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2018.08.31

交通反則金6000円也

警察官に誘導され、何が起きたのかさっぱりわからず・・・駐車場に停車したところ、
「交通反則・・・・」を言い渡されて、反則金6000円!

イタカッタ〜!!

これで、一発レッドカードはキツイ、イエロー(注意)にしてもらいたかった。

ドライブレコーダーの映像で確認しましたが、まあ、反則と言われれば反則なのかな~
でも、この反則取り締まりに、引っかかるのは本当に稀でしょうね。
事故があったようです。

何の反則だかわかりますか?
注意してくださいね。
ということで、投稿してみました。

一部ボカシをかけていますが、特別の意味はありません。

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2018.08.30

建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの

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「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」は、
森美術館で開催されています。
(六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展)です。

会期 2018年4月25日(水)~ 9月17日(月)

《日本の建築展》ではなく《建築の日本展》です。
古代建築から近代建築に至る経緯を追いつつ、日本の建築に通底する「その遺伝子のもたらすもの」を検証しています。

展覧会の構成は次の通りです。
(プロジェクト数100 展示総数400展超!)

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展覧会の入口はミラノ万博2015の巨大?立体本格子(設計:北川原温) です。
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ミラノ万博2015日本館 木組インフィニティ― 北川原温 2015年/2018年再制作。
(この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています)

木造による巨大建築、その構造、木組み等の紹介とともに、空中都市渋谷(磯崎新)東京スカイツリーなどなど紹介しています。

古代出雲大社本殿の1/50模型の展示もあります。
高さ48メートルの巨大建築だったという説があるそうです。
(トーハクでの同様展示を思い出した方も居るのでは・・・)
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古代出雲大社本殿 年代不詳/2018(CG) 制作:後藤克典

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厳島神社 1168年 広島 画像提供:アマナイメージズ

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ものつくり大学が制作した原寸大模型の「待庵」が展示されています。
中に入れます。(写真撮影可)
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待庵 伝 千利休 1581年頃(安土桃山時代) 国宝
(この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています)

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(この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています)

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(この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています)

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1/3スケールの丹下健三自邸が展示されています。(大きい~)
現存はしていませんが、宮大工が再現しました。
一階のピロティ―が如何にも個性的ですね。
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(住居(丹下健三自邸) 丹下健三 1953年 現存せず)
(この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています)

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(この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています)

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(この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています)

こちらでは、戦後の有名デザイナー剣持勇や長太作の椅子(実物)に座って休憩できます。
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(この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています)

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板 茂 静岡県富士遺産センター 2017年 静岡

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杉本博司
《光学硝子舞台(小田原文化財団 江之浦測候所)》
2017年
神奈川
© 小田原文化財団

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安藤忠雄 《水の教会(星野リゾート トマム)》
1988年 北海道 画像提供:星野リゾート トマム


―HPの解説 ―
いま、世界が日本の建築に注目しています。丹下健三、谷口吉生、安藤忠雄、妹島和世など多くの日本人建築家たちが国際的に高い評価を得ているのは、古代からの豊かな伝統を礎とした日本の現代建築が、他に類を見ない独創的な発想と表現を内包しているからだとはいえないでしょうか。
日本は、明治維新からの150年間、大いなる建築の実験場でした。幾多の実践のなかで、日本の成熟した木造文化はいかに進化したのでしょうか。西洋は日本の建築にどのような魅力を見いだし、日本建築はそれにどう向き合ったのでしょうか。日々の暮らしや自然観といった目に見えないものの変遷も日本の建築を捉える上で重要な要素となるはずです。
本展は、いま、日本の建築を読み解く鍵と考えられる9つの特質で章を編成し、機能主義の近代建築では見過ごされながらも、古代から現代までその底流に脈々と潜む遺伝子を考察します。貴重な建築資料や模型から体験型インスタレーションまで100プロジェクト、400点を超える多彩な展示によって、日本建築の過去、現在だけでなく、未来像が照らしだされることでしょう。
森美術館「建築の日本展」藤森照信(本展監修)
丹下健三の登場を機に、日本の現代建築は世界の先端に躍り出て今にいたるが、それが可能になったのは、日本の伝統的建築の遺伝子が、建築家本人の自覚の有無とは別に、大きく関係している。たとえば、空間の感覚とか柱と壁による木の構造とか、内外の区分とか。
そうした伝統と現代の見えざる関係について、代表的建築家の実作を取りあげて明らかにする



