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2022.11.08

川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり

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(この画像(チラシ)はクリックで拡大表示になります)

川内倫子:M/E
球体の上 無限の連なり

会期 2022年10月8日(土)~ 12月18日(日)

東京オペラシティ アートギャラリー


本展のタイトルにもある、メイン展示〈M/E〉とは、「母(Mother)」、「地球(Earth)」の頭文字であり、続けて読むと「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」でもあります。2019年以降に撮影された新作のシリーズです。

川内倫子がとらえる”光”その個性に魅力をを感じるファンは多いと思います。
日常の出来事、世界で起こっていること、近所の川、世界の大自然、全て同じ地球で起こっていること・・繋がっていること・・・・

以下のシリーズ作品が展示されています。
《Halo》
《4%》
《One surface》
《An interlinking》
《Illuminance》(映像)
《光と影)
《A whisper》
《あめつち》
《M/E》
《やまなみ》


(画像はクリックで拡大表示になります)

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《無題》(シリーズ「4%」より」)2013 

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《One surface》2022 展示風景

《An interlinking》展示風景
突き当りの壁面に《光と影》
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《Illuminance》2001-2022 展示風景 
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シリーズ「M/E」展示風景
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《無題》(シリーズ「M/E」より)2020
《無題》(シリーズ「M/E] より)2019

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《無題》(シリーズ「M/E」より) 2011(両作品)

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シリーズ「M/E」(展示風景)

《やまなみ》展示風景
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スマホで撮った写真をまとめてみました。



―HPの解説ー
写真家・川内倫子(1972–)は、柔らかい光をはらんだ淡い色調を特徴とし、初期から一貫して人間や動物、あらゆる生命がもつ神秘や輝き、儚さ、力強さを撮り続けています。身の回りの家族や植物、動物などの儚くささやかな存在から、長い時を経て形成される火山や氷河などの大地の営みまで等しく注がれる川内のまなざしは、それらが独自の感覚でつながり、同じ生命の輝きを放つ様子を写しとっています。国内の美術館では約6年ぶりとなる大規模個展である本展では、この10年の活動に焦点を当て、未発表作品を織り交ぜながら川内の作品の本質に迫ります。
展覧会タイトルでもある〈M/E〉は、本展のメインとなる新作のシリーズです。〈M/E〉とは、「母(Mother)」、「地球(Earth)」の頭文字であり、続けて読むと「母なる大地(Mother Earth)」、そして「私(Me)」でもあります。アイスランドの火山や流氷の姿や北海道の雪景色と、コロナ禍で撮影された日常の風景とは、一見するとかけ離れた無関係のものに思えますが、どちらもわたしたちの住む地球の上でおこっており、川内の写真はそこにあるつながりを意識させます。本展は、人間の命の営みや自然との関係についてあらためて問い直す機会となることでしょう。

 

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