観てきた展覧会ベストテン 2016年
開催中で、まだ行っていない魅力的な展覧会もありますし、次点展覧会も多数ありますが、直感的に思いつくまま選んでみました。
順位はつけませんでした。(考え始めるといつまでも纏められないので)
選んだ展覧会以外にも、
シーボルト関連の企画も記憶に残っているし、鉄道模型の展覧会も印象に残った。
国立科学博物館の一連の企画展も見逃せません。
出光美術館の、山種美術館の年間を通しての「開館記念展」にも注目しました。
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八木重吉 さいわいの詩人(うたびと)展
町田市民文学館 ことばらんど
会期 2016年10月22日(土)~12月25日(日)
八木重吉は好きな詩人。
この規模の回顧展は、今後ないかもしれない?
重吉が詩を書き留めた紙片を纏めて富子がリボンでとじた詩集がたくさん展示されていて、とても微笑ましかった。
MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事
国立新美術館
会期 2016年3月16日(水)~6月13日(月)
展示作品も、展示レイアウトも素晴らしいけど、三宅一生のファッション制作過程全体、総合力の凄さが実感できた展覧会。
開館50周年記念美の祝典
出光美術館
2016年4月9日(土)~2017年3月26日(日)
開館50周年記念美の祝典Ⅰ ―やまと絵の四季
2016年4月9日(土)~5月8日(日)
開館50周年記念美の祝典Ⅱ ―水墨の壮美
2016年5月13日(金)~6月12日(日)
開館50周年記念美の祝典Ⅲ ―江戸絵画の華やぎ
2016年6月17日(金)~7月18日(月・祝)
開館50周年記念東洋・日本陶磁の至宝 ―豊麗なる美の競演
2016年7月30日(土)~9月25日(日)
開館50周年記念大仙厓展 ―禅の心、ここに集う
2016年10月1日(土)~11月13日(日)
開館50周年記念時代を映す仮名のかたち ―国宝手鑑『見努世友』と古筆の名品
2016年11月19日(土)~12月18日(日)
来年も続きます・・・
開館50周年を記念して1年かけて出光美術館の館蔵優品を展示する企画。
作品群の重厚さに毎回、感心しきりです。
生誕300年記念 若冲展
東京都美術館
会期 2016年4月22日(金)~5月24日(火)
釈迦三尊像を中心に左右円弧状に展示された動植綵絵の荘厳のさまは、圧巻でした。
ゴッホとゴーギャン展
東京都美術館
会期 2016年10月8日(土)~12月18日(日)
ゴッホとゴーギャンがそれぞれに、最高傑作と認め合った作品。
フィンセント・ファン・ゴッホ《収穫》と
ポール・ゴーギャン《ブドウの収穫、人間の悲惨》
の並置展示が忘れられない。
クラーナハ展―500年後の誘惑
国立西洋美術館
会期 2016年10月15日(土)~2017年1月15日(日)
観ておくべき展覧会と・・・
ボッティチェリ展
東京都美術館
期間 2016年1月16日(土) ~ 4月3日(日)
サンドロ・ボッティチェリ 《聖母子(書物の聖母)》
の完璧な美しさと、政治(宗教)に翻弄される晩年の作品。
鈴木其一 江戸琳派の旗手
サントリー美術館
会期 2016年9月10日(土)~10月30日(日)
鈴木其一の回顧展開催を待ち望んでいた方は多いのではないでしょうか?
期待を裏切らない展覧会でした。
臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念 特別展「禅―心をかたちに―」
東京国立博物館
会期 2016年10月18日(火) ~2016年11月27日(日)
この規模の展示は、トーハクならでは。
国宝、重文を多く含んだ作品内容の重厚さも格別。
ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞
Bunkamura ザ・ミュージアム
会期 2016/3/19(土)〜6/5(日)
保存状態がよく、まるで摺りたてのような鮮やかさの作品群にびっくり!
国貞のデザイン性にすぐれた作品も魅力的だった。
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観てきた展覧会備忘録 2016年
今年も、無計画に、だらだら見てきました。
趣味の”ぶら美”はこれが楽しい!
観てきた展覧会備忘録(2016年9月)
観てきた展覧会備忘録(2016年8月)
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