森美術館 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの
1.『可能性としての木造』、2.『超越する美学』、3.『安らかなる屋根』


森美術館 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの
4.『建築としての工芸』、5.『連なる空間』、6.『開かれた折衷』


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2018.08.24

ルーヴル美術館展 肖像芸術——人は人をどう表現してきたか

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「ルーヴル美術館展
肖像芸術——人は人をどう表現してきたか 」は、
国立新美術館で開催されています。

会期 2018年5月30日(水)~2018年9月3日(月)

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


ルーブル美術館関連の企画展は、頻繁?に開催されていて、それなりの観覧客を集めますし、入場待ちの長い列に並ぶこともあります。

会期末が近づいてきたからでしょうか・・・時間帯によっては入場制限があるかもしれrません。

主催者のTwitterから・・・
ルーヴル美術館展 開館時間延長!
国立新美術館(東京・六本木)で開催しているルーヴル美術館展は、8月27日(月)から9月2日(日)まで、8月28日(火)休館日を除き、午前10時から午後9時まで開館します(入場は閉館の30分前まで)。

この展覧会は「人物」に焦点を当てていて、誰にでも(私にも)分かり易いのも人気の理由でしょうか?

展覧会の構成は次の通りです。
プロローグ マスク ―肖像の起源
第一章 記憶のための肖像
第2章 権力の顔
第3章 コードとモード
エピローグ アルチンボルド ― 肖像の遊びと変容


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― 開催概要(新美術館HPから ―
人の似姿を描出する肖像は、古代以来の長い歴史をもつ芸術ジャンルです。
本展は、ルーヴル美術館の全8部門から選りすぐられた約110点の作品を通して、肖像の社会的役割や表現上の様々な特質を浮き彫りにします。27年ぶりに来日するヴェネツィアの巨匠ヴェロネーゼの傑作《女性の肖像》、通称《美しきナーニ》から、古代エジプトの棺を飾ったマスク、ローマ皇帝やナポレオンなどの君主像、そして華麗な女性や愛らしい子どもたちの肖像まで、数々の肖像の名品が一堂に会します。


この展覧会の良い所は、油彩画と彫刻作品がバランスよく展示されている点だと思いました。

「ナポレオン」ってこの顔のイメージで覚えている方も多いかと・・・
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アントワーヌ=ジャン・グロ 《アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日)》
1796年 油彩/カンヴァス 

デスマスクも展示されていて、見比べてしまいます。
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フランチェスコ・アントンマルキ 《ナポレオン1世のデスマスク》 
1833年

そしてこの作品は「みごと」の一言です。.
白テンの毛皮とビロードのマント。その質感の表現力は素晴らしい!
マントにはミツバチが散りばめられています。
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クロード・ラメ 《戴冠式の正装のナポレオン1世》
1813年

こちらも、映画等々あらゆるメディアに登場していますね!
ルイ16世王妃のマリーアントワネット
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セーヴル王立磁器製作所(ルイ=シモン・ボワゾの原作に基づく) 《フランス王妃 マリー=アントワネットの胸像》 1782年

ほかにも、名だたる画家の名作が展示されていて、とても充実した内容の展覧会です。

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フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス
《第2代メングラーナ男爵、ルイス・マリア・デ・
シストゥエ・イ・マルティネスの肖像》
1791年 油彩/カンヴァス 

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レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
《ヴィーナスとキューピッド》
1657年頃 油彩/カンヴァス 

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エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン 《エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ・スカヴロンスキー伯爵夫人の肖像》 1796年  油彩/カンヴァス 

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ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル 《フランス王太子、オルレアン公フェルディナン=フィリップ・ド・ブルボン=オルレアンの肖像》 1842年  油彩/カンヴァス 

