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2018.06.30

伊達政宗公御霊屋 瑞鳳殿を拝観してきました。

伊達政宗公御霊屋 瑞鳳殿を拝観してきました。


真夏のような陽気の日、長い参道を歩いて瑞鳳殿に向かいましたが・・・樹齢数百年の杉木立に日差しは遮られ、道のわきに綺麗に咲く紫陽花を眺めながらゆっくり歩くのはとても気持ちのいいものでした。

そして、目の前に現れた桃山様式の御廟はとても美しいもので、伊達家の遺徳を偲ばせるものでした。

仙台駅から「るーぷる仙台バス」に乗って停車場「瑞鳳殿前」で降車。
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るーぷる仙台バス(バス停「瑞鳳殿前」)

杉木立そびえる参道を歩いて瑞鳳院に向かいました。
参道沿いに紫陽花が綺麗に咲いていました。
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石造りの階段は、戦争による焼失を逃れた藩政時代からのもので、その数は、伊達家の禄高(62万石)を表したものと言われます。左右に聳える杉の並木は古いもので樹齢380年余りにもなります。


長い参道を昇りきると「涅槃門」に到着します。
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「涅槃」は広くは「来世」という意味にもなります。
瑞鳳殿の涅槃門は樹齢数百年の青森檜葉を用いて焼失前と同様の豪華な飾り彫刻が施されています。


涅槃門横の通用門?を通り、階段を昇ると拝殿の向こうに瑞鳳殿が見えてきます。
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拝殿

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唐門と瑞鳳殿

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瑞鳳殿
瑞鳳殿は1636(寛永13年)、70歳で生涯を閉じた正宗公の遺命により、その翌年、ここ経ヶ峯に造営された霊廟(墓所)です。桃山文化の遺風を伝える江戸時代初期の豪華絢爛な廟建築として1931(昭和6)年、国宝に指定されましたが、1945(昭和20)年の戦災で惜しくも焼失しました。現在の建物は1979(昭和54)年に再建されたものです。2001(平成3)年には改修が行われ、柱には彫刻獅子頭を、屋根には竜頭瓦を復元し、創建当時の姿が蘇りました。


瑞鳳殿の拝観を終えて、林道を歩き「感仙殿」「善応殿」に向かいます。
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「感仙殿」「善応殿」に向かう林道

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山門

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手前が「感仙殿」向こうに「善応殿」が並んでいます。


感仙殿は、二代藩主伊達忠宗公(1599~1658)御霊屋です。
瑞鳳殿と同じ経緯を経て、1985年(昭和60)年に再建されました。2007(平成19)年 には改修が行われ、彫刻獅子頭の復元が行われました。
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感仙殿

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感仙殿


善応殿は、三代藩主伊達綱宗公(1640~1711)の御霊屋です。
感仙殿とともに再建されました。2007(平成19)年の改修により鮮やかな極彩色となりました。
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善応殿

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善応殿


山門を通り抜けて、次の目的地の仙台博物館に向かうため、バス停に戻りました。
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動画にまとめました。

瑞鳳殿隣には「資料館}が有ります。
発掘資料、瑞鳳殿など再建の経過ビデオの観賞で理解を深めることができます・・・こちらで予備知識を仕込んでから拝観するというのも良いかも知れません。

無料で解説していただけるガイドさんもおられますので・・・こちらの解説も楽しいですよ。


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静止画、動画共にミラーレス一眼で撮りました。

拝観時に頂いたパンフレットの解説を引用しています。


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コメント

有難うございます。
旅行とワールドカップTV観戦で楽しい日々を過ごしてきましたが・・・暑さと睡眠不足で、バテバテです。歳ですね〜つくづく感じています。お互い、無理せず暑い季節を乗り越えましょう!秋にはまた、何処か旅行したいですね。

投稿: 岩城さんへ | 2018.07.01 00:06

毎日暑い日が続きますがお身体気をつけてください。素晴らしい写真コメント素晴らしですね。

投稿: 岩城 | 2018.06.30 20:39

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