MOTコレクション Journals 日々、記す 特別展示:マーク・マンダース 保管と展示
東京都現代美術館 MOTコレクション
Journals 日々、記す
特別展示:マーク・マンダース 保管と展示
会期 2021年7月17日(土)~ 2021年10月17日(日)
(以下の画像はクリックで拡大表示になります)
コレクション展示室3階で、マーク・マンダースによるインスタレーション「保管と展示」が公開されています。
本年6月まで開催していた個展「マーク・マンダース ―マーク・マンダースの不在」が会期を短縮して終了。作品返却までの間、作家本人のディレクションによる新たな展示空間が出現しています。
展覧会を見逃した方はチャンスかもしれません。
本展は撮影可です。(一部の作品グループは撮影場所に指定があります )
マインドスタディ 2010-2011年 ボンネファンテン美術館蔵
舞台のアンドロイド(88%に縮小) 2002-2014年
展示風景
4つの黄色い縦のコンポジション 2017-2019年
椅子の上の乾いた像 2011-2015年
拙ブログの投稿記事は下記クリックで・・・
マーク・マンダース ーマークマンダースの不在
コレクション展示室1階は「Journals 日々、記す」
蜷川実花、島袋道浩、竹内公太、三宅砂織、照屋勇賢、河原温などによる約70点で、私たちの生きる社会や日常を照らし出します。(HPから)
(本展は一部の作品を除いて撮影可です)
大岩オスカールの展示作品がタイムリーでとてもよかったと思いました。(もともと好みの美術家ですが・・・)
《オリンピアンの神:ゼウス》2019 作家蔵
パリの日本文化会館での「都市とスポーツの祭典」をテーマとした展示のために2019年に描かれました。リオ、東京、パリ、とオリンピックの開催都市のそれぞれが私的な記憶と象徴的モチーフとして描かれ、3点の繋ぎ方で絵巻きにも、肖像画にも姿を変えます。(本展小冊子から引用)キャプションには、「ゼウスはどこにいるだろう」とあります。答えは入り口でもらえる冊子の11ページにあるよと・・・
《タイムズスクエア、ニューヨーク》2020 アートフロントギャラリー蔵
《ホワイトオス(カー)森 2000油彩/カンヴァス
Chim↑Pom
Chim↑Pom《May, 2020, Tokyo(大久保駅前)―青写真を描く―》2020
新型コロナウイルス感染拡大防止のため一回目の緊急事態発出されて人の消えた屋外で、この作品は作られました。
河原温
《NOV.21,1985「Tday」(1966-2013より》1985 (本展小冊子から)
平田実、ホンマタカシ
《平田実《ハイレッド・センター「首都圏清掃整理促進運動」》1964 プリント2011 (本展小冊子から)
蜷川実花
Liquid Dreams 2003 発色現像方式印画 プレクシグラスにマウント
展示風景
指さし作業員、竹内公太
指差し作業員《ふくいちライブカメラを指さす》2011 (本展小冊子から)
島袋道浩
《人間性回復のチャンス》1995 (本展小冊子から)
三宅砂織
三宅砂織はカメラを用いず印画紙に遮光物を置いて感光させる、フォトグラムという技法を長らく追及してきました。近年は、他人が残した写真を透明フィルムに描きうつし、それを感光させて、いわば「絵画の影」に身体を与える作品を制作しています(本展配布小冊子からの引用)
展示風景
照屋勇賢
《Notice-Forest:Madison Avennue》 2011 (本展小冊子から)
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