トーハクの一品(その6) 長谷川久蔵筆 大原御行図屏風
トーハク(東京国立博物館)にはよく行きますので、気になる一品を少しづつ投稿してみようと思います。
主にスマホで撮っています。
展示替えが行われますので、必ず展示されているわけではありません。
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東京都美術館、国立科学博物館に行ったついでにチョットとトーハクへ・・・
長谷川久蔵の作品が展示されていました。
本館 7室 2018年4月24日(火) ~ 2018年5月27日(日)
大原御行図屏風 長谷川久蔵(1568~93)筆 紙本金地着色
安土桃山時代・16世紀
平家物語終盤の名場面。平清盛の娘で安徳天皇の母、建礼門院は、洛北大原に庵を結び、源氏に滅された平家一門の菩提を弔う。そこに後白川法王が密かに尋ねる。草木の繊細な描写が、建礼門院の儚げな境遇と共鳴。長谷川等伯の長男久蔵の数少ない遺作だ。
(展示キャプションから)
大原御行図屏風(部分)
大原御行図屏風(部分)
久蔵は、26歳の若さで亡くなった。
当時久蔵は狩野派集団に参加しており、久蔵の死は勢いを増す長谷川派を怖れた狩野派の陰謀とする小説などもあるが・・・・
久蔵の死後数年、等伯は大作は描くことが出来ず・・・・
そしてやっと描き上げたのが松林図屏風とされる。
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