紅葉の京都大原 寂光院 2020年11月中旬
京都大原の寂光院に行ってきました。
大原一日散歩で訪れた最後のお寺です。
歴史好き美術好きには様々な思いで佇む、ということになりました。
建礼門院のお寺で知られる寂光院。
(寂光院HPから)
第3代の建礼門院(平清盛息女、高倉天皇中宮、安徳天皇母)は、文治元年(1185)年9月に入寺し真如覚比丘尼と称した。源平の合戦に敗れた後、寂光院に侍女たちとともに閑居し壇ノ浦で滅亡した平家一門と、我が子安徳天皇の菩提を弔いながら、終生を過ごした。
截金の魅力を教えてくれた故江里佐代子さん(人間国宝)
(寂光院HPから)
建礼門院像は、木造、ヒノキ材の寄木造で、女性像には珍しく結跏趺坐の座り方で、浄土宗の墨染めの衣を着している。現在は天台宗であるが、中近世には天台・浄土兼修の尼僧寺院であったからである。新しい像の制作は、平安仏所江里康慧仏師に依頼し、扉に美しい大原に自生する草花を配した溜め塗の厨子も平安仏所の故佐代子夫人(人間国宝)の手によるものである。
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