27年ぶりの来日だそうで・・・観覧客の人だかりが出来ます。
堂々とした品格と美しさ・・・でしょうか。
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ヴェロネーゼ 《女性の肖像》、通称《美しきナーニ》
1560年頃  油彩/カンヴァス 



国立新美術館 ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか プロローグ~第1章
InternetMuseum


 
国立新美術館 ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか 第2章



国立新美術館 ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか 第3章〜エピローグ


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2018.08.22

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展

「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」は、
21_21 DESIGN SIGHTで開催されています。
21_21 DESIGN SIGHTも外国人観覧客が多い施設の一つですね。


会期 2018年6月29日(金)- 10月14日(日)

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この展覧会は、条件付きで動画撮影可です。

「会場内では、15秒以上の動画撮影はご遠慮ください」とのこと。

ミュージシャンの小山田圭吾(Cornelius)が展覧会のために書き下ろした新曲『AUDIO ARCHITECTURE』を、
映像、アニメーション、ダンス、グラフィック、広告、イラストレーション、プログラミング、メディアデザインなどの領域を横断しながら、作品を作り展示しています。

一つの音(音楽)と光と映像(アニメも)・・それぞれの作家の感性(個性が)が楽しめる素敵な空間になっています。

Gallery1 稲垣哲郎(スタジオライブ映像)

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8人(組)の作家作品の繰り返し展示です。

通路を挟んで、前後に観賞場所が分かれていて、スタンドに座ると重低音の振動が伝わります。

大西景太「Cocktail Party in the AUDIO ARCHITECTURE」
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折笠 良「エンドゲーム・スタディ」
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梅田宏明「線維状にある」
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勅使河原一雅「オンガクミミズ」
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水尻自子「airflow」
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UCNV「Another Analogy」
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ユーフラテス(石川将也)+ 阿部 舜「Layers Act」
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辻川幸一郎(GLASSLOFT)×バスキュール×北千住デザイン「JIDO-RHYTHM」
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個々の作家の作品が始まる前の見出し(index)です。

個々の作家の作品が始まる前の見出し(index)です。


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― HPの解説から ―
私たちが普段なにげなく親しんでいる音楽は、音色や音域、音量、リズムといった様々な要素によって緻密にデザインされた構造物(アーキテクチャ)であると言えます。しかし、日常の中でその成り立ちや構造について特別に意識する機会は少ないのではないでしょうか。

本展では、ミュージシャンの小山田圭吾(Cornelius)が展覧会のために書き下ろした新曲『AUDIO ARCHITECTURE』を、気鋭の作家たちがそれぞれの視点から解釈し、映像作品を制作します。参加作家は、映像、アニメーション、ダンス、グラフィック、広告、イラストレーション、プログラミング、メディアデザインなどの領域を横断しながら、多彩な感性をもって新しい表現に取り組む9組です。展覧会のグラフィックデザインは、北山雅和(Help!)が手掛けました。

Wonderwall 片山正通が会場構成を担当したダイナミックな空間に、ひとつの楽曲と複数の映像作品を繰り返し再生することで、「音楽建築空間」の構築を試みます。
音楽、映像、空間が一体となった会場で、音楽への新鮮な視点を発見してください。


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2018.08.20

秘蔵の名品 アートコレクション展 動物たちの息吹

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「秘蔵の名品 アートコレクション展 動物たちの息吹」は、
ホテルオークラ東京 アスコットホール(地下2階)で開催されています。

会期 2018年7月30日 (月) ~ 8月23日 (木)

毎年恒例、夏のチャリティーイベントです。

秀品揃いで見逃せない、楽しい展覧会です。

今回のテーマは動物です。

HPから・・・
今年で24回目を迎えるチャリティーイベント「秘蔵の名品 アートコレクション展」。
企業・団体・個人が所有し、普段はなかなか鑑賞の機会がない貴重な絵画を約70点展示いたします。
今回は、ホテルの所在地である「虎ノ門」の名に因み、「虎」をはじめとする様々な動物の姿に焦点を当てます。
力強い虎、魅力的な猫、愛らしい犬など、動物たちの息吹を感じさせる、様々な絵画の名品をお愉しみください。


