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2016.02.29

東京マラソン2016

日曜日が最終の展覧会(竹橋の近美)に行かなければならなかった?ので、今回はパスしようと思っていたのですが、やはり気になって・・・何時も浅草で観戦していたのですが、今回は銀座で応援です。
その後、竹橋に向かいました。

銀座四丁目から東銀座を経由し築地方面まで歩きながらの応援です。


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銀座和光前を浅草に向かう選手は21㎞付近、浅草から折り返してきた選手にとっては34㎞走ってきたことになります。有森さんが「もう半分、もう半分」と大声で応援しています。


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有森さんとハイタッチする選手

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和太鼓で応援

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35㎞付近に”はとバス”が沢山・・・何故でしょう?
交通規制で商売にならないですよね。
ということで、救護バスとして、協力、待機しているようです、選手は乗りたくないですよね。
(関門通過時間を過ぎてバスに収容される選手がたくさんいるんですかね~)


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ゴールに向かって・・がんばれ。


第一回東京マラソンで走りました・・・でも10㎞エントリーだったので・・・フルマラソンを走りたい気持ちは持ち続けているのですが、抽選漏れが続いて、もう諦め状態。
最近は走ってません、そろそろ再開します・・・と思っています。
観戦より参戦ですよね、何事も。

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2016.02.27

若林奮 飛葉と振動

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若林奮 飛葉と振動」は府中市美術館で開催されています。
会期:2016年1月9 日~ 2月28日


神奈川近代美術館葉山館から巡回していきた展覧会ですね。
若林作品の鑑賞には解説が役にたつのですが・・・この展覧会でも多くの解説がなされています。
そして、その解説を理解するのにも時間を要するという具合で・・・・

若林作品を観る機会は結構ありますし、とても気になる 作家です。
ということで、作品理解の参考になりそうな言葉を引用してみます。


「外部にある環境世界―大気、水、植物、光や、時間といった非彫刻的なものをも彫刻に取り込もうとする思想があらわれています」

「鉄によて彫刻をつくるのではなく、彫刻によって鉄をつくる」
「私は彫刻に「振動」と言う言葉を考えます。(・・・)私はこの振動の一端しか知らないのです。それは振動と私とが接するところです。振動が充満する空間は狭く小さいことによって成り立っていると思えます。そして次に「所有」という考えが出てきます。彫刻は全体像を明確に獲得するのではなくて、振動を持った曖昧な空間を所有する、と私には考えられます。自分と振動を持った空間との関係が生じて、その関係によって認められ、その接するところが見極められていくと思えるのです。」

「彫刻としてある量を作るときに、紙を重ねてみるということを考えてみたわけです。「振動尺試作」という作品の場合なんですが、ある距離の中での分割、非常に薄いものの重なりとしての分割を考えることがありました。それは距離の問題であるし、時間の問題でもある。」

今回紹介されている、軽井沢のセゾン美術館にも、かつて行ってみましたが、錆びた鉄の門、錆びた鉄の橋などなど広い庭の自然の情景との関係性に満足感とある種の戸惑いを感じたことも確かです。
2011年に行った時の投稿記事。
セゾン現代美術館軽井沢 VERY BEST OF SMMA COLLECTION

いつまでも解き明かせないのがまた若林作品魅力なのかもしれません。
この展覧会のタイトルからして「飛葉と振動」ですからね。

2
「雨-労働の残念」 1971年 武蔵野美術大学 美術館・図書館蔵

3
「Daisy 2-C」 1995年 世田谷美術館


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「67-120」 1967年 東京国立近代美術館蔵

5
「地下のデイジー」 2002年 府中美術館

6
多くの川を渡り再び森の中へ」(部分) 1986年 MIHO MUSEUM蔵

7
「緑の森の一角獣座-カッパー・ペインティングC」 1996年 WAKABAYASHI STUDIO蔵

8
「(無題)」 1968年 WAKABAYASHI STUDIO蔵

HPから引用。

没後13年を迎えた若林奮わかばやしいさむの仕事を振り返るとともに、これまで十分に紹介されてこなかった「庭」をめぐる制作に光をあて、関連資料や新規撮影の写真等、約270点によって、その世界を紹介します。

