愛のヴィクトリアンジュエリー 華麗なる英国のライフスタイル
愛のヴィクトリアンジュエリー
華麗なる英国のライフスタイル
八王子夢美術館
会期 2022年7月1日(金)〜9月4日(日)
19世紀、18歳で即位したビクトリア女王の時代、イギリスに多くの金・銀・ダイヤモンドが持ち込まれました。
高品質の宝飾品は、後にビクトリアンジュエリーと呼ばれます。
アフタヌーンティーや今日のウェディングも、ヴィクトリア女王の時代に完成されたものです。
若き日のヴィクトリア女王 1842年 イギリス
展示構成は以下の通りです。
第一章 アンティークジュエリー
第二章 歓びのウェディングから哀しみのモーニング
第三章 優雅なひととき アフタヌーンティー
八王子市夢美術館「愛のヴィクトリアンジュエリー」
アイエム[インターネットミュージアム]Internet Museum
チラシ画像から・・・
ピンクトパーズ&カラーゴールドスウィート 1830年頃
希少なピンクトパーズに華やかな金細工が施されたスウィート。カラーゴールドでアカンサスの葉模様にしたレポゼ細工、グラニュレーションなどの高度な技術を駆使して作られている。ネックレスから下がるペンダントは、ブローチの下に着けることもできる。(キャプションから)
ターコイズ&ゴールドブローチ 1830年頃 イギリス
自然主義を代表する作品。鳩は昔から「聖霊」の象徴として用いられてきた。「忘れな草」をくわえる鳩には「私を忘れないでというメッセージが込められている。(キャプションから)
ブルーエナメル&ゴールドネックレス 1865~70年頃 イギリス
ロイヤルブルーのエナメルでできたハートと重量感のあるブラジリアンチェーンのコントラストが美しい作品。ハート形のペンダントは厚みのある金台にギヨシェエナメルが施されている。ペンダントの裏ブタには故人の名前と日付、年齢が刻まれ、ロケットになっている(キャプションから)
エナメル&サファイア、ダイアモンドネックレス 1880年頃 イギリス
ルネッサンス期のエナメル技法の復刻で19世紀を代表する作家となったカルロ・ジュリア―ノの作品。白と黒の精緻なエナメル細工。サファイアとダイアモンドの精巧なセッティング。美しい光沢の天然真珠の組み合わせが見事な逸品。(キャプションから)
リガードバドロックペンダント 1820~30年頃 イギリス
19世紀初期のセンチメンタルジュエリーを代表する作品。パドロック(錠前)は「捕らえられた愛情」を意味し、表面には宝石による文字遊びの「リガード=REGARD(敬愛)」装飾が施されている。また中央の真珠とタコイーズで「忘れな草」を表し、花言葉「私を忘れないで」という思いを託している。(キャプションから)
ローマンモザイク&ゴールドブローチ 19世紀中期 イタリア
色とりどりの花と鳩がさまざまな色彩で表現されたモザイク作品。裏側には作者バルベリの名前が刻まれている。彼の作品はモザイクのパーツが丸みを帯びていること、同系色のグラデーションを用いていることに特徴がある。(キャプションから)
シードパールティアラ 19世紀初期 イギリス
イングランドのバラ、スコットランドのアザミ、アイルランドのシャムロックと、イギリスの3つの国の花をモティーフにしている。バラの花の下にはスプリングがついており、頭上で震えるように細工が施されている。(キャプションから)
ティーセット 1860-61年 ロンドン
代々受け継がれてきた銀器で客をもてなすことは、その家の誇りであり、銀器は家系を表す重要な役割を担ってきた。
―HPの解説ー
1837年、18歳の若き女性が王位を継承し、大英帝国の頂点に立ちました。栄華を極めたヴィクトリア時代の幕開けです。「太陽の沈まない帝国」と呼ばれ世界中の物資がもたらされた英国では、金や銀、ダイヤモンドに象牙など、様々な富が美しいデザインのジュエリーとして享受されました。またアフタヌーンティーや今日のウェディングも、ヴィクトリア女王の時代に完成されたものです。
本展覧会では、ヴィクトリア時代のイギリス王室にまつわる宝飾品など、技巧を凝らしたアンティークジュエリーの数々を、アフタヌーンティーの豪奢な銀食器やアンティークレースなどとあわせて紹介します。伝統と文化、華麗なる英国のライフスタイルをお楽しみください。
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