日光東照宮に行ってきました(陽明門) 2017年6月
陽明門【国宝】
日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。
(HPから)
今回の日光東照宮参拝、主目的は修復完了の陽明門をじっくり観賞することです。
双眼鏡持参で鑑賞してきました。
しかし、実に500を超える彫刻が施されていますので、解釈も含めて一点一点鑑賞していては「日暮らしの門」の例えどころか、私の脳力ではすべてを把握するのは不可能です!
「日光を見ずして結構と言うな」は言い古されたフレーズですが、老若男女、外国人観光客、団体客も多く、騒々しいのは、残念ですが、仕方ないですね。
彫刻の詳細等に興味のある方は、DO Internetさんのサイト 日光国立公園 観光とレジャーに詳しい解説がありますのでご紹介しておきます。
見事な修復で江戸時代の彩色を取り戻していて見応え倍増です!
7色の岩絵具で全てが描かれているそうです。
(以下三点は、撮った写真をトリミングしたものです)
鯉に乗った琴高仙
唐獅子、多彩な表情も面白いですよ。
龍馬(りゅうば)もいますよ!よく見るとわかりますよ。
(龍馬のいい写真が取れなく、載せられないのが残念!)
唐子の遊び
「子供が屈託なく遊べる平和な世の中でありたい」という願いが込められているといわれています。
動画にまとめました。
すべての彫刻を撮影することはできませんでしたし、重複している場面もあります、予めご理解の上ご覧ください。
写っている昇り龍、降り龍の天井画は狩野探幽が400年前に描きましたが、現在は複製画です。(オリジナルは宝物館蔵) 狩野探幽は東照宮の装飾デザイン全般を担当しました。
ガイドの皆さん定番の解説、魔除けの逆柱。
陽明門は12本の柱で支えられています。
すべての柱にはグリ紋と言う渦巻きを2つつなげた形の紋様が刻まれていますが、その中の1本が逆さに刻まれています。(写真上)
これは形あるものは完成した瞬間から崩壊が始まるといわれることから、1カ所完璧でない部分を残して建物の長命を願ったのだといわれています。
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コメント
東照宮ではまだ修復作業が継続中ですね。輪王寺も・・都内では明治神宮、浅草寺雷門、震災の年に行ってきた松島の瑞巌寺も修復工事が行われています。来年は修復後の瑞修巌寺に行こうかなと思っています。年明けにはピカピカ屋根の明治神宮本殿も見られそうです。
投稿: 岩城さんへ | 2017.06.30 11:41
拝見させて頂きました。色、鮮やかで素晴らしですね。
投稿: 岩城 | 2017.06.30 08:28