日光東照宮に行ってきました(神厩舎) 2017年6月
日光東照宮・神厩舎(重要文化財)
神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)です。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。(HPから)
建築様式:切妻造
素木造
妻入
一重
正面軒唐破風付
銅瓦葺
大きさ:
桁行三間(奥行:約6メートル)
梁間五間(横幅:約10メートル)
建築年
1636年(元和3年/江戸時代前期)
動画にまとめました。
全8面のレリーフには、以下の物語があります。
詳細な解釈もありますが、概ね以下の様です。
1面 母猿が手をかざして子猿の将来を見ている。
2面 有名な三猿の場面。3匹の猿がそれぞれ耳、口、目をふさいでいる。
「見ざる・聞かざる・言わざる」の意を表している。
子供の頃は、悪いことは見たり、聞いたり、言わないで育ちなさい 。
3面 座っている猿の姿。一人立ち直前らしい。
4面 猿は大きな志を抱いて天を仰ぐ。青い雲が「青雲の志」を暗示。
5面 猿の“人生”にはがけっぷちに立つときも。迷い悩む仲間を励ます友がいる。
6面 物思いにふけっている姿、恋に悩んでいるとか。
7面 結婚した2匹の猿。大きな荒波の彫刻は、これから夫婦で乗り越えてほしい。
8面 ラストはお腹の大きな猿。やがて母親になって1場面へと戻る。
修正完了レリーフは見事、物語性も含めて、素晴らしいと思いました。
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コメント
有難うございます。
見事に蘇っていました!
素晴らしかったです!
双眼鏡をもっていって正解でした。
投稿: 岩城さんへ | 2017.06.25 09:32
拝見させて頂きました。 色が鮮やかで素晴らしですね。
投稿: 岩城 | 2017.06.25 09:00