むかわ竜 学名は「カムイサウルス」朝日新聞9月6日朝刊1面から
「カムイサウルス・ジャポニクス」カッコよくて分かりやすくて、とても良い学名だと思います。
以下、掲載記事です。
北海道むかわ町で見つかった「むかわ竜」は新属新種の恐竜で、学名は「カムイサウルス・ジャポ二クス」とする北海道大などのグループの論文が6日、英科学誌サイエンスティフィック・リポーツで公開される。頭部にトサカがあった可能性など、新たな研究成果も盛り込まれている。
グループの小林快次・北海道大学博物館教授によると、学名には、アイヌ語で神を意味する「カムイ」を用い、全体で「日本の竜の神」という意味が込められている。発見、発掘したグループが学名を付けることが多く、論文掲載でこの名前が定着するとみられる。
むかわ竜はハドロサウルス科。群れを作って植物を食べる。2003年、むかわ町穂別の約720万年前(白亜紀後期)の海の地層から最初の化石が、その後、全身の約8割の骨が発掘された。9歳以上の成体で体長8メートル、体重4〜5,3トンとみられている。論文は、頭の骨を詳しく調べ、トサカがあった可能性を指摘した。
恐竜展2019での「むかわ竜」展示風景
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