北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美 展示風景
北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック
「アール・デコのガラス モダン・エレガンスの美」展は、
東京都庭園美術館で開催されています。
会期:2020年2月1日(土)– 4月7日(火)
「アールデコの館」旧朝香宮邸(庭園美術館)にふさわしい展覧会です。
ルネ・ラリックは正面玄関ガラスレリーフ扉をデザイン。
大客室と大食堂のシャンデリアとしてそれぞれ《ブカレスト》、《パイナップルとざくろ》を提供しています。
以下、展覧会の展示風景です。
本館 第一章 ラリックが生み出した「アール・デコ」のガラス
第一応接室・小客室 アールデコのダイナミスム
大広間 エレクトリック・エイジ
大客室 アールデコのダイナミズム
大食堂・小食堂 テーブル・ウェア
喫煙室 コティのコラボレーションと初期香水瓶
2階広間
若宮寝室・合の間 オパルセントとカラー
若宮居間 知られざる1点制作品、シール・ペルデュ
書斎 書斎の名脇役
殿下居間
殿下寝室 デザイン画
浴室・妃殿下寝室&居間 アクセサリーと化粧道具
北の間 カーマスコット
姫宮寝室
姫宮居間
新館 第2章 特集ーパリの香りを運んだラリック
アール・デコの館 朝香宮邸
皇太子裕仁親王(昭和天皇)のパリ土産、1921(大正10)年
車への情熱
デルスニス展
—HPの解説—
ガラスを素材としたエレガントな作品の数々で、アール・デコの時代を切り開いたルネ・ラリック(1860-1945)。
ガラスは加工が容易で量産にも適していることから、時代の変化とともに、19世紀末頃より日常生活のなかに急速に普及していきました。アール・ヌーヴォーの時代にジュエリーを手がけていた頃から、貴石に代わる新素材としてガラスを用いていたラリックは、20世紀に入ると、芸術性と実用性を兼ね備えた独自のガラス作品によって、新時代を創出したのです。
透き通る光の清らかさや貴金属を思わせる重厚な輝きなど、ラリックのガラス作品にはフランス装飾美術の精神「ラール・ド・ヴィーヴル(生活の芸術)」が豊かに受け継がれています。
本展は、世界屈指のガラス・コレクションを有する北澤美術館所蔵のルネ・ラリック作品より、アール・デコの時代を代表する名品約220点を厳選し、正面玄関ガラスレリーフ扉など、ラリックの作品が内部を飾る「アール・デコの館」旧朝香宮邸を舞台にご紹介するものです。
さらに、朝香宮家が旧蔵していたラリック作品や、昭和天皇が皇太子時代に外遊の記念にパリから持ち帰った花瓶なども併せて特別展示いたします。
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