ロボット特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」
特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」は、日本科学未来館で開催されています。
会 期 2022年3月18日(金)~8月31日(水)
総務省のHPに次のような記述があります。
(2)ロボットの定義とパートナーロボット
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「NEDOロボット白書2014」(2014年3月)では、ロボットを「センサー、知能・制御系、駆動系の3つの要素技術を有する、知能化した機械システム」と定義している。その上で、ロボットの役割を、産業用ロボットのような「生産環境における人の作業の代替」、無人システムのような「危機環境下での作業代行」、それに日常生活の中での家事支援や介護支援等の「日常生活支援」に大別している。
この定義の通りの、さまざまな分野で開発、発達してきたロボットが展示されていて、老若男女誰でもが楽しめる展覧会です。
ただ、最先端技術?・・・・扱いずらいのでしょうが、軍事ロボット関連展示(解説程度でも)があっても良かったのでは?
この施設では無理なの?・・・ 興味ある人は多いのではと思ったりしました。
本展では、さまざまな体験ができるコーナーが設けられています。
わたしも体験しました。
零式人機Ver.1.2 人機一体
VRゴーグルをつけてロボットの視界(視線)が体験できます。操作感は触らせてくれません。
(画像はクリックで拡大表示になります)
「ロボットと触れ合う」コーナーでは、お馴染みのロボット、沢山の楽しいロボットと遊べます。
展覧会の構成は以下の通りです。
Z o n e 1
ロボットって、なんだ?
ロボットは、いつ、どのように生まれたのだろう。
人間はどうやってロボットを創り出してきたのだろう。
人間とロボットはどのように歩んできたのだろう?
ロボットの誕生、そして現在へ
Z o n e 2
きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?
Z o n e 2 - 1
からだって、なんだ?
にんげんのからだ、ロボットのからだ
ロボットで変わるからだ
ロボットで感じる・伝える
もうひとつのからだ
Z o n e 2 - 2
こころって、なんだ?
ロボットとふれあう
ロボットのおしゃべり
こころを感じるこころ
Z o n e 2 - 3 2-3
いのちって、なんだ?
漱石アンドロイド
二松学舎大学大学院研究科 大阪大学大学院基礎工学研究科
声は孫の夏目房之介氏の声をもとに作られた。授業を行うほか漱石作品の朗読や講演を再現する。
Z o n e 3
きみとロボットの未来って、なんだ?
最期に問いかけられます。
あなたは死後、さなたの個人データとAIやCGなどを利用して「復活」させられることを許可しますか?
ボタンを押して、あなたの意見を投票してみよう
スマホで撮った画像をまとめてみました。
―HPの解説ー
本展は、多数のロボットを見たり触れたりインタラクティブな仕掛けを体験したりしながら、幅広い層に楽しんでいただけます。ロボットとの関係性を通して、変わりゆく人間の「からだ」「こころ」「いのち」に目を向け、「人間とはなにか?」を問いかけながら、人間とロボットの未来像を思い描きます。
本展のみどころは、一堂に集結した多彩なロボットたち。世界初の人型ロボット「WABOT-1(ワボット-ワン) 」をはじめ、体高4メートルを超える汎用人型重機「零式人機(れいしきじんき) ver.1.2」や、どこにいてもロボットを通して社会の活動に参加できる遠隔操作が可能な分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」、実在する人物の写真や音声などのデータを元に再現されたデジタルクローンなど、日本のロボット開発の礎となったロボットから、本邦初公開の最新ロボットまで多岐にわたります。また、本展後半では、インタラクティブな体験展示を通して、ロボットとともに変わりゆく人間のあり方や、その先の未来像に思いをはせます。
「ロボット」という言葉が生まれてから100年以上。発展・拡大を続けるロボット技術は、いまや私たち人間にとってなくてはならない存在になり、ロボットの定義や概念、形もさまざまに変化しています。それはロボットと人間の関係性が複雑になってきたということなのかもしれません。私たち人間とはどのような存在なのか、かえりみるきっかけにもなるのではないでしょうか。
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