芭蕉布-人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事-
芭蕉布-人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事-は、大倉集古館で開催されています。
会期 2022年6月7日(火)~7月3日(日)
平良敏子工房関連展示は、よく見かけます、私の偶然でしょうか?
2019年に渋谷区立松涛美術館で開催された展覧会「美ら島からの染と織 ─色と文様のマジック」で、工房での作業記録映像を見ていますが、
大倉集古館のこの展覧会でも同じもの?が放映されています。(地階で)
この映像を観てから展示作品を観て回るのがお勧めです。
柳宗悦に「今時こんな美しい布はめったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です」と言わしめた手織物の数々、その色彩、文様、織の繊細さを堪能させてくれる展覧会です。
1階展示室 喜如嘉の挑戦
2階展示室 喜如嘉の絣
芭蕉布 着尺 「変わり三段組」
芭蕉布 着物「ムチリーくずし」
煮綛芭蕉布 琉球着物「黄地 小鳥 引下 綾中(トゥイグワー ヒキサギー アヤナカー)」
琉球王国時代に王子夫人の夏衣裳であった。
―HPの解説ー
芭蕉布とは亜熱帯を中心に分布する植物・芭蕉からとれる天然繊維を原料とした、沖縄を代表する織物です。第二次世界大戦後に消滅しかけた伝統技法を復興させ、現代へ繋いだ女性こそが平良敏子です。その功績により、2000 年には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。本展では沖縄本土復帰50 周年に寄せ、喜如嘉(キジョカ)に工房を設け、芭蕉布と共に生きる平良敏子の情熱と手仕事をご紹介いたします。民藝運動の主唱者・柳宗悦に「今時こんな美しい布はめったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です」と言わしめた手織物の数々を約70 点にわたり公開いたします。芭蕉の糸が織りなす透けるような風合い、古くから伝わる琉球藍や車輪梅の力強い色彩、バラエティに富んだ絣柄の世界をはじめとする芭蕉布の手わざの魅力を様々な角度からお楽しみください。
大倉集古館「芭蕉布-人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事-」
アイエム[インターネットミュージアム]Internet Museum
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