ミッドナイト・イン・パリ(2011年公開映画)
プロローグで、パリの美しい街並みが映し出されます朝、昼、雨の日、夜景。
ギルとイネズは結婚を約束している。
(ギル)
本当に信じられないよ
世界一の都
パリに来るなんて
見える うっとりするほど
美しい雨のパリ
1920年代を想像してみてよ
芸術家たちが雨のパリで
(イネズ)
なんで いちいち雨なの
濡れるだけじゃない
僕たち 結婚したら
パリに住もうよ
ありえない
アメリカ以外に住むなんて
もしパリに住んで
小説が書けたら
マンネリ映画の
脚本書きともオサラバ
ビバリーヒルズのプール付きの
豪邸なんて まるで未練ない
ここはモネが住んだ場所
パリから30分だ
僕らも住もうよ
小説が売れたら できる
夢に恋してる人
君に恋してるんだよ
パパたちと夕食よ
行こう
ギルは婚約者イネズと共に、彼女の両親の出張に便乗してパリを訪れている。
ギルはハリウッドで売れっ子脚本家。
だが、作家への夢も捨て切れずにいた。
ギルは1920年代の黄金期のパリに憧れていて、ヘミングウェイやピカソがお気に入り。
ギル、イネズそしてイネズの両親とレストランで食事中に、偶然イネズの友人とそのパートナーが現れる。
後日4人でベルサイユを訪れる約束をする(ギルはしぶしぶ応じる)
ベルサイユ、日をおいてロダン美術館?を訪れたときに、夜のワイン試飲会に誘われる。
試飲を済ませて、ダンスに誘われるが・・・いい気分になったギルだけは、歩いてホテルに戻ることにする。
ギルは道に迷ってしまう。
途方に暮れて、階段に座っていると深夜を告げる鐘が鳴る。
すると旧式のプジョーが現れて、車に乗れと誘われる「パーティー」だと・・・
連れて行かれたパーティに現れたのは・・・・フィッツジェラルド夫妻、パーティの主役はジョン・コクトーだと。
ギルとフィッツジェラルド夫妻はパーティをはしご、やがてヘミングウェイが現れる。
今の生活に戻り・・・・ある夜、イネズを誘うが信じてくれない。
夜一人佇んでいると12時を知らせる鐘がが鳴り、そして例のプジョーが現れる。
ヘミングウェイが乗っている。
訪れた家には、ピカソが・・・
そこで出会った恋多き女アドリアナ・・・・モジリアニとも半年暮らしたと、今はピカソと、ヘミングウェイと・・・
ギルはアドリアナに恋してしまう。
アドリアナは、「ベルエポックのパリが好き」と・・・・・
ギルはダリ、マン・レイなどとも会話したりする。
とある夜、「ピカソとは別れた」というアドリアナを誘って夜の街のオープンカフェで話し込んでいると、一台の馬車が現れて・・・
行き先はベルエポックのパリ。
フレンチカンカンを踊るカフェで、アドリアナはピカソが尊敬していたロートレックを見つけて、ギルを伴って挨拶に向かう・・・・さらにゴーギャン、ドガ現れて・・・・
現実と、タイムスリップした時代を往還してこの映画は進行します。
ユーモラスでおしゃれな映画です。
ラストシーンも上手くまとめてます。
登場する芸術家が似ていたり。そうでもなかったり、そんな見方も面白いです。
ミッドナイト・イン・パリ (2011)
MIDNIGHT IN PARIS
上映時間 94分
製作国 スペイン/アメリカ
監督・脚本 ウディ・アレン
出演
オーウェン・ウィルソン (ギル)
レイチェル・マクアダムス (イネズ)
マリオン・コティヤール (アドリアナ)
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