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小林古径は飼っていた犬を描いています。
古径らしい?ワンちゃんですね。

菱田春章は、猫を飼ったことは無いようです。
近所から借りてきた猫が、すぐ逃げてしまい困ったそうです。

この様なエピソードも楽しいです。

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小林古径《犬(庭の一隅)》 昭和7年(1932) 歌舞伎座

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菱田春草《黒猫》 明治43年(1910)  播磨屋本店

猫ちゃんといえば藤田嗣治・・・・
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藤田嗣治《猫》 昭和4年(1929)頃 東京藝術大学

円山応挙の描くワンちゃんも人気ありますね。
本当に可愛らしい!
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円山応挙《十二支図の内 菊狗子》 昭和7年(1770)  海の見える杜美術館

山口華楊は京都の動物園で黒豹に魅せられて以来、全国でスケッチを重ねたそうです。
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山口華楊《黒豹》 昭和36年(1961) 明治座 

そして竹内栖鳳の虎図ですね。
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竹内栖鳳《虎》(左隻) 昭和3年(1928) 宮内庁三の丸尚三館

勿論、素晴らしい洋画も展示されています。
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ジャック=レイモン・ブラカサ《牛のいる風景》 1844年 美術館 ギャルリ・ミレー


展覧会の構成は次の通りです。

【第1章】 田園のなかの動物

【第2章】 動物画の魅力

【第3章】 花鳥繚乱


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2018.08.16

天球カメラで撮ってみました。上野2018年8月

天球カメラ(360°カメラ)を使ってみました。
上野に行ったついでに試し撮りです。


自分自身が映らないように「自由の女神状態」で撮っています。
写り込んだ指が気になりますよね。
自撮り棒(のようなもの)で指が映らないようにはできますが、持っていかなかったので・・)


面白い画像(映像)が撮れるようになるまで時間がかかりそうですが、取り合えず投稿してみます。

左下のTHETAをクリックするとTHETA360のサイトにジャンプして大きな画面で見ることができます。

東京国立博物館

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東京国立博物館 本館中央階段で・・

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上野恩賜公園 噴水前で・・

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上野恩賜公園 噴水前で・・動画

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国立西洋美術館

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2018.08.13

『「夏の甲子園名勝負・名選手」写真展』

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『「夏の甲子園名勝負・名選手」写真展』は、東京ミッドタウンの
FIJIFILM SQUARE(フジフィルム スクエア)で開催されています。

会期 2018年8月3日(金)~8月16日(木)


朝日新聞出版の、『全国高等学校野球選手権大会100回史』刊行記念として開催されている写真展です。


早実時代の王貞治さんの写真をはじめ、甲子園で活躍された有名選手の写真や、熱戦を伝える迫力満点の報道写真が展示されていて、高校野球の素晴らしさが伝わってきます。


活躍する姿が思いだせる選手で、その人の世代が分かりますね!

今年の甲子園も盛り上がりを見せている最中の展覧会、近くに行かれた方は必見です。
会期終了までわずか、ですが・・・・

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早実時代の 王貞治さん

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PL学園時代の 桑田真澄さん

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ホームベースの攻防


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2018.08.11

ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力 展

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「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」は、
東京都庭園美術館で開催されています。

会期 2018年6月30日(土)〜 9月17日(月・祝)

会場構成を建築家・伊東豊雄氏が手掛けました。
「ブラジル先住民の椅子と展示空間のコラボレーションをお楽しみ下さい」とHPで紹介しています。

装飾性の強い小部屋に分かれた本館では、テーブルを設置して、その上に椅子を乗せて展示しています。
観客は、アールデコの装飾と野性味あふれる意匠の椅子を同時体験することになります。


そしてホワイトキューブの新館では作品の椅子が床に置かれています。
そして、鑑賞客が座る多数の椅子(クッション)が置かれていて、低い目線で、のんびり作品を鑑賞できます。

