トーハクの一品(その7) 書状 徳川家康筆
トーハクには歴史的重要文献、書などの展示室(コーナー)があり、興味深く鑑賞するのですが・・
何せ読めない!
これは、巻物などの古典、古書類の展覧会でも同様のくやしさを感じてしまいます。
ということで、かつて図書館で「古文書入門」を借りてきて勉強し始めたりしたのですが・・・
なかなかね~
でも頑張って続けます。
歴史を勉強するうえで、古文書を直に読むって本当に大事なことなんですよね。
トーハクの一品、今回は徳川家康の書です。
今回、隣には豊臣秀吉の書状が展示されていました。
以下、トーハクの解説をそのまま引用しています。
書状 徳川家康(1542~1616)筆
紙本墨書 江戸時代・17世紀
(重要美術品)
宛所のちょぼは千姫の侍女。実質は千姫に宛てた書状。
その内容は、大坂夏の陣後の孫娘の傷心を気遣うもの。
行末にむかうほどに行間は狭く詰まりそこに千姫の心身を案じる
文言が切々と連なる。家康は大坂夏の陣の翌年に没するため、
その最晩年の筆跡である。
返々御わつらひ
あんしんまいらせ候、
めてたく
御わつらひ御心もと
なくおもひ候て、藤九郎
まいらせ候、何と御いり
候や、くわしく承
候へく候、くわしく
藤九郎申しまいらせ候、
まいらせ候
(切封墨引)
ち□ほ申給へ 大 ふ
(よ) (徳川家康)
大 ふ→(徳川家康)
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