碌山美術館 2022年4月
長野県安曇野市穂高にある
碌山美術館に行ってきました。
碌山館の写真を見て一度行ってみたいと思っていた場所です。
(以下の画像はクリックで拡大表示になります)
当日、青空と新緑の中に佇む碌山館は素晴らしい景色でした。
中には碌山の代表作が展示されています。そして、碌山の経歴、業績が詳しく紹介されています。
碌山館のみ撮影可能でした。
碌山館
碌山館展示室
荻原守衛(碌山)略年譜(碌山館展示室内)
重要文化財《女》 明治43年(1910)
《文覚》 明治41年(1908)
荻原守衛の代表『女』は新宿中村屋を夫婦で経営していた相馬黒光がモデルとされます。相馬夫妻は禄山芸術のよき理解者でした。
荻原は黒光を慕っていました。
文覚は、人妻に恋をして夫を殺そうとするのですが、間違えて愛する人を殺してしまい、その後悔から出家をしたという物語?があります。
重要文化財《北条虎吉像》 明治42年(1909)
《坑夫》 明治40年(1907)
《小児の首》 明治42年(1909)
碌山資料展示(碌山館内)
碌山美術館内には、碌山館のほかに杜江館、第1展示室、第2展示室、グズベリーハウス・休憩室、ミュージアムショップがあります。
杜江館:荻原守衛の絵画作品(油彩・デッサン)を展示しています。
第1展示室:荻原守衛と中村屋サロンの芸術家たち
高村光太郎、戸張孤雁、柳敬助、斎藤与里、中原悌二朗の作品が展示されていました。
第2展示室:コレクション展示 日本美術院の彫刻家たち展
戸張孤雁、橋本平八、基俊太郎、喜多武四郎、堀進二、保田龍門などの作品が展示されていました。
ーHPの解説ー
日本近代彫刻の扉を開いた荻原守衛(碌山)の作品と資料を 永久に保存し、一般に公開するために、当館は、1958年4月22日に開館しました。美術館建設は、長野県下の全小中学生の生徒をはじめとする29万9100余人の力によって、碌山の生地北アルプスの麓安曇野に誕生しました。碌山と関係の深い優れた芸術家たちの作品をあわせて蒐集保存し、 日本近代彫刻の流れと展開を明らかにしようと努めております。
スマホで撮った動画です。
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