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2022.06.18

琉球沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」

沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」沖縄復帰50年記念 特別展「琉球」は、
東京国立博物館 平成館 特別展示室 で開催されています。

会期 2022年5月3日(火) ~6月26日(日)

沖縄県は復帰50年を迎えました。
今年は、さまざまな沖縄に関する展覧会が開催されてきました(開催されています)
この展覧会は沖縄の歴史を底流に、王国時代の歴史資料・工芸作品・国王尚家に伝わる宝物に加え、考古遺物や民族作品などの様々な文化財を一堂に会し、アジアにおける琉球王国の成立、および独自の文化の形成と継承の意義について紐解く総合的な展覧会です。

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(クリックで拡大表示になります)

展覧会の構成は次の通りです。

第1章 万国津梁アジアの架け橋
琉球王国は、アジア各地を結ぶ中継貿易の拠点として大いに栄えました。
王国や港市・那覇の活況を今に伝える記録、交易でもたらされた国際色豊かな品々が展示されています。

第2章 王権の誇り 外交と文化
琉球国王尚氏は、1470年からおよそ400年にわたり琉球を治めました。
首里城を彩った王家の宝物、中国皇帝や日本の将軍、大名に贈られた美しい漆器や染織品などが展示されています。

第2章のみ撮影ができます。
(以下の画像はクリックで拡大表示になります)
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模写復元 尚穆王御後絵 [本紙]東京藝術大学保存修復日本画研究室 [表装具]墨仙堂
紙本着色
令和2年度 [原資料]第二尚氏時代18世紀 沖縄一般財団法人沖縄美ら島財団

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国宝衣裳展示風景 沖縄那覇市歴史博物館

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展示風景

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国宝唐衣裳など展示風景

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国宝 王冠(付簪) 琉球王国尚家関係資料 第2尚家時代 18~19世紀 
沖縄那覇市歴史博物館

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国宝 黒漆脇差拵(号 池金丸) 琉球国王尚家関係資料
信国作か 【刀身】鉄、鋳造 室町時代16世紀 【拵】木胎、漆塗 江戸時代17世紀
沖縄那覇市歴史博物館

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青貝螺鈿鞘腰刀拵(号 北谷菜切) 琉球国王尚家関係資料 
【刀身】鉄、鋳造 室町時代15世紀 【拵】木胎、漆塗、螺鈿 江戸時代16~17世紀 
沖縄 那覇市歴史博物館

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国宝 黒漆雲龍螺鈿東道盆 琉球国王尚家関係資料 木製漆塗、螺鈿 第二尚家関係資料
沖縄那覇市歴史博物館 

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国宝 朱漆巴紋牡丹沈金馬上杯 琉球国王尚家関係資料 木製漆塗、沈金 第二尚氏時代18~19世紀
沖縄那覇市歴史博物館

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国宝 唐冠服図帳 琉球国王尚家関係資料 紙本墨画着色 第二尚氏時代 乾隆30年(1765)
沖縄那覇市歴史博物館

第3章 琉球列島の先史文化
先史時代の人びとが日々の暮らしに用いた道具とともに、交流によってもたらされた希少な品々を紹介しています。

第4章 しまの人びとと祈り
しまの暮らしと祈りの形を通して、土地に根ざした多様な文化、地域の個性を見つめます。

第5章 未来へ
本展の締めくくりとして、首里城の復活を中心に、琉球文化の復興と継承の道のりをたどります。

 

ーHPの解説ー
令和4年(2022)、沖縄県は復帰50年を迎えます。かつて琉球王国として独自の歴史と文化を有した沖縄は、明治以降の近代化や先の戦争という困難を乗り越え、現在もその歴史、文化を未来につなぐ努力を続けています。本展は、王国時代の歴史資料・工芸作品、国王尚家に伝わる宝物に加え、考古遺物や民族作品などのさまざまな文化財が一堂に会します。
また、沖縄県では、平成27年度より琉球王国文化遺産集積・再興事業として、失われた文化遺産の復元に取り組んできました。この事業によって制作された復元作品も多数展示します。琉球・沖縄の歴史や文化を総合的にご覧いただけるまたとない機会です。

 

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