作品を観るだけでも楽しいですが・・・・
作品の「由来・歴史と今」に興味のある方は、新館でビデオを見てから展示会場をめぐるのも良いと思います。

この展覧会は撮影できます。
スマホで撮りました。

本館の展示風景
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新館の展示風景
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(HPから )
― 本展のみどころ ―
日本初公開!先住民の『椅子』だけに絞ったコレクション
ベイ・コレクションは、ブラジル先住民の椅子のみに特化した、世界最大規模のコレクションといえます。2018年現在、27部族に渡る、350点を超える数の椅子のコレクションを所有。本展は、ブラジル国外で公開される初めての機会となります。メイナクの人々の手がけた動物を象った椅子を中心に、選りすぐった17部族からなる椅子コレクションをご紹介します。

南米大陸、ブラジル北部のアマゾン河やシングー川流域で暮らす先住民の人びと。彼らの作る一木造りの椅子は、動物のフォルムや機能的なフォルムに独特な幾何学模様が施されており、ユニークな造形作品として捉えることができます。元々、先住民にとっての椅子は、日常生活の中で使用したり、シャーマンによる儀式や結婚式等の特別な機会に用いるなど、彼らの生活や伝統、独自の神話と色濃く結びついており、コミュニティ内の文化的・社会的なシンボルでもありました。それが今日、コミュニティの外との繋がりから刺激を受けて、自らのアイデンティティを自然を捉える眼に求め、用途や伝統に縛られないより多様かつ自由な表現が生まれてきています。
本展は、ベイ・コレクションによるブラジル先住民の椅子約90点を取り上げ、彼ら独自の感性から生まれた造形に、人間の豊かな想像力の発露を読み取ろうとするものです。

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2018.08.08

野口哲哉 〜中世より愛をこめて〜

野口哲哉 〜中世より愛をこめて〜 は、
ポーラ ミュージアム アネックスで開催されています。

入場無料・写真撮影可です。スマホで撮りました。

会期 2018年7月13日(金)~9月2日(日)

「武士としての人間」ではなく「人間である武士」を哀愁を込めて、あるいはユーモラスに描いています。
「思わず口元が緩みます」
楽しい作品が沢山展示されています。

― HPから ―
一般的に鎧兜と言うと、美麗で猛々しい武士のイメージにつながりますが、野口氏が作る人物像はまるで日常の一コマのようであり、頬杖をついたり、棒立ちのまま空を見上げたりする姿には、楽しそうにも悲しそうにも、見る人の気持ちを投影する余白が広がっています。そんな不思議な佇まいと、纏う鎧兜の精巧さが織りなす作品は、どこか他人事には思えないペーソスと、思わず微笑んでしまうユーモアが同居しています。

「武士の心を知る前に、人の心を知りたい」という気持ちが込められた野口氏の作品には、想いにふけったり、喜んだり、傷ついたりと、日々を懸命に生きる私達と同じ感情が息づいています。 本展では、ポーラ・オルビスグループの商品にちなんだ新作を含む約50 点を展示予定です。

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展示風景
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ビット・ マン シリーズ
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Sleep Away
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音楽の寓意
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アクションマン シリーズ
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STRIPE
頭を抱えたり、泣きたくなるような事も時々あります。
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風船追物語図
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~中世より愛をこめて~

現代から近世、そして中世…。
時間を遡るほどにファンタジーと化してしまう文明と人間の姿を、
同じ人間としての目線で見つめ直してみたいと思いました。

遠い過去や、遥かな未来、あるいは宇宙や異世界をモチーフにした夢物語であっても、
そこに人が住み社会を作るという意味では大きな違いはありません。

満ち足りた現代だからこそ出来る客観性や優しさがあります。過去を見つめて、
遠い歴史を新しい美術へと変える事が、自分にとっての現代美術です。

中世より愛をこめて、鎧を纏う人々の中に僕達と同じ感情を探してみたいと思います。
野口 哲哉

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2018.08.06

ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 ―1780年パリに始まるエスプリ

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「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界 ―1780年パリに始まるエスプリ」展は、
三菱一号館美術館で開催されています。


会期 2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)

歴史ある有名宝飾店の大規模な展覧会はトーハク表慶館等々で度々開催されてきました。
三菱一号館美術館では初めてですよね。少々意外な感じを持ちながらこの展覧会を観に行きました。

