« 博物館に初もうで 2019年 | トップページ | 日経平均、為替(ドル円)アナリスト予想2019 »

2019.01.06

マイケル・ケンナ写真展

001

マイケル・ケンナ写真展は、

東京都写真美術館で開催されています。

会期 2018年12月1日(土)~2019年1月27日(日)

この美術館でもよく見かける「長々と難解説を付け加えた」作品には辟易とさせられるのですが・・・


マイケル・ケンナは、ケレン味の無い、本当に写真を楽しんでる写真家という印象です。
マイケル・ケンナは只管・・・・理想の光に包まれたフォルムを求め続けて何度も、何度も通い続けます。
そして、現像段階で現れる意外性にわくわくします。
私が見たい写真って・・・この様なものとあらためて感じさせてくれました。

45年間マイケル・ケンナのスタイルは変わることがなかった。いつも探し求めるのは、視覚的なパターンや面白い抽象であり、絵画的な構図を持つ被写体だ。余分なものを削り落としたミニマムな作品にしたいと考えている。実際に目に見えるものではなく、それがどうなりえるのかを想像するのだ。
昔ながらの暗室で、今でも白黒のシルバープリントを焼いている。(図録から引用)


――チラシから――
代表作から初公開作品まで、マイケル・ケンナ45年間の集大成
心象世界の旅 印画紙に綴られたモノクロームの叙事詩

展示構成は次の通りです。
A 45 YEAR ODYSSEY 1973-2018
IMPOSSIBLE TO FORGET 1989-2000
RAFU〔裸婦〕:JAPANESE NUDE STUDIES 2008-2018

A45YEAR ODYSSEY 1973-2018のみ撮影可でした。
08

02
09


03
10


04
11

05
12

06
13

07
14

002

003


――HPの解説です――
世界屈指の風景写真家として知られるマイケル・ケンナの日本初の回顧展を開催いたします。
マイケル・ケンナは、これまでに開催された個展が約450回、出版されたハイクオリティな写真集は約70タイトルにものぼる全世界で圧倒的な人気を誇るカリスマ的存在です。崇高な美意識と独特のコンポジットの中で、移ろう自然の神秘と多様な文化への憧憬を、時には長時間露光を駆使して一葉の写真に焼きつけていく芸術性が、世界中で高く評価され、多くの写真ファンのみならずプロの写真家たちをも魅了し続けています。また、静謐で叙情を湛えたケンナのプリント作品は、ロンドンのビクトリア&アルバート美術館やサンフランシスコ近代美術館をはじめ、世界各国の著名美術館に収蔵され、その絶対的な価値を確立しているのです。
本展では、45年に渡るケンナのキャリアの中から代表作を選りすぐって展示。長年にわたり毎年のように訪れた彼の愛する日本の写真も数多く含む展覧会となります。また、ケンナは、美しい風景描写のみならず、原発や廃れゆく工場地帯などの数々の社会的なテーマにも取り組んでおり、1988年からは約12年の歳月をかけてナチスドイツの強制収容所28ケ所の撮影を敢行、300点のプリントとネガをフランス政府に寄贈し芸術文化シュヴァリエ章を受章しています。今回、特別展示として、この連作「Impossible to Forget」を日本で初めて展覧するとともに、被写体に「人物」を選んだまったく新たな試みとしてこの10年にわたり日本の古い家屋で撮影された未発表のヌード作品も、本年11月のパリでの世界初公開に続き日本初公開。すべて作家自身が暗室でプリントした約165点のオリジナルプリントにより構成される本展は、孤高の写真家マイケル・ケンナの芸術性と社会的側面を紹介する作家活動45年の集大成に相応しい画期的レトロスペクティブとなります。

|

« 博物館に初もうで 2019年 | トップページ | 日経平均、為替(ドル円)アナリスト予想2019 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マイケル・ケンナ写真展:

« 博物館に初もうで 2019年 | トップページ | 日経平均、為替(ドル円)アナリスト予想2019 »