「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」 第9章 エゴン・シーレ 風景画
第9章 エゴン・シーレ 風景画
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「至高の感性は宗教と芸術である。自然は目的である。しかし、そこには神が存在し、そしてぼくは神を強く、とても強く、もっと強く感じる。」 エゴン・シーレ、詩「芸術家」より、1910年
エゴン・シーレ《吹き荒れる風の中の秋の木(冬の木)》1912年 油彩、鉛筆/カンヴァス レオポルド美術館蔵
エゴン・シーレ《ドナウ河畔の街シュタインⅡ》1913年 油彩/カンヴァス レオポルド美術館蔵
エゴン・シーレ《モルダウ河畔のクルマウ(小さな街Ⅳ)》1914年 油彩、黒チョーク/カンヴァス レオポルド美術館蔵
エゴン・シーレ《小さな街Ⅲ》1913年 油彩、鉛筆/カンヴァス レオポルド美術館蔵
エゴン・シーレ《丘の前の家と壁》1911年 油彩/カンヴァス レオポルド美術館蔵
エゴン・シーレ《クルマウのクロイツベルク山麓の家々》1911年 鉛筆/紙
エゴン・シーレ《クルマウの家並み》1914年 レオポルド美術館蔵
エゴン・シーレ《ランゲン・アム・アールベルク近くの風景》1913年 レオポルド美術館蔵
エゴン・シーレ《荷造り部屋》1917年 黒チョーク/紙 レオポルド美術館蔵
1914年の第一次世界大戦勃発後、軍に召集されたシーレが兵役中に描いた作品。
「すぐにでもウイーンを離れたい。ここは何といやなところだろう![・・・]僕は一人になって、ボヘミアの森に行きたい。」
エゴン・シーレ、アントン・ペシュカに宛てた手紙より、1910年
1911年 21歳
シーレは、ウイーンの喧騒から逃れるため、南ボヘミアの小さな街、クルマウへの移住を決意する。しかし戸外でヌードモデルを描いたことや奔放な生活が周囲から非難され、失意のうちに街を去る。
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