行ってみると・・・
拘りのある内装と照明で演出された展示空間で、宝飾品の素晴らしさを見事に際立てていました。
さらにショーメの歴史的意味合いを補完するかのように、宝飾品を身に着けたナポレオン1世、その妻皇妃ジョゼフィーヌなどの肖像画もあって絵画の展示としても楽しめます。
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ナポレオンが身に着けている宝石セットを担当したのは、ショーメの創業者マリーエティエンヌ・ニトです。


写真は、夜間特別鑑賞会で特別の許可をいただいて撮影しています。


戴冠!ティアラの芸術の展示フロア・・・・(このコーナーは撮影可ですよ)
ティアラを並べた半円形の展示ケースの前に立つと、その輝きと美しさに圧倒されます。
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「ショーメ」と「三菱一号館美術館」渾身のコラボ企画・・・・素晴らしい、展覧会ですよ!

展覧会の構成は次の通りです。
I 歴史の中のショーメ
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皇帝ナポレオン1世より贈呈された教皇ピウス7世のティアラ
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アンリ・オーギュスト(金銀細工職人)、
マリ=エティエンヌ・ニト、フランソワ=ルニョー・ニト
1804-1805年(後世に数回修正)
ゴールド、シルバー、金箔、エメラルド、ラインストーン、 真珠、合成石、カットガラス、シルクのヴェルヴェット、 ラメ入りのゴールド、金属糸、木、紙
教皇庁聖具室、ローマ


II 黎明期のミューズ
(1)皇妃ジョゼフィーヌ
(2)王妃オルタンスと皇妃マリー=ルイーズ

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ダイヤモンドとエメラルドのパリュールを着用した ナポレオン1世の妻、皇妃ジョゼフィーヌの肖像 ジャン=バティスト・ルニョー 1809年頃
© RMN-Grand Palais / Franck Raux
ナポレオンが宮廷に豪奢なライフスタイルを課したため、皇妃ジョセフィーヌはあらゆる機会でジュエリーを身につける必要がありました。

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麦の穂のティアラ フランソワ=ルニョー・ニト 1811年頃
© Chaumet / Nils Herrmann
皇妃ジョセフィーヌはは麦の穂のティアラを着用することを好んだ。

III 戴冠!ティアラの芸術
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「 ロイヒテンベルク」のティアラ
ジャン=バティスト・フォサン、1830-1840年頃
ゴールド、シルバー、エメラルド、ダイヤモンド
ショーメ・コレクション、パリ
© Chaumet / Nils Herrmann

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ブルボン=パルマとして知られる フクシアのティアラ ジョゼフ・ショーメ 1919年
© Chaumet / Nils Herrmann




IV 旅するショーメ
(1)時間旅行
(2)水平線の彼方の新たな世界へ

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ブロックヴィユ侯爵夫人の印章 フォサン・エ・フィス 1830年
© Chaumet / Nils Herrmann
書簡でのやり取りに欠かせない印章は、婚姻の品に贈られた。

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ホープ・カップ ジャン=ヴァランタン・モレル 1853-1855年


V 自然を披露する
(1)自然史
(2)「この光輝く金と宝石の世界」(ボードレール)


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タコのネックレス
ショーメ、1970年 ゴールド、フロスト仕上げのロック・クリスタル、
ジャスパー、ダイヤモンド、ルーベライト 
両シチリア王国ブルボン家王女コレクション © Chaumet / Nils Herrmann



VI 身につける芸術=ジュエリー


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ストマッカーとしても着用可能なショーメのティアラを 身に着けた前田菊子侯爵夫人の写真

VII キネティック・アートとしてのジュエリー
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一対の「マンシーニ」髪飾り フォサン・エ・フィスに帰属 1840年頃
© Chaumet / Nils Herrmann


VIII 遥けき国へ―ショーメと日本
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マリー・アントワネットの日本の漆器コレクション

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雷神、日本風ブローチ
ジョゼフ・ショーメ、1900年頃
ゴールド、オパール、ニコロアゲート、 ルビー、エメラルド、ダイヤモンド
ショーメ・コレクション、パリ
© Chaumet / Nils Herrmann
少々変わった?雷神ではありますが・・・

