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2022.05.16

トーハクの一品(その9) 為家本時代不同合絵

為家本時代不同合絵はトーハク本館総合文化展、日本美術、宮廷の美術ー平安~鎌倉 に展示されています。
展示期間 2022年4月26日(火)~6月5日(日)

(画像はクリックで拡大表示になります)

為家本時代不同歌合絵
鎌倉時代・14世紀 紙本墨画
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後鳥羽天皇と和歌と美術
承久3年(1221) 、承久の乱に敗れた後鳥羽天皇は隠岐に配流されます。この地で作られたのが『時代不同歌合』で、過去と現在の歌人の和歌を組み合わせた架空の歌合です。どうやらこの歌合はさっそく都に送られ、歌人の姿を添えて楽しまれていたようです。「時代不同歌合絵」は多くの歌仙絵が作られるきっかけとなった作例と考えられます。 政治的には敗北した後鳥羽天皇ですが、 文化史上に果たした役割は計り知れないものがあります。(作品解説パネルから)


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