楽天モバイル(Rakuten Hand)導入顛末記
昨年12月に楽天モバイルと契約、同時にRakuten Handを購入しました。
au回線契約で使用中のiphoneのサブ機としてです。
契約購入した理由は、
1年間無料で運用出来ること。
(楽天回線使い放題、補助回線auが5GBまで使える(ローミング))
(通話し放題(Rakuten Linkアプリで))
Rakuten Handがポイント還元(期限付き)で実質0円であること。
いずれも諸条件を満足する必要があります。
元々スマホのヘビーユーザーではないこともあってか、12月契約購入から3月までの間は問題なく快適に使えました。
引き落とされた回線使用量も、数十円でした。
が・・・
4月のある日突然スマホ画面の上段に「緊急通報のみ」と表示されて楽天回線、au回線ともにつながらなくなりました。
通話もできなくなりました。
楽天モバイルアンテナ占有率が70%に達した地域は、楽天モバイルとauのローミングが解約されるということは分かっていましたが、なんの前触れもなく突然使えなくなったので、ローミング解約が原因なのかはどうかは分かりませんでした。
解決すべく、
楽天モバイルとのチャット、ネット情報などで試行してみましたが駄目でした。
結局サービスサイトに電話しましたが、例によって繋がらない・・・
やっと繋がって担当の方と会話が始まると、
先ずは「私自身がネットで調べて実施済みの一連の操作」をおさらいする内容で、解決せず。
次の解決策として、eSIMの更新を提案されました。
そして、担当の方に通話で操作を誘導されて、eSIMを更新しましたが、これでも解決しませんでした。
最後に、担当の方曰く「こちらではこれ以上できないので、別のの電話番号にかけ直して欲しい」と・・・・
電話つながるのを待つのは嫌だな~
しばし時間をおいて・・・・・
チャットで再挑戦しました。
「緊急通報のみ」の表示がありローミングが機能していないようだ等々書き込んで伝えると・・・
契約者確認入力に続いて、
つながらない場所(住所、建物の中、外)
いつから、
通信状況などの数問に、
こちらから答えを入力送信したところ・・・
暫くして登録しておいた私のemailに連絡がありました。
以下は、要約です。
楽天モバイル コミュニケーションセンターです。
ご申告いただいた事象についてお調べしましたところ、パートナー回線エリアから楽天回線エリアへ移行した際のエリア差分により、影響が出ている可能性がございます。つきましては楽天モバイル(ドコモ回線)をご利用いただいける代用機を発送させていただきます。
後日代用機としてHUAWEI nova lite 3+が送られてきました。
容量25GB、通話無料だそうです。
楽天モバイル契約電話番号とは違います。
RAKUTEN HAND と代用機
今回の経験で思ったこと・・・
ワンストップサービスになっていないのは、どうなんだろうか?
大きな不満が残りました。
代用機はいつどのような環境になったら返却するのか?なんの説明もないし・・・
購入時にサブ機としての運用を考えていた通り、
現状ではメインのスマホとして使うのは危険、あくまでもサブ機と考えたほうがいいようです。
楽天モバイルは総務省にプラチナバンドの使用申請をしていますが、既存3大キャリアは反対の立場。
このまま、いつまでもつながりずらいスマホでは、キャリアとしての存在意味が問われかねないですね。
この状態はいつまで続くのでしょうか?
設備投資に見合う将来の収益見込みがあるのでしょうか?
楽天モバイルの行く末は?
私如きが心配する様なことではないのでしょうが・・・・
ちなみに、Rakuten Handはコスパが素晴らしいスマホだと思ったこと、このことは付け加えておきます。
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コメント
楽天の焦りを感じますね。
「0円戦略はキャリアとしての自身のなさ故なのでは」と勘ぐってしまいます。
「郵便との提携」「テンセント・リスク」「ソフトバンクの提訴」
個人的には頑張って貰いたいですが・・・
日本のデジタル敗戦?問題はチョット致命的なレベルだと思っています。
今は、自動車業界の行く末が気になります。
単なるサプライヤーにならない様に!
敗戦となると日本経済崩壊ですね。
投稿: 内田さんへ | 2021.05.12 19:06
ソフトバンクの立ち上げ時も、繋がるエリアが限定されていて、大ヒンシュクでしたが、iPhone戦略が成功し今があります。楽天には何がありますかね? 通信は元々国家秘密に係る事業なので、誰でもが参入できること事態がおかしい。通信の重要性をしらないトップが事業仕分けを行ったつけが、今の日本の通信技術。それにやっと気が付き、旧電電ファミリーの再構築を始めたが、世界のトップグループに追いつくにはまだまだ時間がかかりそう。1980~90年代、世界で通信最先端(光多重通信)を走っていたあの頃が懐かしい。
投稿: 内田 | 2021.05.12 18:18