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本展のために特別に制作されたハイジュエリーセット
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「シャン ドゥ プランタン」パリュール:
ネックレス、イヤリング、ブローチ、
ブレスレット、リング ショーメ 2018年 Japanese Set
© Chaumet. All rights reserved

その展示風景
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本展のみどころ(HPから)
パリのヴァンドーム広場に軒を連ねるジュエラーの中で、ショーメはもっとも長い歴史を誇ります。そして、1780年からその比類なきクリエイ ションでメゾンの優雅な礎を築き上げました。ナポレオン1世と皇妃ジョゼフィーヌの御用達ジュエラーとして、ショーメは装飾芸術の傑作と 称される数多くの作品に寄り添い、伝統を重んじつつ今なお革新性を追求し続けています。本展は、ルーヴル美術館名誉館長アンリ・ロワレット氏監修の下、18世紀後半から現代まで、約240年に及ぶショーメの伝統と歴史を紹介する日本初の展覧会です。ロマン主義、 ジャポニスム、アール・デコといった芸術潮流との対話の中で洗練された作品―ダイヤモンドのティアラやネックレス等の宝飾品と、未発表の歴史的なデザイン画や写真等約300点を展覧します。


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2018.08.05

大賀ハス 2018

夏の花として何度か投稿した大賀蓮。
今年も何度か観に行って、撮ってきました。

仏教、仏像とともに様々な花が(花にまつわるお話が)登場しますが、蓮は象徴的な花ですね。

大賀ハス
大賀ハスは、1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハスです。

大賀博士は5月上旬から発掘された3粒のハスの実の発芽育成を、東京都府中市の自宅で試みました。2粒は失敗に終わりましたが3月30日に出土した1粒は育ち、翌年の1952年(昭和27年)7月18日にピンク色の大輪の花を咲かせました。

そして、日本各地へ根分けされました。

5〜8秒の動画です。
スマホで撮りました。
よさそうだな~と思われた映像があったなら・・・・クリックしてみてください。


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2018.08.02

JAXA相模原キャンパス 特別公開2018

Jaxa2018

JAXA相模原キャンパス 特別公開に行ってきました。
(今年の特別公開は終了しました)


公開日 2018年7月27日(金)・28日(土)
今回は、台風接近で、29日の公開は中止になりました。

この分野に興味を持ちながら勉強不足の私・・・・
刺激を貰いに毎年通っています。
今回は(今年は)「宇宙科学セミナー」と「太陽系科学ミニ講演」の聴講にほとんどの時間を使いました。

29日は、他の予定があったので、元々行けなかったのですが・・・・・台風接近で中止となりました。
残念と思った人、多かったのでは。


《私が聴講したセミナー》
宇宙科学セミナー ②
『いよいよ打ち上げ!人類が挑む水星探査のいま』
講師 村上 豪助教(宇宙研 太陽系科学研究系)
開発中の水星磁気圏探査機「みお」を中心としたお話です。
開発現場のエピ-ソードなども含めた、興味深く楽しい講演でした。
― 以下HPから ―
水星の存在は、紀元前から人々に知られていました。しかし、地球の10倍にもなる強い太陽光による水星の灼熱環境や、軌道投入の難しさから、30年近く前のマリナー10号以来、長く探査機が送られていませんでした。
国際水星探査計画「ベピコロンボ(BepiColombo)」は、水星の磁場・磁気圏・内部・表層を初めて多角的・総合的に観測する、日欧初の大型共同プロジェクトです。
地球・火星・金星・水星と、地球型惑星の中で、地球と同じように固有の磁場を持つ惑星は水星と地球だけです。両惑星を比較することで、地球の磁場・磁気圏、さらには宇宙に存在する様々な磁気圏を理解するヒントを得ることができるかもしれません。
また、水星は半径の3/4にもなる巨大な中心核など、他の惑星には見られない特異な構造を持っています。内部と表層を詳細に探査することによって、太陽に一番近い領域で惑星がどのように作られたのか、惑星形成の秘密に迫ることもできるかもしれないのです。