60年代初め、鉄を直接刻み、溶接する作品で鮮烈なデビューを飾った若林奮(1936-2003)には、「鉄の彫刻家」というイメージがあります。実は、最初期から石や木を用いていたように、石膏、鉛、銅、硫黄など、扱った素材は多様でした。そして若林奮は、「彫刻をつくること」を根幹に据えながら、「彫刻」という形式に限定させることなく、ドローイング(素描、構想画類)、版画、小さなオブジェ、本を数多く手がけました。そこには、外部にある環境世界―大気、水、植物、光や、時間といった非彫刻的なものをも彫刻に取り込もうとする思想があらわれています。展覧会名「飛葉ひよう」と「振動」は、空間を満たすエレメントを指して、作家が選んだ言葉からとっています。

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2016.02.23

開館20周年記念展 初期浮世絵展 −版の力・筆の力−

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開館20周年記念展 初期浮世絵展 −版の力・筆の力−は千葉美術館で開催されています。

会期 2016年1月9日(土)~2月28日(日)

浮世絵の展覧会は専門館も含め頻繁に開催されていますが、初期浮世絵に特化した展覧会は意外となかった様な気がします。そういう意味でも、とても勉強になり、また楽しい企画展です。千葉市美術館の企画展は、視点がいいですね。

浮世絵の始祖と位置付けられる菱川師宣、続く、杉村治兵衛の墨摺絵入本、墨摺筆彩、紙本着色屏風、肉筆画に浮世絵の始まりを思い。

初代鳥居清倍、連なる鳥居派絵師の墨摺に丹を筆彩する丹絵、荒事の役者絵には迫力を感じます。

懐月堂安渡が率いた懐月堂派の肉筆画の立美人図、この印象深いパターン化した図像は、もうお馴染みですね。
安く大量にという意図が働いているんですね。

特定の客層を相手にした宮川派の作品も魅力的です。

浮世絵版画のアイデアマン奥村正信は、やつし絵(見立て絵)柱絵、紅絵、洋画の遠近法を取入れた浮絵(中途半端さもまた妙味に思えてくるから面白い)等で新分野を開拓し人気を集めた。

そして紅刷り絵から多色刷りの錦絵へ・・・・・大好きな鈴木春信の浮世絵数点で、この企画展の締めくくりです。
 
内容豊富な図録もいいですよ。


展覧会の構成は以下の通りです。

  プロローグ  浮世の楽しみ −近世初期風俗画

  1  菱川師宣と浮世絵の誕生 −江戸自慢の時代

  2  荒事の躍動と継承 −初期鳥居派の活躍

  3  床の間のヴィーナス −懐月堂派と立美人図

  4  浮世絵界のトリックスター −奥村政信の発信力

  5  紅色のロマンス −紅摺絵から錦絵へ


HPの解説から。
 

新興都市江戸に暮らす人々が、太平の世に自信と愛着を深めていく17世紀後半、浮世絵の始祖と位置付けられる菱川師宣(?-1694)が活躍を始めます。流行の衣裳に身を包む美人たち、人々を熱狂させた歌舞伎、そして江戸における日々の愛すべき暮らしなど、今に生きる楽しみを積極的に肯定する浮世絵は、時代を謳歌する気分とも相俟って、高い人気を得ることになりました。

  浮世絵は、木版画として広く人々に普及しましたが、量産による値段の安さ、また当世の流行を即時に取り入れた木版画制作の速さという特徴が、庶民に至るまで気軽に絵を楽しむことができるという世界でも稀な文化状況を育んだのです。一方で肉筆画、すなわち日本絵画の伝統的な技法で描く屏風や掛軸、絵巻物などの形式でも制作され、富裕層の需要も満たしていたのです。

  どのように浮世絵は生まれ、発展し、なぜ近代に至るまでの高い人気と需要を継承できたのでしょうか。本展覧会では、大英博物館、シカゴ美術館、ホノルル美術館をはじめ海外からの里帰り品を含めた版画・肉筆画の名品約200点により、浮世絵草創期の世界を紹介、版と筆それぞれの表現の魅力を探ります。新しい都市の活況を伝え、時代のダイナミックな動きに呼応して、素朴ながらも力強い存在感を発揮した初期浮世絵の美を十分ご堪能いただけることでしょう。

   近世初期風俗画から菱川師宣前後の浮世絵誕生の状況、鳥居清信(1664-1729)や鳥居清倍(生没年不詳)が歌舞伎絵界に圧倒的な地位を築く初期の鳥居派、浮世絵界のトリック・スター奥村政信(1686-1764)や石川豊信(1711-85)の多様な活躍、そして高度な多色摺木版画技法、すなわち錦絵が誕生する鈴木春信(1725?-70)の登場までを通観する、日本初の総合的な初期浮世絵の展覧会です。


