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2016.06.11

MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事

MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事
国立新美術館で開催されています。

会期 2016年3月16日(水)~6月13日(月)

展覧会ホームページはこちら

自分自身の身なりには、拘りはないのですが、この様な展覧会には興味があり、時々観に行っています。

ファションデザイナーと建築デザイナーは似通ってますよね。
環境、素材、文化、技術的な側面(制作工程)、共同作業。
この企画展では、これらのことが理解できるように展示されています。

会場では、プリーツマシーンを動かしての制作実演が行われていて、実演時には人垣ができていました。
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三宅一生の素晴らしい業績とその作品が堪能できる展覧会です。


展覧会の構成は以下の通りです。
(私が観に行った日は、本日限定撮影可と表示した立て看板があったので、スマホで撮影してきました。)

Section A
初期の仕事を紹介。
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Section B
1985年まで様々なかたちで展開された「ボディ」のシリーズを展示。
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Section C
三宅一生の最も革新的な側面を「素材」、「プリーツ」、「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」、「A-POC」、「132 5. ISSEY MIYAKE」と「陰影 IN-EI ISSEY MIYAKE」という5つのテーマに分けて展示。


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HPの解説

展覧会概要

国立新美術館では、来る2016年3月16日(水)から6月13日(月)まで、デザイナー・三宅一生氏の展覧会を開催します。2007年の開館以来、「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」を活動理念とする国立新美術館では、デザインは重要な展示テーマの一つと考えてきました。このたびの展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」は、三宅氏が活動を開始した1970年から現在に至る約45年間の仕事を紹介する、これまでにない規模の展覧会となります。
三宅氏は常に次の時代を見据えながら、新しい服づくりの方法論と可能性を示しています。それは、1960年に日本で初めて開催された世界デザイン会議において、当時、多摩美術大学在学中であった三宅氏が、衣服デザインが含まれないことに疑問を持ち質問状を送ったことに始まります。既にそこには、衣服は時代と共に移ろう「ファッション」として存在するのではなく、より普遍的なレベルで私たちの生活と密接に結びついて生まれる「デザイン」であるという三宅氏の思想が見て取れます。以来、既成の枠にとらわれない自由な発想のもと、独自の素材づくりから始まり、「一枚の布」と身体との関係や、そこに生まれる「ゆとり」や「間(ま)」を追求しています。また、チームと共に粘り強いリサーチと実験を行い、革新性と着心地のよさを兼ね備えた衣服を生み出しています。
本展では、初期から最新プロジェクトまでの全仕事を通して、ものづくりに対する三宅氏の考え方やデザインアプローチを明らかにし、未来に向けた更なる創作の可能性を探ります。三宅氏の仕事の多様性や豊かさを示しつつ、細部をも丹念に紹介する本展は、今なお進化し続ける三宅氏の服づくりについて明らかにするものです。子どもから大人まで、誰もがつくることの楽しさに触れていただくとともに、本展が自由な発想を押し広げ、創造力を刺激する機会となれば幸いです。


展覧会HPにある動画

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