設に寄与しました。コレクションが安住の地を得て40周年を迎えたことを記念し、「安宅コレクション」から国宝2件、重文11件を含む珠玉の101件をご紹介します。

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