北条義時下文(朽木家古文書)展示 国立公文書館
国立公文書館に行ってきました。
大河ドラマ鎌倉殿の13人では、実朝が第3代鎌倉殿に就き、頼家は幽閉先修善寺で殺害されるというところまで話が進んでいます。
北条義時の専恣?が目立つ状況になって来ました。
国立公文書館で重要文化財 原本特別公開中として『北条義時下文(朽木家古文書)』の展示が行われていました。(~9月11日)
久しぶりに大河ドラマを観ている自分、ちょっと嬉しい気分になりました。
この下文は、承久の乱の直後に発せられたものだそうです。
以下キャプションの書き写しです。
北条義時下文 ( 朽木家古文書)
北条義時 (1163~1224) の下文(上意下達の文書)。
平保業 (生没年未詳)を播磨国在田道山荘の所職 (荘園領主に代 わり、荘園経営実務を担当する役職) にするという内容で、署名の「陸奥 が時を指しています。 日付によれば承久3年(1221)8月25日に発せられたもので、これは義時らが後鳥羽上皇 (1180~1239)と対立した承久の乱 (1221)の直後に相当します。
重要文化財 「朽木家古文書」のうち最古の資料。
(画像はクリックで拡大表示になります)
国立公文書館では、令和4年度第一回企画展 江戸城の事件簿が開催されています。(~9月11日)
プロローグ 江戸城の空間と構造
Ⅰ江戸城の事件簿
1刃傷
2窃盗
3珍事件
Ⅱ江戸城の災害
1火災と自信
2幕末の江戸城
エピローグ 江戸城から皇居へ
展示資料の一覧です。
柳営日次記(りゅうえいひなみき)
展示個所は、松の廊下刃傷事件を記した部分。
(画像拡大表示でキャプションが読めると思います)
寛永以来刃傷記 展示個所は田沼意知殺害事件を記した部分
江州彦根城主井伊銕三郎直弼分限
井伊直弼の明細短冊 明細短冊とは、今でいう履歴書のようなもの。
殿中御沙汰書留
江戸城内 (「殿中」)において廻状等の形で日々回覧される儀礼・任免・面謁・賞罰等に関する情報 (「御沙汰」)を、各部署や坊主等が実務上の必要から書き 留めたもの。
柳営御白書院虎之間院御殿御休息伺下絵
御本丸炎上の留
勝海舟日記抄
ーHPの解説ー
江戸城は将軍とその家族をはじめとした生活空間であり、老中や若年寄ほか諸役人の政務空間でもありました。 多くの人が生活し、出入りする江戸城では、盗みから刃傷沙汰(にんじょうざた)まで数多くの事件が起こり、また、地震や火災などの災害にも見舞われました。 本展示では、江戸城内で起きた事件、災害に注目して、当館所蔵資料の中から、事件の顛末(てんまつ)やその後の対応、災害時の江戸城の被害状況や、復興・復旧に向けた取り組みなどをご紹介します。
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