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菱川師宣 角田川図 絹本着色 1幅 延宝7年(1679)
千葉市美術館蔵


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杉村治兵衞 「遊歩美人図」 貞享期(1684-88)頃 
シカゴ美術館蔵


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初代鳥居清倍 「金太郎と熊」 正徳期(1711-16)頃 
ホノルル美術館蔵

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懐月堂安度 「立美人図」 宝永・正徳期(1704-16)
千葉市美術館蔵

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5 鈴木春信 鞠と男女 中判錦絵 明和4年(1767)頃
千葉市美術館蔵

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2016.02.20

松田山桜まつり(第18回松田桜まつり)

曽我梅林に行くか?迷っていたのですが、朝、我が家のワンがトラブルを起こして出かけるのが遅くなったので、チョットでも近い「松田桜まつり」に行き先を決めました。
4〜5年前に一度行ってます。(ライトアップ目的で・・・)
曽我梅林にも5~6回行ってます。

◦昼頃、小田急線新松田駅到着。
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小田急新松田駅(帰り際に撮ったもの)


道路を隔てて向いが、JR松田駅です。(曽我梅林へはこちらに乗り換えて下曽我駅で降ります)
道を渡り、右方向に短い距離を歩いて、すぐ左折すると、もう道順表示の立看板があります。
というより、行く人、帰る人がぞろぞろ歩いているので迷うことはありません。

途中、JR松田駅(小田急側入場口の反対側)を経由、会場行きのシャトルバスの発着所があり、行列ができています。
会場までは、歩いていきますので・・・ここは通過してさらに歩を進めます。


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JR松田駅(シャトルバス乗り場の行列)

◦小田急新松田駅から20分弱歩いて・・・・富士山が目の前に現れて、いよいよ公園に向かう登山口に到着。

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◦河津桜と菜の花が満開の山?を登ります。

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登山道途中からの富士山

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蛇行する道を登りながら桜まつり会場へ・・・

◦桜まつり会場西平畑公園に到着

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桜まつり会場西平畑公園の展望台

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西平畑公園で・・・

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公園駐車場からの眺望


◦大人気のふるさと鉄道などを見学しながら桜まつり会場から「あぐりパーク嵯峨山苑」へ向かいました。
上り坂を15分程度歩きます。(入園料300円 菜の花摘み500円)
手摘み、採りたての新鮮な菜の花はおいしいですよね~
蕾はもう少な目でした。
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あぐりパーク嵯峨山苑に行く途中の販売所でみかんを購入(200円)


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あぐりパーク嵯峨山苑内で・・

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あぐりパーク嵯峨山苑内で・・


西平畑公園の子供の館では「雛のつるし飾り」が展示されていました。
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松田の桜はTVで度々放映されていたりで、有名です。
混雑覚悟で・・・・
桜まつりは3月13日まで開催されています。
ライトアップは19日から。
ライトアップされた桜も良いけど、暖かい日の青空に映える桜、その空気感は本当に至福の時ですよね〜
今年は開花が早いようですので、13日まではもたないかも知れませんね?


この動画の内容(会場に向かう道→公園駐車場からの富士山→ふるさと鉄道→あぐりパーク嵯峨山苑)

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2016.02.14

村上隆「五百羅漢図」展

村上隆「五百羅漢図」展は森美術館で開催されています。
会期 2015年10月31日~2016年3月6日

高さ3m総延長100mの「五百羅漢図」そのスケールと完成度の高さは圧巻です。
評価の分かれる?村上さん、時々Twitterで炎上したりする村上さんですが、「アーティストはこれでなきゃ」と思ったりします。私のような素人にとって、展覧会って、単純にビックリさせてくれれば(仮にそれだけでも)も満足です。
膨大な製作資料展示で制作過程を垣間見ることができますし、立体作品も含め多彩な作品の展示で楽しめます。

ご本人も話されていますが、日本での大規模な個展は当分無いでしょうし、今後の作風変化も匂わせています。渾身の作品「五百羅漢図」は観ておいて損は無いですよ。

ドーハで行われた展示風景を自ら解説されています。
MURAKAMI EGO「五百羅漢図」村上隆氏 解説 / Takashi Murakami


以下は森美術館の
音声動画コンテンツにアップされている動画です。

スペシャル映像「村上隆の五百羅漢図展」

「村上隆の五百羅漢図展」メイキング映像

「村上隆の五百羅漢図展」スペシャル映像[プレビュー&レセプション]


