月百姿 五条橋の月 月岡芳年
鎌倉の13人は、なかなかの評判を得ているようで、自分も見ています。
義経の登場する回の放送は終了しましたが、展覧会などで義経を描いた作品展示を見かけるとやはり気になります。
先日観に行った八王子夢美術館の月岡芳年展でも「義経」作品が展示されていました。
久しぶりで、ポストカードを購入しました。
この作品からも、芳年人気が頷けます。
義経(牛若丸)の天を衝く右手、投げられた扇への目線、身体、扇が左上から右下に一直線につながる構図は見事。
真横にたなびく衣のひだがスピード感を加えます。
武蔵坊弁慶の慌てる様子が目に浮かびます。
月岡芳年 月百姿 五条橋の月 大判錦絵 明治21年(1888)
月百姿は、月岡芳年が明治18から25年(1885~1892)、数え47歳から54歳の時に発表した浮世絵の連作で、月をテーマとした全100点揃物の大判錦絵。
「月百姿」は、月にちなんだ物語を題材としていますが、平安時代や戦国時代の武将たちや絶世の美女たち、あるいは幽霊や妖怪などの不可思議な存在まで、さまざまなテーマが登場します。
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