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2016.09.12

VR×VR 仁清が作った茶壷

Photo

VR×VR仁清が作った茶壷
東京国立博物館東洋館地下一階のミュージアムシアターで開催されています。

会期 2016年9月7日~9月25日

VRゴーグルの数量の関係なのでしょうか?
上演各回20名限定、さらに13歳以上でないと鑑賞できません。


上演まもなく、VRゴーグルの使用法説明があります。

そして、スクリーン上、六窓庵の前にガイドの女性が登場します。
(六窓庵はトーハクの庭園にある茶室で、命名は茶室にある6つの窓に由来しています)

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茶室の内部に案内され、VR(バーチャルリアリティー)で360°の視界が開けます。

そして、VRで仁清が作った茶壷
重要文化財「色絵月梅図茶壺」が床の間に置かれます。

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重要文化財「色絵月梅図茶壺」 野々村仁清作 江戸時代 17世紀

「色絵月梅図茶壺」の絵付けなどの解説が始まり、
銀泥が変色して黒くなった月、白梅をVRで、いぶし銀に再生させます。

ここからがクライマックスです。
なんと、壺の内部に入り込んで、
壺の内部から、絵付けされた「金色の雲、紅梅、いぶし銀の白梅、満月、それらを星屑の夜空が包む景色」を見せてくれます。


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この視点の新鮮さは、想像を超えるものでした。

ミュージアムシアターって、お勧めなんだけどな~

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