秘蔵の名品 アートコレクション展 佳人礼讃-うるわしの姿を描く-
第23回秘蔵の名品 アートコレクション展
佳人礼讃-うるわしの姿を描く-は、
ホテルオークラ東京地下2階アスコットホールで開催されています。
会期 2017年7月31日 (月) ~ 8月24日 (木)
今年は人物画特集ですね。
日本画では、上村松園、鏑木清方の作品が目立ちました(出展数からしても) 、「一点の卑俗さもない清楚な・・」面立ちだけでなく小袖の美しさにも表れています。やはり美人画は松園だと再認識です。
上村松園 《三美人之図》 明治41年(1908) 光ミュージアム蔵
市井の生活の一瞬を情感豊かに描いた鏑木清方の作品にも見入ってしまいます。
鏑木清方 《七夕》左隻 昭和4年(1929) 大倉集古館蔵
鏑木清方 《七夕》右隻 昭和4年(1929) 大倉集古館蔵
キスリングんも良いですね、鮮烈なな色彩と独特の眼差し。
キスリング 《スペインの女》 1925年
岡田三郎助の装飾的な背景に見事な小袖を着る女性も・・・
岡田三郎助 《支那絹の前》 大正9年(1920) 高島屋記念館蔵
松岡美術館からは、ジョン・エヴァレット・ミレーの作品が出展されています。
松岡美術館は数点持っていて、たまに訪ねると今日はミレーの作品が展示されているかな~と気になります。
ジョン・エヴァレット・ミレー 《聖テレジアの少女時代》 1893年 松岡美術館蔵
何時もの通り、展示環境が素晴らしく、涼しい会場で好きな作家の作品を探しながら楽しく過ごしてきました。
人気投票には、上村松園の《三美人之図》に投票してきました。
展示構成は次の通りです。
【第1章】 肖像画のまなざし
【第2章】 美人画にみるうるわしき佇まい
【第3章】 人物像の魅力に出会う
開催趣旨(HPから)
今年で23回目を迎えるチャリティーイベント「秘蔵の名品 アートコレクション展」。今年は人物の姿を特集します。
洋の東西を問わず、いにしえから現在に至るまで、人々の姿は絵画表現の大きなテーマとなってきました。
本美術展では、女性を主題とした作品を中心にさまざまな肖像画・風俗画をご紹介します。
西洋画、日本の洋画、日本画にあらわれる佳人の姿をぜひお愉しみください。
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