観てきた展覧会ベストテン 2021年
新コロナ禍の中、多くの展覧会が予約制をとっていて、気ままにふっらりと訪れることが叶わないのは残念でしたが、
お陰で?大変混み合うという展覧会もなく、時間をかけて鑑賞できたのはよかったと思います。
今年も順番はつけられませんでしたが、10の展覧会を思うままに選んでみました。
・長年マルチな活躍を第一線で続ける(活躍し続けた)美術家の作品の質と量に圧倒された展覧会。
和田誠展
東京オペラシティ アートギャラリー
会期 2021年10月9日(土)~ 12月19日(日)
GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
東京都現代美術館
会期 2021年7月17日(土)- 10月17日(日)
ゴッホ作品の初期収集家ヘレーネが収集した作品から、ゴッホの生涯を概観。
オランダ時代の素描に注目しました。
ゴッホ展──響きあう魂 ヘレーネとフィンセント
東京都美術館
会期 2021年9月18日(土)~12月12日(日)
・日本仏教の根本をあらためて勉強させてくれた企画展
伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて
東京国立博物館
会期 2021年10月12日(火) ~ 11月21日(日)
・小規模美術館ならではの展示空間創りが秀逸でした。
陰翳礼賛「陰翳礼讃 影に浮かぶ仏の美 闇に輝く絵画の光」
上原美術館
会期 2021年4月29日(木・祝)~9月26日(日)
・国立科学博物館の一連の企画展(どれも大変興味を持ってみてきました)
企画展「加速器 -とてつもなく大きな実験施設で宇宙と物質と生命の謎に挑んでみた-」
国立科学博物館の日本館1階企画展示室および地球館地下3階常設展示室内
会期 2021(令和3)年7月13日(火)~ 10月3日(日)
・今年の展覧会の傾向のひとつ・・・
高齢まで活躍し続ける女性美術家、それぞれの置かれた立場から発信し続けた美術家、高齢からスタートした美術家などの展覧会が目立ちました。
アナザーエナジー展:
挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人
森美術館
会期 2021年4月22日(木)~2022年 1月16日(日)
・巴水の良さを再確認させてくれた展覧会(情緒豊かな旅の版画に魅了されました)
浮世絵風景画―広重・清親・巴水 三世代の眼―
町田市立国際版画美術館
会期 2021年7月10日(土)〜9月12日(日)
・江戸絵画を中心に中世から近代にいたる作品を網羅して、日本絵画の変遷をたどる展覧会
サントリー美術館 開館60周年記念展 ミネアポリス美術館 日本絵画の名品
サントリー美術館
会期 2021年4月14日(水)~6月27日(日)
マーク・マンダース —マーク・マンダースの不在
東京都現代美術館
会期 2021年3月20日(土・祝)~ 6月20日(火) 22日(火)
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コメント
今年も拙ブログにお付き合いいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
投稿: 岩城さんへ | 2021.12.30 17:07
色々と勉強になる作品が多いですね。来年も楽しみにしています。良いお年をお迎えください。
投稿: 岩城 | 2021.12.30 09:44