連休合間の報国寺2018-05
少々ご無沙汰の鎌倉報国寺に行ってきました。
連休の合間を狙ったのですが・・・・
当てが外れて混んでいました。
かつて川端康成 が近くに住んでいたことがあり、よく散歩に訪れた報国寺、
歴史の重みを感じながら、このお寺で ゆっくり長時間と思っていたのに~
老若男女、外国人観光客、 ツアー客(団体)で大賑わい・・ この日は外国人の団体が大はしゃぎで騒々しいこと・・・
報国寺のHP「お寺について」
禅とお茶と竹の庭
建武元年(1334年)報国寺開山(仏乗禅師)さまは、現在地に休耕庵を建てて修業なされました。また余暇を得て、詩作を楽しみとしつつ、静かな御生涯を過ごされました。
そのゆかりの御堂跡に、今こんなに美しい竹が生い繁るようになったのです。何卒こころ静かに眺めて下さい。
又この寺の開基は足利家時ですが、上杉重兼も寺の創設にかかわっています。家時から二代後の足利尊氏は室町幕府を樹立し、関東を治めるのに子息基氏を鎌倉公方に据えました。鎌倉では四代九十年にわたって栄えておりましたが、雄途むなしく永享の乱に於いて戦い利あらず、四代鎌倉公方持氏は瑞泉寺塔頭の永安寺において、嫡子義久は菩堤寺報国寺に於いて自害割腹されました。報国寺は関東に於ける足利公方終焉の地であります。
又この谷戸は往時より宅間法眼一派の芸術家達が住いした谷間です。従って現在も宅間谷戸と呼ばれています。
近年では川端康成、林房雄、各氏等々寺領内に住まわれ、特に川端先生は、この山あいのしじまの音なき音を「山の音」と表現されました。
この古都鎌倉では、一木一草が歴史を語り、時代の情念が身に迫る思いが致します。まさに、功名手柄をたてんとて、「いざ鎌倉」と馳せ参じて、武運拙く散って行った若き武士たちに思いを致しつつ、粗茶粗菓ですが茶を喫して下さい。
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歩いてくると、汗ばむ陽気の日でしたが、枯山水の前に佇むと涼風が心地よかったです。
この横穴式墳墓には、
足利家時(室町幕府開祖、足利尊氏の祖父)、足利義久(四代鎌倉公方、持氏の嫡男、10歳でこの地で自刃。)などの足利一族の墓があります。
動画です(静止画、動画ともスマホで撮りました)
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コメント
鎌倉駅から離れた場所にあるので、あまり混まないかな〜と思って向かったのですが、この時期は駄目ですね〜でも、楽しかったですよ!
投稿: 岩城さんへ | 2018.05.08 10:33
素晴らしですね。竹林心やすまりますね。
投稿: 岩城 | 2018.05.08 08:25