秋季展「古田織部没後400年記念 桃山茶陶と「織部好み」」
(右下)重要文化財 伊賀花入 銘からたち 桃山時代
(左上)割高台茶碗 朝鮮時代
秋季展「古田織部没後400年記念 桃山茶陶と「織部好み」」は畠山記念館で
平成27年10月3日(土)~12月13日(日)まで開催されています。
「織部好み」のデザイン性、意図されたフォルムの面白さもいいのですが、庭の紅葉を通り抜けて展覧会場に入ると、伊賀焼の焼き締め、素朴、やぶれかぶれ感がたまりません。
また、志野焼のソフトな色彩も気持ちが安らぎます。
全ての作品、一点一点が味わい深く、その美意識に魅了されます。
桃山時代の茶等陶世界を、伊賀、・備前・信楽・志野・黄瀬戸・織部・唐津・高取・上野を通して概観出来る良い企画展だと思いました。
HPから。
信長、秀吉、家康ら天下人に仕えた武将茶人古田織部(1544~1615)。利休が大成した茶の湯を引き継ぎながらも、大胆かつ自由な気風の茶を好んだことで知られています。織部の斬新で奇抜な創意は、桃山という時代の気運にのって開花し、「織部好み」とよばれるデザインが人々に支持されました。没後400年を記念した本展では、織部が活躍した時代の茶陶にスポットをあて、織部の志向した美のすがたに迫ります。織部所持の「割高台茶碗」や重文「伊賀花入 銘 からたち」ほか桃山茶陶の名品を一堂に展観します。
重要文化財 志野水差 銘古岸 桃山時代(11/5までの展示)
重要文化財 備前火襷水差 桃山時代
黒織部筒茶碗 桃山時代
鼠志野蓮紋平鉢 桃山時代
青織部手付向付 桃山時代
畠山記念館には度々訪れていますが、こんなに見事な紅葉に出合えたのは初めてです、幸運でした。
以下、スマホで撮影。
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