特別展「春日大社 千年の至宝」
特別展「春日大社 千年の至宝」は、
東京国立博物館 平成館で開催されています。
会期 2017年1月17日(火) ~2017年3月12日(日)
主な展示替
前期展示=1月17日(火)~2月12日(日)
後期展示=2月14日(火)~3月12日(日)
世界遺産の一つである奈良・春日大社は、奈良時代の初め、平城京の守護と国民の繁栄を祈願するため創建されました。
式年造替は20年に一度行われていて、2016年の造替で60回目、実に約1300年続けられてきました。
春日大社の草創は、武甕槌命(たけみかづちのみこと)が鹿に乗り、常陸国鹿島(ひたちのくにかしま)から春日の地に降り立たれたことに始まります。
古くから鹿は「神の使い=神鹿(しんろく)」として大切にされています。
本展には、神鹿関連美術品に始まり、平安の正倉院と呼ばれる王朝工芸の名宝を中心に、武器・武具、春日信仰に基づく絵画・彫刻、技芸品等々国宝重文約100点を含めた作品が展示されていて、その空間は圧巻です。
展覧会の構成は以下の通りです。
第1章 神鹿の杜
第2章 平安の正倉院
第3章 春日信仰をめぐる美的世界
第4章 奉納された武具
第5章 神々に捧げる芸能
第6章 春日大社の式年造替
展覧会場に入ると大型のスクリーンに春日神宮の俯瞰と鹿公園の様子が映しだされています。
そして神の使い「神鹿」を描いた数々の多くの軸絵、屏風、彫刻作品が展示されています。
鹿図屏風 江戸時代・17世紀
春日大社蔵
鹿島立神影図 南北朝~室町時代・14~15世紀
春日大社蔵
武甕槌命が鹿に乗り、春日の地に降臨した様子を描いています。春日大社の草創を物語る作例で、後小松天皇奉納と伝えられています。(HPから)
上野で春日詣でを体感・・・
春日大社本殿の一部を再現。「御間塀」、調度品や御簾の金具もかつて本殿で使用していたものです。
チラシの画像から
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引き続き、武器、武具、信仰に纏わる美術品、技芸品、式年造替関連資料が展示されています。
その中でも、国宝 金地螺鈿毛抜形太刀と
国宝甲冑4点そろい踏みが人気です!
美術品としての素晴らしさも圧倒的で、必見です!
国宝 金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)
平安時代・12世紀
春日大社蔵
[展示期間:2017年1月17日(火)~2月19日(日)]
柄(つか)や鍔(つば)などの多くの金具は金無垢に文様を彫り出し、鞘(さや)は金粉を蒔き、螺鈿で雀を追う竹林の猫を表現しています。まばゆく輝く黄金の太刀です。(HPから)
春日権現験記絵(春日本)巻十二(かすがごんげんげんきえ かすがぼん) (部分)
江戸時代・文化4年(1807)
春日大社蔵
春日の神々の霊験を描く全二十巻の絵巻です。春日本は松平定信の指示で制作されました。鹿に囲まれる牛車には春日三宮が化身した地蔵菩薩の姿があります。(HPから )
国宝 赤糸威大鎧(竹虎雀飾)(あかいとおどしおおよろい たけとらすずめかざり)
鎌倉~南北朝時代・13~14世紀
春日大社蔵
[後期展示:2017年2月14日(火)~3月12日(日)]
展覧会場の撮影可コーナー
スマホで撮った画像をレイアウトしています。
東京国立博物館 特別展「春日大社 千年の至宝」
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