「村上隆の五百羅漢図展」スペシャル映像[ゆずLIVE]

朝日新聞デジタルの記事。(「村上隆の五百羅漢図展」360度パノラマ写真 あり)
村上隆の五百羅漢図展に関するトピックス:朝日新聞デジタル


動画も含めて撮影可能なんていう展覧会は滅多にないですから、いろいろと、挑戦してみるのも楽しいかもしれませんよ。(撮影条件は、よく確認してくださいね)

私もスマホで撮ってきましたが、歩きながら撮ったので、見ずらいです、悪しからず。

2011年に江戸東京博物館で開催された企画展。
五百羅漢 増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師狩野一信」展

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2016.02.07

第19回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

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第19回文化庁メディア芸術祭は、国立新美術館を中心に周辺会場の含めて開催されています。
会期 2016年2月3日~2月14日

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かつては、メーカー、大学、研究機関の参加も多く、子供が(子供も)遊べる展示もあって、賑やかだったように思うのですが(近年は選にもれただけ?)・・・今回も混んではいましたが。

先端技術を駆使したメディアアートにも興味ある作品が多々あり、楽しめます。
今年は本格的な公開公演なんかもやってます。
エンターテイメント部門大賞の「正しい数の数え方」
(公演開始までの行列を見ると萎えますが)

アート部門
エンターテインメント部門
アニメーション部門
マンガ部門
功労賞
一点一点丹念に見ていると、大変時間がかかりますので、休み休み、興味ある分野に絞ってがオススメ!

ということで「こういうのもいい!と思った」作品を紹介します。

The Master by Riho Unt - trailer from Nukufilm on Vimeo.


アニメーション部門優秀賞
Isand (The Master)

短編アニメーション(18分00秒)
Riho UNT[エストニア]


一軒の家で、ある日を境に戻らなくなった主人(Master)の帰宅を待つ犬のPopiと猿のHuhuuを描いた短編アニメーション。Huhuuは最初、檻に入れられていたが、そこから出ることに成功すると2匹の共同生活が始まる。Popiは、実際はHuhuu以上に賢く強いのだが、従順かつ恭順な性格の持ち主であることから、Huhuuの気まぐれの前に屈服してしまう。そのHuhuuは愚かなまでに自由奔放な性格で、部屋の中を好き放題に散らかしてしまう。

傷を負ったPopiに餌を調達して持ち帰るHuhu。
ベットで添い寝するHuhuとPopi。
徐々に擬人化するHuhuuの行動が(生活が)荒れて来る。
そして、切ない結末が・・・・・
Popiの動き、表情が愛くるしい、悲しい。
Pipi


原作は、エストニアの作家フリーデベルト・トゥクラスの短編小説『Popi and Huhuu』(1914)である。コマ撮りによるリアルなパペット・アニメーション。
(HPの解説を部分的に引用しています)

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2016.02.04

神田明神豆まき式

出かけたついでに、神田明神豆まき式に参加してきました。
みかん一個受け取れました。(なんでミカンが投げられるんだろう、と思ったしだい)
以下、レポートです。

一番乗りで、豆まきを待つ人たち。
豆まき(豆拾い)参加待ち2番手行列から撮影。
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豆まき式スタートです。
定刻、江戸消防記念会の鳶頭による木遣りの声も高らかに、赤鬼・青鬼をはじめ、だいこく様・えびす様、雅楽を奏でる楽人、古式装束の神職に続き、氏子総代、特別崇敬者等年男代表が参進します。(HPから引用)

素人丸出しの拙い動画ですが、これもまたよしと・・・・。
言い訳(太陽が眩しくて、モニターが見ずらかった~)

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本殿で式典が行われています。

お偉方によるくす玉割。
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くす玉割の直前、待ちくたびれて倒れ?担架で搬送される方が・・・


鳴弦の儀(めいげんのぎ)
弓を天と地に向けて弾き邪気を払う儀式があります。
古代の武人の装束を着用した神職により、鬼門・裏鬼門の方角に向けて矢を放つしぐさをします。
※神田明神は江戸城の鬼門の守護神として有名です。(HPから引用)
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そして、いよいよ、豆まきが始まりました。(若い女性グループによる豆まき)


豆まきは、各組に分かれて何度も行われます。その度に豆拾いの観衆が入れ替わります。
(境内、行列を外れて撮影)
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帰り際、表門を出ると、豆まきに参加する人たちの行列が続く・・・
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