« 4月花散歩 2023 | トップページ | 春の特別列品ー國學院大學図書館の名品ー 土御門家がみた宇宙ー江戸時時代の天文観測ー  »

2023.05.06

エドワード・ゴーリーを巡る旅

Img_2423

20230401_20230503184801

エドワード・ゴーリーを巡る旅は、

渋谷区立松涛美術館で開催されています。

会期 2023年4月8日(土)~6月11日(日)

この美術館には、よく通っていますが、ショップのレジに行列ができるのは初めてのような気がします。
こんなお知らせがHPにあります。  
*「エドワード・ゴーリーを巡る旅」展 混雑状況のお知らせ*
土曜日・日曜日などの休日は、多くのお客様にご来館をいただいており、展示室・ショップともに、混雑が発生しています。お時間に余裕を持ってお越しください。平日は、比較的ゆったりとご覧いただけます。


エントランスホールの椅子前テーブルと、
2階展示会場のソファー・テーブルにエドワード・ゴーリーの作品が置かれていて自由に読む(見る)ことができます。

ゴーリー作品初見の方には・・・
「本を読んで、展示原画作品を観る」という繰り返しがお勧めです。
私が観に行った日も、皆さん入れ代わり立ち代わり、本を手に取って読んで(見て)いました。

エドワード・ゴーリーの著わした不思議な、ときに悲惨な、残酷な世界・・・心惹かれるかもしれません。
作品のどこかに伏線アイテムが隠れているかも?です。

20230402_20230504164301 20230403_20230504164401

(画像はクリックで拡大表示になります)

展覧会の構成は次の通りです。

第Ⅰ章 ゴーリーと子供
20230408_20230504111101
《不幸な子供》原画 1961年 ペン、インク、紙

20230404_20230504104701
《ギャッシュリ―クラムのちびっ子たち》原画 1963年 ペン、インク、紙
 

第Ⅱ章 ゴーリーが描く不思議な生き物
20230409_20230504111301
《うろんな客》原画 1957年 ペン、インク、紙


第Ⅲ章 ゴーリーと舞台芸術
20230406_20230504110201
《狂瀾怒涛》原画 1987年 ペン、インク、紙

第Ⅲ章 ゴーリーの舞台

第Ⅳ章 ゴーリーの本作り
20230405_20230504105701
《ジャンブリーズ》原画 1968年 ペン、インク、紙

20230407_20230504110801
《蒼い時》草稿 1975年 ペン、インク、紙

第Ⅴ章 ケープコッドのコミュニティーと像

 

―HPの解説ー
不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンをもつ絵本作家エドワード・ゴーリー(Edward Gorey,1925‒2000)。近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手がけた主著(Primary Books)以外にも、挿絵、舞台と衣装のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。

本展は、そんな作家の終の棲家に作られた記念館・ゴーリーハウスで開催されてきた企画展から、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250 点の作品で再構成するものです。米国東海岸の半島に残る古い邸宅へと旅するように、達観したクールな死生観を持つ謎めいた作品との邂逅をお楽しみください。

 

|

« 4月花散歩 2023 | トップページ | 春の特別列品ー國學院大學図書館の名品ー 土御門家がみた宇宙ー江戸時時代の天文観測ー  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 4月花散歩 2023 | トップページ | 春の特別列品ー國學院大學図書館の名品ー 土御門家がみた宇宙ー江戸時時代の天文観測ー  »