宇宙科学セミナーは毎年、国立映画アーカイブ内ホールで行われています。
(国立映画アーカイブ前は無料バスの着発点でもあります)
聴講には整理券の入手が必要です。
開演1時間前にJAXA正門前で整理券配布が行われ、行列ができます。
ここで、座席指定券をいただけます。
(配布場所は天候などにより変更されることが過去にはありました)
Jaxa01802
正門前で整理券配布を待つ行列。


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第3会場(宇宙科学探査交流棟)で行われた、
探査の最前線丸わかり!太陽系科学ミニ講演
いまアツい太陽系探査のすべてをそれぞれの研究者たちがわかりやすくお教えします!

1回の講演が20分というミニ講演会ですが、
聴講者から専門的な質問が次々なされたりして、充実した内容です。

2講演聴講することができました。
火星衛星探査計画MMX
講師 川勝康弘MMX所内準備チーム長

ピンポイント月面着陸に挑むSLIM計画
講師 酒井真一朗SLIMプロジェクトマネージャー

Jaxa201801
太陽系科学ミニ講演会場の様子


興味ある方は、JAXA相模原キャンパスのサイトで確認してくださいね!

JAXA相模原キャンパス 特別公開2018はこちらをクリック

昨年聴講してから興味深々の「アストロバイオロジー」
今年も「アストロバイオロジーと宇宙科学特別講演会」が計画されていましたが、台風接近で中止になりました。
(もともと別の日程があって行けなかったのですが・・・・)
来年も是非講演会の実施をお願いしたいと・・・・来年は聴講したい!


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売店は人気で、いつも混んでいます。
グッズ、宇宙食などなど皆さん買い込んでいきます。
Jaxa201803

食堂も、開店前から行列ができて混みあいます。
行列に並ぶか?生協で調達するか?・・・中庭の銀河連邦物産展で調達するか?

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公開日の様子を撮ってきました。
主に第3、2,1会場の展示風景をスマホで撮りました。


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2018.08.01

観てきた展覧会備忘録 2018年7月

特別展「縄文―1万年の美の鼓動」
会期 2018年7月3日(火) ~ 2018年9月2日(日)
東京国立博物館 平成館 特別展示室

親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館
会期 2018年7月24日(火) ~ 9月9日(日)
東京国立博物館 本館 特別4室・特別5室

人麿影供900年 歌仙と古筆 (会期終了)
会期 2018年6月16日(土)~7月22日(日)
出光美術館

金剛宗家の能面と能装束
会期 2018年6月30日(土)~9月2日(日)
三井記念美術館

版画キングダム―古今東西の巨匠が勢ぞろい!
会期 2018年6月30日(土)~9月2日(日)
町田市立国際版画美術館

インプリントまちだ展2018
荒木珠奈 記憶の繭を紡ぐ
会期 2018年6月30日(土)~9月2日(日)
町田市立国際版画美術館

ミケランジェロと理想の身体
会期 2018年6月19日(火)~9月24日(月・休)
国立西洋美術館

西洋版画を視る―エングレーヴィング:ビュランから生まれる精緻な世界
会期 2018年6月19日(火)~9月24日(月・休)
国立西洋美術館「新館 版画素描展示室]

ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界
―1780年パリに始まるエスプり
会期 2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)
三菱一号館美術館

特別展 昆虫
会期 2018年7月13日(金)~10月8日(月・祝)
国立科学博物館

モネ それからの100年
会期 2018年7月14日(土) ~ 9月24日(月・休)
横浜美術館

イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─
会期 2018年7月14日(土)〜 9月24日(月)
東京オペラシティ アートギャラリー

巨匠たちのクレパス画展 日本近代から現代まで
岡本太郎、梅原龍三郎、小磯良平、熊谷守一、猪熊弦一郎・・
会期 2018年7月14日(土)~9月9日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館


JAXA相模原キャンパス 特別公開2018 (会期終了)
開催日 2018年7月27日〜28日(28日は台風のため中止になりました)
JAXA| 相模原キャンパス

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