VR作品 風神雷神図のウラ ー夏秋草図に秘めた思いー
@niftyココログ、リニューアル後、使いずらいのをだましだまし投稿します。読みずらいと思いますが・・・
東京国立博物館東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター で
VR作品「風神雷神図のウラ ー夏秋草図に秘めた思いー」を観てきました。
会期 2019年1月2日~3月24日
11代将軍徳川家斉の父、一橋治済(はるさだ)へ贈るため、生家の酒井家が酒井抱一に注文したのは、なんと尾形光琳作「風神雷神図屏風」の裏側に描くことでした。
そして、抱一が描いたのが夏秋草図屏風です。
抱一は、月の夜のイメージ銀地を用い、雷神に合わせて夏の雨に濡れる草花と水たまり、風神に合わせて秋の風に揺らぐ草花を描きました。
表裏の関係ですから、秋の情景に風神、夏の情景に雷神が・・・・それぞれの空間に嵌ります。
このVR作品では、
マルチ音響で流す雷鳴、雨音、風の音とともに、描かれた草花の動きを再現してみせたり・・・
屏風絵の黒ずんだ(酸化した)背景の銀箔を元の状態に戻して鮮やかな色彩の作品に再現して見せてくれます。
そして、背景を透過して「風神と風に揺らぐ秋草」「雷神と夏草花」を合体させて抱一の作成意図を明らかにしてくれます。
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ナビゲーターの解説を含めた上演時間は、25分程度です。
ミュージアムシアターの入場料のほかに、トーハクへの入場料も必要です。
ミュージアムシアターのみの観賞で出かけるのではなく、他の企画展等と合わせての鑑賞が一般的だと思います。
数年前までは無料公開でした。
表慶館の横にある建物内にありましたね。
会場内風景です。
ちなみに、私のスマホの待ち受け画面はこの絵の秋の風に揺れるすすきと赤く染まった蔦の葉の情景です。
ーーHPの解説ーー
風神雷神図には“ウラ”があった。
酒井抱一の最高傑作「夏秋草図屛風」に秘められた想いとは。
屛風のオモテとウラの秘密を探る
自然に翻弄され、雨に濡れ風に揺れる繊細な草花。風の音すら聴こえるような一瞬を切り取った「夏秋草図屛風」を描いたのは、江戸時代後期に活躍した絵師、酒井抱一。大名家の御曹司として生まれた抱一は、絵画だけでなく俳諧の世界にもその名を残した趣味人でした。
抱一晩年の最高傑作である「夏秋草図屛風」は、実はある屛風の“ウラ”に描くよう依頼された作品であることをご存じでしょうか。その屛風とは、抱一が長年憧れを抱き、自らの絵画制作の師と仰いだ名匠の手によるものでした。抱一はどのような想いを込めて、その裏側に「夏秋草図屛風」を描いたのか。バーチャルリアリティならではの視点で、オモテとウラの関係性に隠された秘密を探ります。
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コメント
TOPPAN(凸版印刷)の運営ですから、美しい色彩の作品を観ることが出来ます。
内容もよく練られていて楽しいです。(楽しかったです)
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@niftyココログのリニューアルでコメントへの返信が新設されたのですが、以前の方法に戻して再投稿します。
こちらの方が分かりやすいと思いますので。
投稿: 内田さんへ | 2019.03.28 23:59
>内田さん
>
>残念。今日が最終日でしたか・・・観たかった
内田さんへ
TOPPAN(凸版印刷)の運営ですから、美しい色彩の作品を観ることが出来ます。
内容もよく練られていて楽しいです。(楽しかったです)
投稿: mako | 2019.03.25 03:31
残念。今日が最終日でしたか・・・観たかった
投稿: 内田 | 2019.03.24 22:20