第19回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
第19回文化庁メディア芸術祭は、国立新美術館を中心に周辺会場の含めて開催されています。
会期 2016年2月3日~2月14日
かつては、メーカー、大学、研究機関の参加も多く、子供が(子供も)遊べる展示もあって、賑やかだったように思うのですが(近年は選にもれただけ?)・・・今回も混んではいましたが。
先端技術を駆使したメディアアートにも興味ある作品が多々あり、楽しめます。
今年は本格的な公開公演なんかもやってます。
エンターテイメント部門大賞の「正しい数の数え方」
(公演開始までの行列を見ると萎えますが)
アート部門
エンターテインメント部門
アニメーション部門
マンガ部門
功労賞
一点一点丹念に見ていると、大変時間がかかりますので、休み休み、興味ある分野に絞ってがオススメ!
ということで「こういうのもいい!と思った」作品を紹介します。
The Master by Riho Unt - trailer from Nukufilm on Vimeo.
アニメーション部門優秀賞
Isand (The Master)
短編アニメーション(18分00秒)
Riho UNT[エストニア]
一軒の家で、ある日を境に戻らなくなった主人(Master)の帰宅を待つ犬のPopiと猿のHuhuuを描いた短編アニメーション。Huhuuは最初、檻に入れられていたが、そこから出ることに成功すると2匹の共同生活が始まる。Popiは、実際はHuhuu以上に賢く強いのだが、従順かつ恭順な性格の持ち主であることから、Huhuuの気まぐれの前に屈服してしまう。そのHuhuuは愚かなまでに自由奔放な性格で、部屋の中を好き放題に散らかしてしまう。
傷を負ったPopiに餌を調達して持ち帰るHuhu。
ベットで添い寝するHuhuとPopi。
徐々に擬人化するHuhuuの行動が(生活が)荒れて来る。
そして、切ない結末が・・・・・
Popiの動き、表情が愛くるしい、悲しい。
原作は、エストニアの作家フリーデベルト・トゥクラスの短編小説『Popi and Huhuu』(1914)である。コマ撮りによるリアルなパペット・アニメーション。
(HPの解説を部分的に引用しています)
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