エドワード・ゴーリーを巡る旅
渋谷区立松涛美術館で開催されています。
会期 2023年4月8日(土)~6月11日(日)
この美術館には、よく通っていますが、ショップのレジに行列ができるのは初めてのような気がします。
こんなお知らせがHPにあります。
*「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展 混雑状況のお知らせ*
土曜日・日曜日などの休日は、多くのお客様にご来館をいただいており、展示室・ショップともに、混雑が発生しています。お時間に余裕を持ってお越しください。平日は、比較的ゆったりとご覧いただけます。
エントランスホールの椅子前テーブルと、
2階展示会場のソファー・テーブルにエドワード・ゴーリーの作品が置かれていて自由に読む(見る)ことができます。
ゴーリー作品初見の方には・・・
「本を読んで、展示原画作品を観る」という繰り返しがお勧めです。
私が観に行った日も、皆さん入れ代わり立ち代わり、本を手に取って読んで(見て)いました。
エドワード・ゴーリーの著わした不思議な、ときに悲惨な、残酷な世界・・・心惹かれるかもしれません。
作品のどこかに伏線アイテムが隠れているかも?です。
(画像はクリックで拡大表示になります)
展覧会の構成は次の通りです。
第Ⅰ章 ゴーリーと子供
《不幸な子供》原画 1961年 ペン、インク、紙
《ギャッシュリ―クラムのちびっ子たち》原画 1963年 ペン、インク、紙
第Ⅱ章 ゴーリーが描く不思議な生き物
《うろんな客》原画 1957年 ペン、インク、紙
第Ⅲ章 ゴーリーと舞台芸術
《狂瀾怒涛》原画 1987年 ペン、インク、紙
第Ⅲ章 ゴーリーの舞台
第Ⅳ章 ゴーリーの本作り
《ジャンブリーズ》原画 1968年 ペン、インク、紙
《蒼い時》草稿 1975年 ペン、インク、紙
第Ⅴ章 ケープコッドのコミュニティーと像
―HPの解説ー
不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつ絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey,1925‒2000)。近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手がけた主著(Primary Books)以外にも、挿絵、舞台と衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。
本展は、そんな作家の終の棲家に作られた記念館・ゴーリーハウスで開催されてきた企画展から、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250 点の作品で再構成するものです。米国東海岸の半島に残る古い邸宅へと旅するように、達観したクールな死生観を持つ謎めいた作品との邂逅をお楽しみください。
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