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2021.10.22

宮崎学 イマドキの野生動物

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《テン》2017年 作家蔵
耳と目と鼻を同時に使うテンは臭いをとるために舌で鼻を濡らすことが多い。(キャプションから)


「宮崎学 イマドキンの野生動物」は、東京都写真美術館で開催されています。

会期 2021年8月24日(火)~10月31日(日)


動物好きにはたまらない、そしてちょっと切ない場面にも遭遇します。

宮崎学が工夫し、手作りした機材を駆使して「イマドキの野生動物」の森羅万象を、動画を含めて、サービス精神精神いっぱいの展示で楽しませてくれます。

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(この画像はクリックで拡大表示になります)

以下、キャプションから引用。
《ニホンカモシカ》2971年 作家蔵
伐開地の倒木に登り実生新葉を食べるニホンカモシカ。

《ツキノワグマのカメラマン 長野県、中央アルプス》2006年 作家蔵
ツキノワグマはとても好奇心が強い。設置しておいたカメラと三脚で戯れる姿はもう1台の無人カメラがとらえた。

シリーズ〈死を食べる〉より《ニホンカモシカを食べるイノシシ、岡山県》2012年 作家蔵
死体の背後から食い始めるイノシシ。

《フクロウのヒナ》1988年 2006年 東京都写真美術館蔵
巣立ちが近いヒナ、愛らしい中にも野生の持つ猛々しさがある。

《クマタカ》1972年 東京都写真美術館蔵
鋭い目つきで周囲をうかがうクマタカ。

《ムササビ》2016年 作家蔵
夜行性のムササビは樹洞の巣で寝起きの伸びをしていた。

《鶴岡八幡宮のタイワンリス、神奈川県》2000年 個人蔵
鶴岡八幡宮の棚の上で愛嬌を振りまくタイワンリス。すっかり人慣れし、カメラを近づけても逃げない。

《洗剤キャップを背負ったヤドカリ、鹿児島県》1995年
「ヤクルトヤドカリ」や「キューピー・ヤドカリ」も。いまや世界中の海は私たちの身近なゴミであふれかえっている。

《ニホンザル》2020年 個人蔵
猿の家族がレンズを怪訝そうに見つめていた。

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《冬の死・ニホンカモシカ》1993年 東京都写真美術館蔵
コメツガの森のはずれに、ニホンカモシカノ死体がうもれていた。 


展覧会の構成は以下の通りです。
第1章 《ニホンカモシカ》1970-1973
第2章 《けものみち》1976-1977、《倒木のけもの道》2012-2013、《岩田の森のけもの道》2011-2012
第3章 《鷲と鷹》1965-1980
第4章 《フクロウ》1982-1988
第5章 《死》1994、《死を食べる》2012-2015
第6章 《アニマル黙示録/イマドキの野生動物》1993-2012
第7章 《新・アニマルズ》2018-2021,《君に見せたい空がある》2020-2021  


「宮崎学 イマドキの野生動物」展 作家インタビュー
TOPMUSEUM 東京都写真美術館

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