特別展「昆虫」
特別展「昆虫」は、
国立科学博物館で開催されています。
会期 2018年7月13日(金)~10月8日(月・祝)
遊園地的楽しさと、充実した学術的展示。
幼児から高齢者まで、全世代が楽しめる昆虫展です。
科博の企画展は本当によくできていて 何時も感心してしまうのですが・・・・その代わり混雑します。
なるべく休日は避けたいですね。
展示動画以外は撮影可です。
久しぶりで、ミラーレス一眼を持っていきました。
展示構成は以下に通りです。(「・・・・」は会場MAPから引用しました)
①昆虫とは
巨大模型が展示されています。
ニホンミツバチの約200倍模型・オオクワガタの約30倍模型・ヒトスジシマカの約240倍模型・ミンミンゼミの約45倍模型・オオムラサキの約30倍模型
「巨大な俺たちに驚くがいい!」
ニホンミツバチの約200倍模型
オオムラサキの約30倍模型
②昆虫の多様性
タイヨウモルフォ
モルフォチョウのきわめて大型の一種で、開帳(翅を広げた差し渡しの幅)150mmに及ぶ、全く青くない種がタイヨウモルフォ。(中南米固有のチョウ)
タイヨウモルフォ
関東近辺、沖縄、アマゾン流域に生息する昆虫が紹介されています。
(人家周辺の環境、流水域、緑陰の環境に生息する昆虫に分けて・・・)
美しい昆虫
「きれいだろ? どうよ!」
Gの部屋
「オレの部屋に入る勇気はあるかな?」
ゴキブリの部屋でした!
③昆虫の生態
これが僕らの生活さ!
街の里山の・・・・様々な場所のこんなところに、こんな昆虫が棲んでいます。
④昆虫の能力
飛ぶ・歩く・泳ぐ・跳ねる
夫々の動作での昆虫に働く力の模式図や動画で解説しています。
昆虫の感覚
見る・聞く感じる)・音を出す・フェロモン
感覚器の構造、目的、活用例など動画も交えて楽しく解説しています。
⑤昆虫の研究室
昆虫採集の方法(採集の様子が動画で見られます)
採集に使われる道具類も展示されています。
標本作り
標本の作り方が詳しく説明されています。
100年前の昆虫採集(標本)も展示。
標本回廊
「いったい標本がいくつあるんだ!」
3D昆虫
大画面2面に何種類もの昆虫の3D映像が流れています。
ヤンバルテナガコガネ
「世界に一つしかないホロタイプ標本だよ!」
ヤンバルテナガコガネ
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HPの解説です。
地球上で知られている昆虫は、なんと約100万種。実は、地球上に存在する生物種の半数以上が昆虫なのです。そして実際は、さらにその何倍もの昆虫が存在すると言われています。この昆虫たちは、自然が生み出したものの不思議さや、命に対する敬意を感じさせてくれる身近な存在でもあります。
特別展「昆虫」では、昆虫の体のしくみや能力、生態まで、国立科学博物館ならではの充実した昆虫標本に加え、CGや体感型など多角的な展示手法で紹介していきます。また、最新の研究や、それに伴う昆虫の採集も取り上げ、どんな採集方法があるのか?採集が研究にどうつながるのか?など、正しい昆虫採集についても学んでいただけます。
各展示に散りばめられた、思わず「へー!」と唸る「昆虫トリビア」もお楽しみに!
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