東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館
東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館は、
CHANEL NEXUS HALLで開催されています。
会期 2017年6月22日(木)~ 7月23日(日)
12:00 - 20:00 無休 入場無料
荒木経惟の私写真あるいは私写真的な作品が好きなのですが、あらゆる対象物を荒木流に撮りこなしてしまうのも魅力ですね!(「全部私写真だ」と言われれば、そうなんでしょうが・・)
作品から伝わってくる「哀愁と茶目っ気」が好きです。
本展には、ポートレート、風景、愛猫チロ、緊縛、造花とフィギア、浮世絵のモチーフを思わせる作品等々で荒木経惟の仕事をコンパクトに概観できる構成になっています。
荒木作品の間に、明治・大正期に日本で撮影されたギメ東洋美術館所蔵作品が挟み込むように展示されています。「荒木経惟×ギメ東洋美術館」ですからね。
(HPから)
INTRODUCTION
アタシはもう、棺桶に片足を突っ込んでるの。
あの世で自分が撮る写真はどのようなものになるのか、探ろうとしているわけなの。
シャネル・ネクサス・ホールは、2017年度の展覧会プログラム第三弾として「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」を開催いたします。
日本を代表する写真家として常に第一線で活躍してきた荒木経惟は、妖艶な魅力を放つ花々や緊縛ヌード、愛してやまない東京の街、亡き妻を思い見上げつづけた空景、そして苦楽をともにしてきた飼い猫チロ等々、さまざまな対象を被写体にしながら、独自の死生観で生を鮮烈に描き出し、唯一無二の写真世界を創出してきました。
また、海外でも熱狂的な支持を集める荒木は、昨年、東洋美術専門の美術館としてヨーロッパ最大規模を誇るフランス国立ギメ東洋美術館(パリ)において大規模個展「ARAKI」を開催し、大きな話題となりました。この展覧会で、50年間の作家活動を振り返るレトロスペクティブとともに発表したのが、撮り下ろしの新作「東京墓情」です。大病を経験して得た濃密な“死”への意識を抱きながら、自身の写真家人生を振り返った本作は、今の荒木経惟を知るうえで大変重要な作品であるといえるでしょう。
本展覧会では、同個展にて発表された「東京墓情」を日本初公開するとともに、ギメ東洋美術館所蔵の写真コレクションより、荒木自身がセレクトした幕末・明治期の写真作品を併せて出展いたします。加えて、本展のために撮り下ろした新作も発表される予定です。
70代後半を迎えてなお写真に殉じて生きる荒木経惟の、現在の境地が表されているともいえるこの最新作を、19世紀後半の日本文化を今に伝える貴重な古写真とともに、ぜひご高覧ください。
©Nobuyoshi Araki Courtesy Taka Ishii Gallery
©Nobuyoshi Araki Courtesy Taka Ishii Gallery
©Nobuyoshi Araki Courtesy Taka Ishii Gallery
©MNAAG
©MNAAG
HPの動画です。
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荒木経惟の展覧会が続々開催されます。
荒木経惟の全体像を顧みるいい機会ですね!
開館20周年記念
荒木経惟センチメンタルな旅1971-2017-
会期 2017年7月25日(火)〜9月24日(日)
東京都写真美術館
荒木経惟 写狂老人A
会期 2017年7月8日(土)〜9月3日(日)
東京オペラシティ アートギャラリー
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花遊園 (会期終了)
会期 2017年6月10日(土)~6月29日(木)
エプソンイメージングギャラリー エプサイト
ファインダーの中は、いつでも楽園。 人形やさまざまなフィギュアが花と戯れる、魅惑的な世界。作家自身が心躍らせながら構築し撮影した「遊びの園」が和紙の豊穣なテクスチャーの醸し出すやわらかな空気を帯びてカラフルな色彩の艶やかさ、水墨画のような静寂、対極の中に浮かび上がります。(HPから)
撮影可でしたので、デジカメで撮りました。
和紙にプリントした作品です。
エプサイトらしい企画ですね。
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